【ワールドピアノフェスタ】 ピックアップ特集

ピアノセレクションセンター

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2012年05月11日

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ワールドピアノフェスタでは世界の3大ピアノを筆頭に、数多く出展させていただきますが、今回はそれらの内
スタインウェイ ベヒシュタイン ザウターをピックアップし、ご紹介させていただきます。

ハイクォリティサウンドでお楽しみいただける様になりました。

今回の動画より、お手持ちのヘッドフォン、スピーカー等をPCに接続し、ご視聴いただきますと、生々しく鮮明な音色をお楽しみいただけます。是非お試し下さい。

スタインウェイ | ベヒシュタイン | ザウター

スタインウェイ

スタインウェイ・アンド・サンズ

ドイツからアメリカへ移民したハインリッヒ・エンゲルト・シュタインヴェーグ親子が、ベヒシュタインと同じく1853年に、ニューヨークで創業したピアノメーカーです。
ベヒシュタイン、ベーゼンドルファーと並んで、世界のピアノメーカー御三家の一つに数えられてます。1853年にアメリカ・ニューヨークで創業。1880年以来、ドイツのハンブルクにも生産拠点を置いています。スタインウェイのピアノは、世界で最も有名なピアノの代表格であり、多くの伝説的なピアニストや作曲家達の信奉の結果、「神々の楽器」 (The Instrument of the Immortals) として知られるようになりました。

スタインウェイはフレーム(鉄骨)で鳴らす

フレーム

と表現される程、フルコンサートピアノのパワフルさは圧巻で、大ホールでの演奏に適しています。煌びやかな音色とパワフルさがスタインウェイの特長です。スタインウェイのフレームは、他社のフレームと比べると非常に薄く作られており、響板程ではありませんが、弦振動を受けてフレームも振動しています。そしてそのフレームの振動をリムに伝えて、スタインウェイ独特の金属的な音の成分を鳴らしているのです。

Steinway & Sons C-227

【ハイクォリティ動画】

ワーグナー、マーラー、ラフマニノフ、ホロヴィッツ、グールド…。幾多の芸術家に愛されてきたスタインウェイ。そして現在も、数多くのスタインウェイアーティストがスタインウェイで『音楽=芸術』を表現し続けています。象牙白鍵、黒檀黒鍵。スタインウェイ特許のレゾナンスアクションとデュープレックススケール。一体成型で創られたリム、今では入手不可能なルーマニアスプルースの響板。これらのスタインウェイシステムで創られた、奥行227cmのこのピアノから産み出される『イニミタブルトーン(比類なき響き)』で、あなたの音楽を表現してみませんか。1957年ハンブルグ製(製造番号357123)。ドイツ・ピアノマイスターによりリビルドされ、輸入後に数回調整を入れていますので安心してご使用いただけます。中低音部は奥行227cmという大きさのスケール感が実感できる豊かな響き。高音部はその豊かな中低音の上に美しく調和します。『音楽を表現するイマジネーションが次々とあふれ出す』、そんな体験ができる逸品です。

C-227   鍵盤   エンブレム

ピアノコンシェルジュスタインウェイ(中古) グランドピアノ C-227も合わせてご覧下さい。


スタインウェイの秘密

当センター調律師、イシイが綴る"スタインウェイの秘密"。
スタインウェイピアノの構造や材質、設計等についてご紹介させていただいております。

Vol.1 Vol.2 Vol.3 Vol.4


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スタインウェイ | ベヒシュタイン | ザウター

ベヒシュタイン

ベヒシュタイン

1853年にカール・ベヒシュタインがドイツ・ベルリンで創業したメーカーです。
ドビュッシーを始め、数多くの著名な音楽家から絶賛された名器で、創業期の日本楽器(現ヤマハ)が河合小市氏(後に河合楽器を創設)・大橋幡岩氏らを技術研修の為にベヒシュタインへ派遣し、輸入総代理店契約を結んだ事が日本のピアノの夜明けとなった事はあまりにも有名です。アメリカのスタインウェイとは対照的に、第二次大戦により生産拠点が壊滅的な打撃を受け、大戦後は連合軍の管理下に置かれ、その後1963年にはアメリカのボールドウィンに買収され、長い低迷期を送りました。1986年5月ドイツ人のピアノ製作マイスター、カール・シュルツェ氏が経営権を買い戻し、あらゆる意味においてドイツに戻り、ドイツを代表する名器として世界市場への復活を遂げました。

ベヒシュタインは響板で鳴らす

響板

ベヒシュタインのクリアーで透明感のある音は響板から生まれ、聴く者の心を震わせます。その落ち着きのある上品な響きを初めて耳にする方は、ピアノの音色に対するイメージが変わるかもしれません。タッチレスポンスが素晴らしく、その音色は演奏者の表現したい情景を変幻自在に描写してくれます。

C.BECHSTEIN Model-B

【ハイクォリティ動画】

フランス印象派の巨匠、『ドビュッシー』
彼は生前、ベヒシュタインをこよなく愛した作曲家でした。彼のピアノ楽曲の殆どは、ベヒシュタインで作曲されたと言われています。今回ご紹介させていただくB型は1917年製であり、ドビュッシーの亡くなる前年に製造されたピアノです。晩年のドビュッシーと同時代のベヒシュタインを是非ご試弾いただきたく思います。

ドイツ・シュツットゥガルトより車で20分の当社と取引のあるピアノメーカー様ご紹介で個人所有のお客様より買い取らせていただきました。元々が大変素性の良い状態の良いピアノを、当社で丁寧に修理調整しました。

Model-B   鍵盤   内部

ピアノコンシェルジュ(中古) グランドピアノ ベヒシュタイン B型も合わせてご覧下さい。


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スタインウェイ | ベヒシュタイン | ザウター

ザウター

ザウター

ザウター創業者のヨハン・グリムは、ベートーベンのピアノを製作していたシュトライヒャーにピアノ製造を学び、ウィーンの流れをくむピアノ製作を始めました。1819年、故郷のドイツ南部シュパイヒンゲンに修行から戻り、創業したメーカーがザウタ-です。ヨハン・グリムの甥カール・ザウターが跡を継ぎ、1846年ピアノ工房から工場へと発展をさせました。独立して現存するメーカーとしては世界で一番古いメーカーです。重厚な中低音とキラキラとした高音は南ドイツ・ウィーン派の音色を引継ぎ、明らかに北ドイツのメーカーとは異なります。ザウターの手法は出来る限り響板を薄くし、且つ球状に膨らませる事によってそのボリュームのある開放的でブリリアントな音色を実現しています。イグナツ・ベーゼンドルファーは、ザウターのピアノに惚れこんで、ピアノ製造を始めたと言われています。

脈々と息づく伝統

SAUTER_1    SAUTER_2

ザウターピアノは今も、創業者の出身地ドイツ・シュパインヒンゲンという町でつくり続けられています。190年余の歴史と伝統を受け継ぎつつ、最新の技術革新を重ねてヨーロッパの品格あふれるピアノを創り続けています。

SAUTER 185-Delta

【ハイクォリティ動画】

何か特別なものとの出会い。さまざまなニュアンスを弾き分けることのできるバランスの取れた繊細なタッチ感を実感できます。多種多様な音色を持ったこのピアノは基準であるとともに、常に新しい驚きで、弾く人を魅了します。響板は山岳地帯で生育したトウヒ材。特製ハンマーフェルト。真鋳製ダブルキャスター。ソステヌートペダル。無垢のカエデ材の大屋根支え棒が、より鮮明な響きをもたらします。力強さと、木のぬくもりを感じる繊細さを併せ持った1台です。高音域のやさしく可憐な音と、重厚で迫力のある低音域の音、バランスの取れた響きをお楽しみいただけます。

185_Delta   鍵盤   内部

ピアノコンシェルジュザウター ピアノ 185デルタも合わせてご覧下さい。


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スタインウェイ | ベヒシュタイン | ザウター


今回ご紹介させていただきました3社以外にも、ベーゼンドルファー、グロトリアン、シンメル等、ワールドピアノフェスタの名に恥じないラインナップをもちまして、お客様のご来場をお待ちしております。


島村楽器ピアノセレクションセンター ワールドピアノフェスタ

会場・日程のご案内

日程 2012年 5月26日(土)~2012年 6月 3日(日)
※期間中定休無し※
会場 島村楽器ピアノセレクションセンター2Fショールーム
(駐車場7台有り)
住所 〒336-0034
埼玉県さいたま市南区内谷5-15-3
電話番号 0120-583-717
営業時間 10:00~18:00
備考 お越しの際は事前にお電話での御予約お願い致します。

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