【グランドピアノ】ボストンピアノ『パフォーマンス・エディション』のご紹介

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2009年12月01日

ボストンピアノが生まれ変わりました。

2009年11月、ボストンピアノニューモデル『パフォーマンス・エディション』が発売されました。
発売に先立ち、ショールーム展示用として、『新しいボストン』をスタインウェイジャパンセレクションセンターへ選定に行ってまいりました。
ボストンニューモデル選定してきましたボストンニューモデル選定してきました

ボストンニューモデル選定してきましたボストンニューモデル選定してきました

今回のモデルチェンジで、大きく変わった点は、『グランドピアノのリム(側板)』、そして『ピン板』と『デザイン』です。

♦リム(側板)

ボストンのグランドピアノ『パフォーマンス・エディション』のリムは、スタインウェイの伝統的な工法を継承した、『一体成型』が取り入れられています。
アウターリム(外側部分)にはマホガニー材、インナーリム(内側部分)にはメイプル材を使用し、柾目の木目方向をそろえて貼り合わせ、一工程でグランドピアノの形に成型しています。
リムの『一体成型』を取り入れたことにより、ピアノ本体の耐久性が向上したことに加え、響板の振動がリム全体に伝わり、響きの豊かさが更に良くなりました。

♦ピン板

今までのボストンのピン板は、一般的な『積層ピン板』と呼ばれる方式でしたが、『パフォーマンス・エディション』では、スタインウェイと同じ思想の『オクタグリップピンブロック』が採用されています(グランド、アップライト両方に採用)。

オクタグリップピンブロック
これは、11枚の堅木メープルの木目方向を60度ずつ、ずらして貼り合わせ、木目がチューニングピンを全方向から支えるようにして、調律の保持力を高める設計です。
ちなみに、スタインウェイのピン板は『へクサグリップピンブロック』と呼ばれ、3枚のブビンガーと3枚のカエデの計6枚の板を45度ずつ、ずらして貼り合わせてあります。

♦デザイン

アップライトピアノは、ニューヨークスタインウェイと同じスタイルとなり、前面パネルが譜面台にできる設計に変わりました。

通常使用時前面パネル使用時
右の画像のように前面パネルを譜面台にできると、両脇の隙間から音が出て、演奏者に直接聞こえるようになります。
また、楽譜への書き込みもやりやすくなります。
さらに、鍵盤蓋は途中で手を離してもゆっくり閉じる『スローフォール方式』に変わりました。

スローフォール方式鍵盤蓋 スローフォール方式鍵盤蓋

ピアノセレクションセンターでは、旧モデルと新モデルを比較できる展示にしております。

ボストンピアノ展示中
ぜひ一度、新しいボストンピアノ『パフォーマンス・エディション』の素晴らしさを体感してください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

ボストンピアノ展示中

ボストン パフォーマンス・エディション 展示品のご紹介

商品画像 モデル 税込販売価格 コメント 商品の詳細
GP-178PE GP-178PE ¥2,350,000 シルクの織物のような艶を持つ美しい音色が魅力の一台です。
ただいま2台から選定できます。
L178/W151/H102cm
333kg
GP-163PE GP-163PE ¥2,050,000 ほどよい抵抗感でしっかり演奏できるタッチが魅力の一台です。 L163/W151/H102cm
322kg
GP-156PE GP-156PE ¥1,800,000 高品質の小型グランドピアノをお探しの方にお奨めです。 L156/W151/H102cm
311kg
UP-132PE UP-132PE ¥1,450,000 色彩豊かな響きとレスポンスの良いタッチが演奏を楽しくしてくれます。 H132W154D67cm
302kg
UP-118PE UP-118PE ¥850,000 高さ118cmの本体からは想像できない豊かな音量と演奏感が魅力です。
ボストンアップライトピアノの中では一番支持されています。
H118/W151/D60cm
255kg

※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。