【電子ドラム】後悔しない電子ドラムの選び方、ドラム初心者の方必見!!店長が選ぶポイントお伝えします

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2021年03月22日

*ドラムアドバイザーのご紹介 **店長:金子 智和(かねこ ともかず) |ドラムを始めようと考えられている皆様、また既にドラムをやっているドラマーの皆様こんにちは!聖蹟桜ヶ丘店ドラムアドバイザーの金子です。小学5年生からドラムに憧れ学生時代を通じてドラムの楽しさに惹かれ、学業そっちのけのバンド一筋で […]

ドラムアドバイザーのご紹介

店長:金子 智和(かねこ ともかず)

ドラムを始めようと考えられている皆様、また既にドラムをやっているドラマーの皆様こんにちは!聖蹟桜ヶ丘店ドラムアドバイザーの金子です。小学5年生からドラムに憧れ学生時代を通じてドラムの楽しさに惹かれ、学業そっちのけのバンド一筋で生きてきました。この経験を活かして初心者の方へのスティックやアクセサリー選びから、ヘッド交換やペダル調整などドラムに関わる事をお手伝いさせて頂いています。また初心者の方への叩き方やツインペダルを使用したプチセミナーも開催してきました。聖蹟桜ヶ丘店でもドラムを始められる方を一人でも多く作るため、また長くドラムを楽しんで頂く為に、電子ドラムをはじめ、ドラムセット選びなどお手伝いさせていただきます。お気軽にご相談ください。

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電話をかける

楽器店で働くドラマーがおすすめする電子ドラムの選び方

ドラムを始めようと思っている方や、すでにやっている方にとって一番のお悩みポイントが「練習場所」ではないでしょうか。

私も実際ドラムを始めたばかりの頃は、ドラムセットもなくひたすら雑誌を叩いて練習したり、練習パッドを買って練習したりしてました。

が!!実際のドラムセットには足(バスドラ)があり、当たり前ですが雑誌とは全然叩いた感じが違う。。。

ドラムセットをご自宅における場合は良いですが、マンション住まいの方や音を気にされる方は現実的ではないかもしれません。

そんなときに電子ドラムの登場です。

実際にはヘッドフォンや別売りスピーカーを通して音を出すため、近隣の迷惑は最小限に抑えられる超便利アイテムです!

今回はそんな超便利アイテムの電子ドラムについて、メリット・デメリットも踏まえつつ楽器店のドラマー目線で細かく解説していきます。

実際にオススメな機種までじっくりと解説していきたいと思いますので、少し長くはなりますが、どうぞお付き合い下さい。


聖蹟桜ヶ丘店展示電子ドラムのご紹介

生ドラムと電子ドラムの違い

これまで散々超便利アイテムと言ってきましたが、実際生ドラムと電子ドラムでは大きく違ってくる点があります。


・各パッドとラックの大きさ
・パッドの素材
・強弱変化(ダイナミクス)
・店長オススメの電子ドラム

ポイントその1:ドラムセットの大きさの違いによる、セッティングの違い

大きさ

私が感じる生ドラムとの違いで一番大きいポイントが、この「大きさ」です。

価格にもよる部分はありますが、電子ドラムですと生ドラムより一回り小さくなるラックを搭載している機種が多いです。

生ドラム

電子ドラム

※1インチ:2.54cm

画像は一般的なドラムのサイズと電子ドラム(TD27SC-S)で比較しています。

画像でもお分かりのように、セット単体の大きさが違っています。まずはこの「大きさの違い」を理解した上で電子ドラムを検討された方がベターだと感じます。

特にラックが小さい電子ドラムだと「腕の移動」だけでタム回しをしてしまい、重心移動が身に付かず生ドラムで叩くとタム回しの際にバスドラがうまく踏めない。などの問題が出てきます。

実はドラムを演奏する上で意外と重要なポイントだったりもします。

じゃあラックがでかい電子ドラムしか駄目なのか!?

そんな事はありませんので、ご安心下さい。大事になってくるのが大きさの違いを理解した上での「セッティング」です。

近すぎず遠すぎない。腕を自然と伸ばした時に各パッドの中心にスティックが当たる感じが理想です。

分かりやすいのは電子ドラムの生ドラム画像の大きさの幅(インチ)を物差しやメジャーで図って頂きセッティングして頂ければOKです!

特に右側にあるロータム(13インチのやつ)とフロアタム(16インチのやつ)の距離感を合わせて頂ければおかしい事にはならないハズです!

ちなみに生ドラムですとこんな感じです↓(※身長170cmでの目安セッティング)

このようにご自分にあったセッティングがストレスなくできるモデルがオススメのポイント1です。

ちなみ余談ではありますが、2021年現在は各メーカー本物のドラムシェルのような電子ドラムも発売されています。(以下画像)

もはや見た目では本物!!!しかし実際はもちろん電子ドラムです。ただこうした電子ドラムはどうしても価格が高くなる為、なかなか手が届きずらいのも現実です。

またここまででっかい電子ドラム部屋に置けるん??といった問題も出てくるかと思います。。。

ポイントその2…パッドの素材

続いて電子ドラムを選ぶ際のポイントとしてはこの「パッド」です。実際のドラムは「ヘッド」と呼ばれる主にプラスティック製(メーカーにより異なる)の皮を、各太鼓に張って叩きます。

電子ドラムでは実際のヘッドは使用せず以下の素材がメインです。大きく分けて3種類あるので紹介します

ゴム(ラバー)パッド

・10万円未満の電子ドラムに採用されている
・耐久性が高い
・跳ね返りが強めで硬めの打感
・叩いた際の打音が比較的大きく階下に振動も伝わりやすい
シリコン(TCS)パッド

・YAMAHAのDTXシリーズに採用されている
・跳ね返りが自然で生ドラムに近い
・静音性が高く打音が比較的少ない
・リムショット可(モデルによる)
メッシュパッド

・生ドラムのようにセット全体で張り具合を調整可能
・メッシュ素材のため静音性が比較的高い
・叩いた際にスティックがすべる事がある
・リムショット可(モデルによる)

私のオススメとしてはシリコンorメッシュパッドが◎だと思います。

理由としては「叩いた後のリバウンド」という観点から、生ドラムに近い打感で自然に叩けるからです。

実際にはやはり構造上の違いもあり生ドラムとは異なるのですが、基本的なルーディメンツの練習・アップダウンストロークの練習・強弱変化の練習など細かいフレーズにも最適だと感じます。

ポイントその3…強弱変化

電子ドラムを選ぶ上で重要なのが「音」の部分だと思います。

実際の生ドラムですとスティックの角度や力の抜き具合、もっと言えばフィンガーコントロール、アップダウンストロークなどを駆使して自由自在に「音量」をコントロールする事ができます。

電子ドラムでは叩いた強さをセンサーが感知し、音源モジュールへ信号を送って発音する。というのが基本的な構造となっています。

その為電子ドラムにおける強弱変化「パッド」「音源モジュール」によって変わります。よりランクが高いモデルの方が良い音源モジュールを搭載している事が多く、「生ドラムに近い感覚」でご自宅でドラムを練習して楽しめます。ご自宅での録音にて使用される方や配信系、オンラインセッションなどより電子ドラムの表現力を必要とされる方は、20万以上の電子ドラムを選んだ方が良いかと思います。

私が感じる部分では、経験者の方はご存知の通りドラマーの方は意外と?細かい事を一生懸命やっています。代表的なのが、実際の音には聞こえない程の音量で叩く「ゴーストノート」と呼ばれている奏法です。

実はこのゴーストノートがドラムの「グルーブ」に繋がる重要なスパイスになってきます。

上記の(♩)の部分です。この部分が低価格帯の電子ドラムですとどうしても「強打」として発音されてしまい、音のメリハリがないドラムに聞こえてしまいがちです。

言うならばマシンガンをぶっ放してる感じです←語彙力

こうしたドラムにおける基本的でかつ重要な部分ですが、電子ドラムにとって「弱打」を発音する事は意外とハードルが高かったりもします。

電子ドラム選びは実際に「音を聞いて」「叩いて」から選ばれる事をオススメします

また、電子ドラムならではの楽しみ方の一つとして、各メーカー音源モジュールにはメトロノームを始めBluetooth機能やコーチ機能と呼ばれる様々な練習機能が内蔵されています。

自分に合ったサウンドや機能が搭載されているものを選ぶことで、より演奏が楽しく快適になりますので、ぜひ音源モジュールにも注目して電子ドラムを選んでみてください。

店長オススメの電子ドラム

以上の3つのポイント(大きさ・パッド・強弱変化)から私がオススメする電子ドラムはこちら

Roland TD-17KVX-S

TD-17KVX-S

メーカー 型名 販売価格(税込)
Roland TD-17KVX-S ¥180,400

※スローン・キックペダル・ハイハットスタンドが別途必要になります

スネア部分は12インチの大口径メッシュ・パッドを搭載し、ハイハットには市販のハイハットスタンドに装着できるVH-10を採用した人気モデル。また全てのパッドがメッシュパッドの事により、セット全体で張り具合も調整可能。音源には、フラッグシップ音源TD-50の最新技術を継承したサウンド・エンジン「TD-17」を装備。強弱変化の幅も広く、基礎練習やゴーストノートもしっかり「弱打」で発音してくれます。価格もギリギリ20万以内で収まる優れもの。私が欲しいです

DTX6K3-XUPS

メーカー 型名 販売価格(税込)
YAMAHA DTX6K3-XUPS ¥198,000
DTXシリーズの待望の新製品。生ドラムのラックシステムを販売しているYAMAHAにかできない安定感のあるラックを搭載。セッティングの幅も広く角度の調整など細かいセッティングにも対応できます。またパッドが全てシリコンパッドにより静音性が高く、自然な感覚でタム回しの練習が可能です。音源モジュールは新開発のこの度発売の「DTX-PRO」を搭載。新たにサンプリングした高音質音源、豊富なエフェクト機能を搭載した新しいドラムトリガーモジュールです。しかもこの価格でイス(スローン)・キックペダル・ハイハットスタンドが付属!クオリティ・価格ともにオススメ。

EXS-3SC

メーカー 型名 販売価格(税込)
ATV EXS-3SC ¥198,000

※スローン・キックペダル・ハイハットスタンドが別途必要になります。

こちらもRolandと同じくオールメッシュパッド採用。ATVはマルチセンサー(各パッドにセンサーが3つ)を搭載しており、生ドラムに近い感覚でドラムを楽しめます。またバスドラも10インチの大口径パッドを搭載しており、ツインペダルの反応も◎。ハイハットは生ドラムと同じ2枚構造となっており、独自の「非接触式センサー」によって素早い開閉でも遅れがなく、より高度なハイハットワークが可能です。入門用・自宅用としてぴったりです

電子ドラムの防振対策記事

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以上長くなってしまいましたが、少しでも気なることがあればお気軽にご連絡頂ければと思います。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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