【電子ピアノ】~自分にぴったりの電子ピアノを選ぶために~

イオンモール佐賀大和店

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2018年03月23日

電子ピアノ/デジタルピアノの選び方

SOUND/サウンドから考える電子ピアノ

なんと知っていただきたいことはたった4つだけ!

電子ピアノの音について

言葉で表すと音の世界はとても繊細で細かいので、難しく感じるかもしれません。人の感覚はとっても優れていますので初めての方でも、お店で実際のピアノの音を聞いたほとんどのお客様は違いを実感されます。ご自分で弾いてみるも良しですし、当店のスタッフも音だしをしますので安心してご来店下さい。どのピアノの響きが好きか、よりよいサウンドはどのモデルなのかきっとお分かり頂けます。

臨場感イメージ図

各メーカー別
音の傾向
違いが良く分かる
弾き比べするための
おすすめの電子ピアノ機種
ヤマハ
明るくすっきりとした音
CLP675/CLP635
NU1X
カワイ
柔らかで重厚な音
CN37/CN370GP
CA98/CA9800GP
ローランド
包まれ感と響きの変化に富んだ音
RP501
HP605GP
カシオ
シャープではっきりとした音
GP500/GP300
PX770
コルグ
明るく力強い音
G1Air

いい音を聞分けるおすすめの方法

立ったまま2~3音だけ弾く~高音の数音だけ音を出してみる~というお客様の姿を良く見かけます。でも出来ればお客様にはまずは椅子に座っていただくことがオススメです。そして低音から高音まで一音づつでもいいので弾いていただくとより良いです。これは最近の電子ピアノが座った演奏者によりよいようにスピーカーを配置しているためです。座って落ち着いて弾いてみるとさらに色々なことが見えて感じていただけます。そこは是非店頭で体験!お待ちしてます!!

電子ピアノおすすめ

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押さえておきたい電子ピアノの音の比較ポイント1
「サンプリング」は本物のグランドピアノ

各メーカーが思う最高峰のコンサート用グランドピアノの音を分析、録音しています。この作業をサンプリングといいます。電子ピアノはサンプリングした音を鍵盤をスイッチとしてスピーカーで発音する仕組みです。(概ねすべての電子ピアノが対応しています。)

KAWAI 電子ピアノヤマハCFX コンサートグランドピアノ

このジャンルの人気電子ピアノ

メーカー
品番
定価
(税込)
販売価格(税込)
YAMAHA
SCLP-6350
オープン ¥156,600

お客様に選ばれているポイントは聞きなれたヤマハサウンドと、15万クラスの電子ピアノにもかかわらず世界の銘器「ベーゼンドルファー」のサウンドがこの一台に収録されていることです!

YAMAHA SCLP-6350

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押さえておきたい電子ピアノの音の比較ポイント2
「サンプリングで大事なこと」

価格やメーカーによってサンプリングには細やかさに段階があります。細かく繊細にサンプリングされた音源を搭載したモデルが上位機種の電子ピアノになります。生のピアノは同じ音程のドでも、弾く時の強弱や長さで音の雰囲気が変わります。

音の変化

また他の音と同時に弾いたりペダルを使用すると共鳴しピアノ独特な響きになります。このリアル感にこだわったピアノ音作りが違いになります。(概ね15万円クラスから)

強く弾いたときの音小さく弾いたときの音ペダルを使ったときの音ピアノの様々な共鳴音

このジャンルの人気電子ピアノ

メーカー
品番
定価
(税込)
販売価格(税込)
ローランド
HP605GP
黒木目調
オープン ¥215,460

ローランドだけが採用しているスーパーナチュラル・ピアノ・モデリング音源。アコースティック・ピアノの発音原理をデジタル技術で再現。弦をはじめとしたピアノの各部が複雑に干渉して生まれる“生きたピアノ音”を創出します。繊細に変わる音色、そして余韻や響きまで、演奏者のタッチや感情に合わせて瞬時に変化する表情豊かな音は、従来のサンプリング音源ではかなえられなかった、ピアノという楽器の醍醐味、美しく重なっていく倍音の響きを感じて演奏ができます。

ローランド 電子ピアノ/デジタルピアノ HP605

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押さえておきたい電子ピアノの音の比較ポイント3
「スピーカー」

電子ピアノは価格帯によってスピーカーの質や数が違います。スピーカー数はスタンダードモデルで2機、ワンランク上のモデルでは4機、6機と増えていきます。これによりよりよい、ピアノらしい音の聞こえを実現しています。

2WAYサウンドイメージ図3WAYサウンドイメージ図

店頭でご案内していると、お客様によっては住宅事情などで大きな音量は必要ない、とお考えの方もいらっしゃいます。ところがスピーカーの数と質は、実は音のパワーの違いというよりも繊細な響きを演奏者に感じさせることが出来るかどうか、ということが重視されています。小さい音でしか練習できないという方ほど高性能のスピーカーと4スピーカーのモデルがおすすめです。(概ね20万円クラス)

電子ピアノ
スタイル
2スピーカー 4スピーカー 6スピーカー以上
スリムタイプ
10万円
クラス
ヤマハ:P45
ヤマハ:YDPS52
コルグ:B1/LP180/LP380
カシオ:PX160/PX770
Roland:FP30/F140R
ヤマハ:P115
カシオ:PX870
カシオ:PX2000GP
コルグ:G1Air
スリムタイプ
15万円
クラス
Roland:DP603
スリムタイプ
30万円
クラス
Roland:KF10
スタンダード
10万円
クラス
カシオ:AP260
ヤマハ:YDP143/YDP163
カワイ:CN27
Roland:RP501
カシオ:AP460
スタンダード
15万円
クラス
ヤマハ:CLP635
ヤマハ:SCLP6350
Roland:HP603
カワイ:CN37
カワイ:CA48
カワイ:CN370GP
スタンダード
20万円以上
クラス
ヤマハ:CSP150 カワイ:CA58
ヤマハ:CSP170
ヤマハ:CLP645
ヤマハ:SCLP6450
ヤマハ:NU1X
Roland:HP605GP(6)
Roland:LX7GP(6)
Roland:LX17(8)
ヤマハ:CLP675(6)
ヤマハ:CLP685(6)
ヤマハ:N1(6)
カワイ:CA78(6)
カワイ:CA9800GP(7)
カシオ:GP300(6)
カシオ:GP500(6)
  • カッコ()内の数字はスピーカー数

このジャンルのNEW電子ピアノ

メーカー
品番
定価
(税込)
販売価格(税込)
カワイ
CA9800GP
オープン ¥345,600

お客様に選ばれているポイントはこの価格ではカワイだけのスピーカーシステム。アコースティックピアノ同様に響板自体を振動させて音を響かせる【響板スピーカーシステム】を搭載。自然な深みと迫力ある響きを再現しました。上前方に向けた6つの中高音域スピーカーと組み合わせることで、グランドピアノ同様の音の包まれ感を体感できます。

CA9800GP背面の響板スピーカー

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押さえておきたい電子ピアノの音の比較ポイント4
「最大同時発音数」

電子ピアノの性能を示す言葉に同時発音数というものがあります。電子ピアノの歴史では同時発音数が16音・32音・64音・128音・256音と2倍ずつ進化してきました。初期の電子ピアノは同時発音数が16音というモデルでした。これは同時に17個の音を出すと1つ音が出ないというレベルの楽器で、中級曲の演奏には難がありました。

・・・ここまで読んで「17個同時に弾くなんてありえない」・・・と思われましたでしょうか?

普通に考えると確かに10本の指で出せる音は10音です。ところがピアノはペダルを使って音を伸ばしたり重ねる演奏方法があります。つまりペダルを使えばピアノの88鍵すべてを同時に発音させることも可能なのです。二人で弾く連弾の場合や、ペダルを使用して、音の残響の上にさらに音を重ねていくような音楽では、同時発音数が少ないと表現できない場合がありました。これを以前は音切すると言っていました。

しかしこの音切れ問題、現在は大きな心配は無くても大丈夫です。現在のモデルでは少なくとも64~128の同時発音数が確保されているためです。確かに256音が豊かな響きですが、どのモデルも基本的なピアノの演奏上には音切れしない十分な数値の為、ピアノらしい響きの表現が出来るようになっています。

そして2015年、ローランドが新機軸を製品化。最大同時発音数は無制限の時代に突入しています。

最大同時発音数 64音 128音 192音 256音 無制限
スリムタイプ
10万円クラス
ヤマハ:
P45
カシオ:
PX160/PX760
Roland:F140R
Roland:FP30
コルグ:
B1/LP180/LP380/G1Air
ヤマハ:
P115/YDPS52
カシオ:PX860
カシオ:PX1500GP
-
スリムタイプ
15万円クラス
Roland:FP50/FP80 Roland:DP603
スリムタイプ
30万円クラス
Roland:KF10
スタンダード
10万円クラス
カシオ:AP260
Roland:RP501
ヤマハ:
YDP143/YDP163
カワイ:CN27
カシオ:AP460
スタンダード
15万円クラス
カワイ:CA48 カワイ:CN37
カワイ:CN370GP
ヤマハ:
CLP635/SCLP6350
Roland:HP603
スタンダード
20万円クラス
Roland:HPi50e ヤマハ:CLP645/CLP675/CLP685
ヤマハ:ヤマハ:SCLP6450
ヤマハ:CSP150
ヤマハ:CSP170
カワイ:CA58
カワイ:カワイ:CA78
カワイ:CA98
カワイ:CA9800GP
Roland:HP605GP
Roland:LX7GP
Roland:LX17
ハイブリッドピアノ ヤマハ:NU1X/N1
カシオ:GP300
カシオ:GP500
-

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TOUCH/タッチから考える電子ピアノ/デジタルピアノ

ここでも押さえて置きたいポイントは3つだけ!

電子ピアノの鍵盤について

低音域で重く、高音域にいくほど軽くなるのがグランドピアノの鍵盤です。

グランドピアノのハンマー

各メーカー共にプロのピアニストにテストモデルの電子ピアノを演奏してもらいながら細かい調整を行い、ピアノ独特の微妙な重みや弾き心地の再現を目指しています。現在の電子ピアノでは鍵盤を弾いたニュアンス(例えば弱さ強さ)をキャッチするセンサーの数や細やかさの違いが価格に反映しています。

タッチ

ピアノの練習は「どんなふうに弾いたらどんな音が出るか」という事を繰り返します。音を出すためのスイッチである鍵盤のシステムは各メーカーがしのぎを削るこだわりポイントです。わかりやすいので「連打性能」が頻繁に比較項目に挙げられますが、実はそれだけではありません。ワンランク上の電子ピアノではピアノに近い自然なタッチとは何かを追求し、演奏者が表現したい気持ちを音に伝える鍵盤システムを開発しています。

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押さえておきたい電子ピアノ鍵盤の比較ポイント1

大きく分類すると下記の3タイプが電子ピアノの鍵盤には存在。

1.スタンダードなシステム

スタンダードな鍵盤システムでは基本的にグランドピアノ同様にバネを使わない鍵盤アクション構造です。ハンマーの重みによって、弾いた時の沈み具合や指を離した時の自然な鍵盤の戻りを再現。連打性能だけならアップライトを凌ぐとも言われています。概ね15万円クラスにはグランドピアノ特有の鍵盤のクリック感を再現したモデルになります。

画像レットオフのイメージ

【グランドピアノ特有の鍵盤のクリック感の名称】

  • ヤマハ:エスケープメント
  • カワイ:レットオフフィール
  • ローランド:エスケープメント

名称は違いますが概ね機能は共通です。

2.鍵盤部が木製

木製の鍵盤では鍵盤のしなりや本物ならしいシーソー式の鍵盤の動きなどが再現。グランドピアノ鍵盤はてこの原理ですので、電子ピアノの木製鍵盤では鍵盤長さが長くなり、グランドピアノに支点距離が近くなることでピアノらしさを追求しています。打鍵後の鍵盤戻りが早く、自然な感触は演奏の喜びを感じるワングレード上の鍵盤です。

画像鍵盤イメージ2

【木製鍵盤搭載モデル】

メーカー 品番 販売価格(税込)
ヤマハ CLP645/SCLP6450
CLP675
CLP685
CSP170
¥210,600 
¥275,400 
¥367,200 
¥275,400
カワイ CA48
CA58
CA78
CA98/CA9800GP
¥171,720 
¥214,920 
¥279,720 
¥345,600
ローランド
(ハイブリッド鍵盤)
DP603
HP603
HP605
LX7
KF10
LX17
¥167,400 
¥149,040 
¥215,460 
¥279,720 
¥345,600 
¥442,800 

3.生ピアノの鍵盤アクションシステムを丸ごと搭載

ヤマハのハイブリッドピアノはグランドピアノやアップライトピアノの鍵盤アクションシステムをそのまま搭載した電子ピアノです。確かな手ごたえを実感できる電子ピアノです。

アップライトピアノアクションハイブリッドピアノアクション

【ハイブリッドピアノ】

メーカー
品番
販売価格
(税込)
スタイル
ヤマハ
NU1X
¥429,840 アップライトピアノ型

【ハイブリッドピアノ/アバングランド】

メーカー
品番
販売価格
(税込)
スタイル
カシオ
GP300
¥291,600 グランドピアノ型
カシオ
GP500
¥388,800 グランドピアノ型
ヤマハ
N1
¥702,000 グランドピアノ型
ヤマハ
N2
¥1,134,000 グランドピアノ型
ヤマハ
N3X
¥1,728,000 グランドピアノ型

N2 アバングランドN3 アバングランド

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押さえておきたい電子ピアノ鍵盤の比較ポイント2
アイボリーフィール/アイボリータッチ/象牙調仕上げ鍵盤

最高級のグランドピアノの鍵盤は、白鍵では象牙、黒鍵では黒檀(高級な硬い木の種類)が使用されています。昔から鍵盤の素材は、しっとりと指に吸いつく手触りが好まれることから白鍵は象牙、黒鍵は黒檀が最良とされ、古くから使用されてきました。電子ピアノの鍵盤でも研究に取り組み、まったく新しい鍵盤素材を開発。この象牙や黒檀に近づくよう、見た目、質感、弾き心地までこだわった新素材の鍵盤が現在では10万円クラスの電子ピアノにも標準採用されています。

象牙調鍵盤 鍵盤の吸湿性

新素材鍵盤の4つメリット

  • 感触に暖かみがあり、弾き心地が良い
  • 吸水性に優れ長時間の演奏で指が汗ばんでも滑りにくい
  • 吸音性もあり。打鍵時の爪などが接触してもノイズが少ない
  • 帯電性が少なくホコリが付きにくい

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押さえておきたい電子ピアノ鍵盤の比較ポイント3

10万円クラス以上の電子ピアノでは多くのモデルが2~3点の高精細センサーを搭載。鍵盤を弾く強さ弱さをセンサーがキャッチしますのでセンサーは多いほうがピアノらしく反応、連打性能もあり、何より微妙なニュアンスやコントロールをより細かく再現します。一般的なデジタルピアノでは弾く速さを音の大きさとして検出。そのため、同じ速さで弾くと誰が弾いても同じ音になってしまいますが、ワンランク上の電子ピアノでは弾く速さだけでなく、弾き方の違いまでも検出して再現しています。

カシオ 3センサーキー

【3センサー方式の電子ピアノ】

  • カシオ:全機種/3センサースケーリングハンマーアクション鍵盤
  • ヤマハ:CLPシリーズ全機種/GH3X、NWX
  • カワイ全機種/RH3、グランド・フィール・アクション2、RM3グランドⅡ
  • ローランド全機種:通常鍵盤RHA4/木製鍵盤PHA50鍵盤

ハイブリッドピアノは鍵盤の動きを感知するセンサーは2つですが、タッチに影響を与えないためより良いといわれる非接触型となっています。キーセンサーとハンマーセンサーのふたつのセンサーが、アクションの動きを正確にとらえるため、演奏者の指先から生まれる微妙なニュアンスまで表現します。

いい鍵盤を感じるおすすめの方法

ピアノがはじめてという方でも、メーカーごとの鍵盤作りの違いや価格帯の違いで設定されている独特なクリック感、鍵盤の抵抗感を感じることができます。

立ったまま2~3音だけ強く弾く~高音の数音だけ音を出してみる~というお客様の姿を良く見かけます。出来ればお客様にはまずは椅子に座っていただくことがやはり1番オススメです。そしてリラックス!人差し指から小指までをそろえてゆっくりと鍵盤をそっと押してみましょう。音は出なくてもOK。するとワンランク上の電子ピアノとお求め安いモデルの鍵盤のしっかり感が実感できます。座って落ち着いて弾いてみるとさらに色々なことが感じていただけます。そこは是非イオンモール佐賀大和店で体験を!お待ちしてます!!

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お問い合わせ

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ご購入前の各種ご相談を承っております。掲載商品以外にも、お探しのピアノがございましたらお気軽にお問い合わせください。

ご来店を心よりお待ちしております。

店舗 島村楽器 イオンモール佐賀大和店
電話番号 0952-64-8023
住所 〒840-0201 佐賀県佐賀市大和町尼寺3535 イオンモール佐賀大和2F

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※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。