ピアノ専門用語解説

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2019年06月21日

ピアノの構造を説明する際に必ず出てくるカタカナ用語を分かりやすくご説明します。 *ピアノ仕様 **[!交叉状X支柱!] 直支柱よりもねじれに強く、耐久性に優れています。 **[!オーバーハング長駒!] 駒とは弦の振動を響板へ伝えるための木材です。弦の長さを長く確保しつつ、一番振動する響板の真ん中あた […]

ピアノの構造を説明する際に必ず出てくるカタカナ用語を分かりやすくご説明します。

ピアノ仕様

交叉状X支柱

交叉状X支柱

直支柱よりもねじれに強く、耐久性に優れています。

オーバーハング長駒

オーバーハング長駒

駒とは弦の振動を響板へ伝えるための木材です。弦の長さを長く確保しつつ、一番振動する響板の真ん中あたりに駒を配置するために、駒本体を突き出させています。
よって、オーバーハングさせている駒の方が弦振動が響板へ伝わりやすく、迫力のある大音量が出ます。

アリコート方式弦押え

アリコート方式さ弦押え

共鳴弦(チューニングピンからベアリングまで)と有効弦(ベアリングから駒まで)の比率を整数倍音を響かせるよう計算した弦押さえの事です。
倍音が発生しやすくなり、音色の輝きや音の伸びを高めることができます。

ハンマーアンダーフェルト

ハンマーアンダーフェルト

白いフェルトの内側に巻いてある赤色(メーカーによって色は違う)のフェルトをハンマーアンダーフェルトといいます。
硬さの違う二種類のフェルトを使うことにより、フェルトの表面は柔らかく、内部は硬くなり、豊かな音量と響きが得られます。

トーンエスケープ

トーンエスケープ

上前板に隙間を作っているため、響板からだけでなく直接奏者の方へ音が聞こえます。

アグラフ

アグラフ

弦高・弦間隔が揃い、発音する部分(有効弦)の長さを正確に定めるとともに、独立した弦押さえができるので、音色が明快になり、和音が美しくなります。

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