エレキベースってどんな楽器？

2022年04月08日

音楽に欠かすことの出来ないベースですが、「ベースって地味だよね…」「ベースって弦が4本しかないから簡単なんでしょ？」「そもそもベースのことをよく知らない」と思われている方も多いのではないでしょうか。

どうしても「縁の下の力持ち」的な存在で、あまり目立たないという印象が大きいかもしれませんが、ベースはとてもカッコイイ楽器です。

一人でも多くの方にベースについて知っていただき、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです♪

正式名称は『エレクトリックベース』と言いますが、「エレキベース」「ベース」と呼ばれることがほとんどです。(たまーに「ベースギター」と呼んだりも…)

すごく簡単に説明すると、ギターと同じように弦をはじいて(弾いて)電気で音を出す楽器で、弦は基本的に『4本』(ギターよりも太い弦)、楽器自体のサイズもギターより大きいです。弦が5本、6本以上のベースもあり、まとめて「多弦(たげん)ベース」と呼ばれることが多いです。

昔は今よりもメジャーな楽器ではなかったそうですが、ビートルズの「ポール・マッカートニー」がベースを弾き始めたことから人気が出たそうです！当時を知る世代の方々はよくご存じなのではないでしょうか？

他の楽器と同じように、各部にきちんと名前や機能がついています。

そして、音を出すために必要なベースの「アウトプットジャック」につなぐ『シールド』と、ベースとつながった「シールド」をさらにつなぐ『アンプ』、これらを全てつなげて、はじめて音を出すことができます！

ベースはいくつか種類があります。
まず、大きく分けて…

↑『ジャズベース』(通称:ジャズベ)というものと

↑『プレシジョンベース』(通称:プレベ)というものがあります。

分かりやすい大きな違いは『ピックアップ』です！(黄色く囲ってある部分のことです)
基本的にはここで「ジャズベース」なのか「プレシジョンベース」なのか見分けがつくと思います。

他にそれぞれの特徴としては…

ジャズベース	・ネック(左手で握る部分)が細め・プレシジョンベースに比べるとタイトな音・楽器自体にコントロールするノブがいくつかついているため音作りが多彩
プレシジョンベース	・ネックが太め・ジャズベースに比べると太い音・コントロールするノブが最低限のとてもシンプルな作り

…といったところでしょうか。

また、ネックにも様々な種類があります。
代表的なものとしては…

↑左が『ローズウッド』、右が『メイプル』という木材を使ったネックです。

木材によってそれぞれ音に特徴があり、ローズウッドは少し落ち着いたしっとりした音、メイプルはカラっとした音、といったようなイメージでしょうか。

ベース選びはまず『ネックに何の木材を使った、どのタイプのベースにするのか』から始まるのでは？と思います。

弾きやすさや音の良し悪しで楽器を決めるのはもちろんですが、自分のお好きなカラーのもので選んでみるのも、お好きなミュージシャンが使用している楽器と同じもの、似ているものを選ぶのもいいと思います！

楽器選びでお悩みの方、是非当店までお問い合わせ下さい♪

当店では金曜日にエレキベース教室を開講しております。レッスンに通うと上達のスピードが違いますよ！体験レッスン随時受付中です♪

担当講師：恩田康人

金曜日
15:00～21:00開講

音楽教室に関するご質問や体験レッスンのお申し込みなど、お気軽にお問い合わせ下さい。

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ジャズベース	・ネック(左手で握る部分)が細め・プレシジョンベースに比べるとタイトな音・楽器自体にコントロールするノブがいくつかついているため音作りが多彩
プレシジョンベース	・ネックが太め・ジャズベースに比べると太い音・コントロールするノブが最低限のとてもシンプルな作り