【電子ピアノ】ヤマハのCLPシリーズはここが違う!

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2020年01月12日

*ヤマハの電子ピアノ、CLPシリーズはここが違う! 「ヤマハの電子ピアノで演奏したいけれど機種の違いがわからない…」]]「アコースティックピアノに近い鍵盤はどれ?」 そういったお悩みの解決に役立ちますよう、今回はヤマハの電子ピアノCLPシリーズの違いを鍵盤・音に絞り分かりやすくご紹介します! ↓タッ […]

ヤマハの電子ピアノ、CLPシリーズはここが違う!

「ヤマハの電子ピアノで演奏したいけれど機種の違いがわからない…」
「アコースティックピアノに近い鍵盤はどれ?」

そういったお悩みの解決に役立ちますよう、今回はヤマハの電子ピアノCLPシリーズの違いを鍵盤・音に絞り分かりやすくご紹介します!

↓タップで下へ移動できます。

1.鍵盤のここが違う! 2.音のここが違う!

CLPシリーズのラインナップ

型名 展示色 税込販売価格
SCLP-6350 ダークアルダー調 ¥143,000
SCLP-6450 ホワイト ¥192,500
CLP-675 ローズウッド調 ¥258,500
CLP-685 黒鏡面艶出し ¥418,000

1、鍵盤が違う!

SCLP-6350の鍵盤は上の写真のように断面が真っ白。樹脂の鍵盤です。

SCLP-6450からは木製鍵盤です。

さらにCLP-675からは支点距離が長い「グランドタッチ鍵盤」となり、88鍵一つ一つ重さが異なる「88鍵リニアグレードハンマー」が搭載。

そしてCLP-685には「カウンターウェイト」が搭載されています。

型名 材質 支点距離 88鍵リニアグレードハンマー カウンターウェイト
SCLP-6350 樹脂製 短い - -
SCLP-6450 木製 短い - -
CLP-675 木製 長い あり -
CLP-685 木製 長い あり あり

1.5、鍵盤が違うとレッスンへどのように影響するの?

①指の形

軽い鍵盤で練習していると、指の形が正しくなくとも音が出せてしまいます。特に小さなお子さまですと、手が小さいため指を伸ばして弾きがちです。

しかし、レッスンでアコースティックピアノに触れてみると鍵盤が重く、ご自宅で練習していたように音が出せません。「どのようなタッチで弾くとイメージ通りの音が出せるか」が分からなくなってしまうのです。
そのため、先生の中でもアコースティックピアノへの「慣らし」の時間を数分設ける方が数多くいらっしゃいます。

「せっかくのレッスン時間がもったいない!」「お家でたくさん練習したのに…」「また先生に指の形を注意されてしまった」

楽しくレッスンを続けるためにも!上達するためにも!アコースティックピアノとのギャップを埋めることが重要です。

②力の入れ方

アコースティックピアノは1鍵1鍵重さが異なり、低音の鍵盤ほど重く、高音の鍵盤ほど少し軽くなっています。
たとえば、音階の練習で「低音から高音まで音の粒を揃えて弾きましょう」という時。鍵盤ごとに力の入れ方が異なり、繊細なタッチ変化が求められます。

ピアノは楽譜どおりに音が出せればいいのではなく、タッチの変化で曲に表情をつけて演奏するもの。

CLP-675以上の88鍵リニアグレードハンマーが搭載されている電子ピアノで、
「指の動かし方の練習」ではなく、しっかりとスラーやスタッカートなどの表現をつけたワンランク上の練習にしましょう!

2、音が違う!

CLPシリーズは全てヤマハのコンサートグランド「CFX」の音源が使われていますが、機種によって音の聞こえ方が異なります。

その理由の一つはスピーカー!
電子ピアノの下をのぞき込んでみると…?

SCLP-6350は下方に2つのスピーカー。
SCLP-6450は下方と前方に4つのスピーカーがあります。

CLP-675は下方と前方に6つのスピーカーで、上の写真のようにボックスタイプとなっています。

CLP-685は下方と前方に6つのスピーカーで、演奏者側に向いたスピーカーは重厚かつ輪郭のはっきりとしたクリアな音色を響かせます。

型名 スピーカーの数 アンプ
SCLP-6350 2 30W×2
SCLP-6450 4 (25W+25W)×2
CLP-675 6 (35W+50W+20W)×2
CLP-685 6 (50W+50W+50W)×2

2.5、音が違うと何が変わるの?

①強弱の幅

同じボリューム設定で弾き比べても、スピーカーの異なる機種では全く違う音量で聞こえます。
そして、そのボリューム設定で強弱をつけて演奏してみると、スピーカーが少なく小さい機種では、強弱のつけられる幅も狭いのです。

そのため、ご自宅の電子ピアノとレッスンでのアコースティックピアノを同じタッチで弾くと音の聞こえ方に大きな差が生まれるので、
鍵盤だけでなく音の面でも「どのようなタッチで弾くとイメージ通りの音が出せるか」が分からなくなってしまう
のです。

②タッチの差に気付けない

スピーカーの数が少ないと、一つのスピーカーが高音・中音・低音と多くを担うので音がにごり、こもってしまいます。

そのため、スタッカートやスラーなどの表現を練習する際になかなか差が分からず、ミスタッチにも気付きにくくなります。

曲を演奏するには、ただ鍵盤を押して音が出せればいいのではなく「楽譜に示されている表現を行うにはどのようなタッチで弾くか」を身につけることが大切なため、その練習のためにも音は重要なのです!

鍵盤・音を正しく比べよう!

電子ピアノも様々な種類があり「どう選べばいいか分からない…」という方は多いと思います。
鍵盤の重さを比べるため店頭で電子ピアノに触れても、ピアノの経験が無い方ですと「高音と低音で重さが異なる」ということをご存知ではないため、正しく比べられないこともございます。

そんな時はぜひ「ダンパーペダル(右のペダル)」を踏みながら低音から高音までドの音を弾いてみたり、同じ音を強弱をつけて弾いてみてください。
できれば、スタッフが演奏し音を聴いていただくのが一番です。

ピアノ選びでご不安なことも多いと思いますが「このピアノで練習したらこんな事ができるようになる!」というのはとても楽しいことです。皆さまがピアノを楽しく続けるサポートをいたします!

お問い合わせ

店舗名 島村楽器 仙台ロフト店
電話番号 022-264-9333

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