<ヴィオラ> Maurizio Tadioli, Italy – Cremona, 2021, Viola, Model; Guarneri del Gesu 1743 “Il Cannone” マウリツィオ・タディオリ
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2022年03月05日
Maurizio Tadioli, Italy - Cremona, 2021, Viola, Model; Guarneri del Gesu 1743 "Il Cannone"
イタリアのアンティーク楽器製作の第一人者であるMaurizio Tadioli(マウリツィオ・タディオリ)氏の最新作が入荷しました。今回は7年ぶりの入荷となったヴィオラ 『Il Cannone(通称:カノン )』が完成です。名器の猛々しいフォルムやfホールの配置等を崩さずに忠実にヴィオラサイズに拡大されており、サイズは41.0cmとなっています。2022年初売りからここシマムラストリングス秋葉原で展示、全国の島村楽器での試奏も可能です。ぜひお問い合わせお待ちしております。
"Il Cannone"の由来
Guarneri del Gesu 1743 "Il Cannone" - Peter Biddulph著:"The Violin Masterpiece of Guarneri del Gesu"より
「悪魔に魂を売った代償に凄まじいテクニックを手に入れた」と言われるほど、伝説的な超絶技巧のヴァイオリニスト:Niccolò Paganini(ニコロ・パガニーニ 1782年生-1840年没)。そのパガニーニが、1802年から「生涯のパートナー」として愛用した名器がGuarneri del Gesu 1743 “IL Cannone”(以下カノン)です。現在カノンは、ジェノヴァの市庁舎の一部が博物館となっているトゥルシ宮にある「Sala Paganini」に展示・保管されています。
Maurizio Tadioli, Italy - Cremona, 2021, Viola, Model; Guarneri del Gesu 1743 "Il Cannone"
【DETAILS】 -Body Length: 41.0cm -Upper Bouts: 195mm -Middle Bouts: 133mm -Lower Bouts: 240mm -Certificate: Maurizio Tadioli |
Maker 製作家名 |
Maurizio Tadioli マウリツィオ・タディオリ |
---|---|
Country 製作地 |
Italy/Cremona イタリア/クレモナ |
Year 製作年 |
2021年 |
Price 税込価格 |
¥3,000,000 |
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Maurizio Tadioliプロフィール
1967年 クレモナ生まれ。学生時代は優れたオルガニストでもあった。祖父Carlo Pizzamiglioの影響で弦楽器製作のキャリアをスタートさせる。
1984年 バーニャカヴァーロ・コンペティション1位(Violin)
1990年 同コンペティション2位(Violin)
1992年 同コンペティション3位(Violin)・2位、 ほかアメリカなどでも受賞歴多数。
アンティーク風楽器製作のエキスパート。彼の楽器入手は世界的に入手困難。
現在は製作の傍ら、Pisogne国際バイオリン製作コンクールの審査員、ピラストロ社の商品開発のアドヴァイザーを務めるなど、多忙を極める。
ストラディヴァリウス所有のマテオ・フェデッリ氏、ガルネリ・デル・ジェス使用のスーザン・ホウ氏ら、オールド銘器所有のプロプレイヤーが使用楽器のレプリカ製作の依頼することも多い。アンティーク風新作楽器製作における、今やクレモナの最先端シーンを先導する名工。
Maurizio Tadioli使用演奏家: Matteo Fedeli (マテオ・フェデッリ), Yi-Jia Susanne Hou (イージャ・スザンヌ・ホウ), Jenny Scheinman, Harry Skura ... ほか。
ドイツ国家資格マイスター:茂木顕による厳選買い付けコレクション
当社のヨーロッパ買い付けの弦楽器は、ドイツ国家資格マイスターを所持する茂木顕(もてきけん)が、全品試奏&全品検品を徹底のもと、製作家・鑑定家より直接仕入れております。
その様子は島村楽器公式ブログにて詳しく、楽しく、オープンに公開しておりますのでどうぞご覧下さい!
茂木顕プロフィール
東京バイオリン製作学校卒業。国内の専門店・製作工房に勤務後、ドイツのバイオリン製作家ステンゲル氏の工房に就職。2001年ドイツ国家資格であるバイオリンマイスター試験に合格。その後、ハンブルグの老舗ヴィンターリンクで工房長として勤務する。2004年から島村楽器の専属マイスターとなり、弦楽器の買付や工房の運営などをこなすスペシャリストとして活躍中。
この記事を書いた人 - Writer
糸山 和慶 Kazuyoshi Itoyama
シマムラストリングス秋葉原 店長
Manager
東京生まれ。2004年島村楽器入社。才能教育研究会研究科C修了。大学時代にはサイトウキネンフェスティバル(現・セイジ・オザワ 松本フェスティバル)、ザハール・ブロン公開レッスン(横浜みなとみらいホール)等、クラシック音楽マネージメントの現場を多数経験したほか、福祉施設でのアウトリーチ活動にも携わる。
現在は、シマムラストリングス秋葉原の店長および全国の島村楽器の弦楽器販売を推進する役割を担いつつ、国内外の営業と展示会の企画、海外買い付け業務と輸出入の実務を担当。また、ニコロ・サンティ"NSN60S"や葉加瀬太郎シグネチャーモデル"Antonio Tarontino"等のヒット商品を仕掛けるなど、商品開発にも積極的に取り組んでいる。
Language: English
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