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【吹奏楽部のお金の話】〈2019年版〉『吹奏楽部に入部するといくらかかる?』シミュレーション!【管楽器販売のプロが細かく解説!】

全国の吹奏楽ファンの皆様、おはようございます。こんにちは。こんばんは。
管楽器担当の宇野です。

『吹奏楽部』
近年TV番組で取り上げられたり、吹奏楽部が舞台のアニメが製作されたりして知名度が再び上がってきている学校の部活ですね。「私も入りたいな~」と思われている学生のみなさんや、「うちの子が入りたいって言ってる」という保護者の皆さんも多いのではないでしょうか。

では、吹奏楽部に入部するといくら費用がかかるのでしょうか?
吹奏楽に携わって約30年の私がズバリシミュレーションをしてみました!吹奏楽部に入部をお考えの皆さんや保護者の皆さん、是非参考にごらんくださいね。

費用は学校や団体によって異なります。詳細な費用は入部先の部活や団体へご確認ください。

目次
■吹奏楽部でかかる費用シミュレーション
■かかる費用は学校によってバラバラ
(参考資料)2018年吹奏楽コンクール結果
■私はこれだけかかりました!担当者宇野の経験談
・中学校のとき
・高校のとき
■他の部活と比べるとどうなんでしょう?
■マイ楽器を購入するならいくらの楽器を買えばいいの?
・吹奏楽部での使用にオススメの楽器価格帯
(参考資料)各楽器の選び方ページリンク
■まとめ

私がご案内します

管楽器担当 宇野(うの)
略歴 13歳より中学校吹奏楽部でサックスを始めました。主にバリトンサックスを担当し、中学・高校では学生指揮者も担当しています。大学時はマーチングパーカッションをメインで演奏する傍ら、地元高校OB吹奏楽団にて引き続きサックスを演奏していました。同時に出身高校吹奏楽部木管低音パート指導の経験もあります。大学卒業後はSoul,Funkバンドにおいてもホーンセクションとして演奏活動を行い、現在はYanagisawaシルバーソニックバリトンサックスを所有し、名古屋市内の吹奏楽団においてバリトンサックスを担当しています。島村楽器管楽器シニアアドバイザー資格取得。管楽器のことなら何でもご相談ください。吹奏楽・ジャズ・バンドなどあらゆるシーンでの管楽器ライフをサポートいたします!

[https://twitter.com/shima_nagoya:title=

吹奏楽部でかかる費用シミュレーション

では早速シミュレーションしていきましょう!

まずはかかる費用の名目を見ていきます。ざっくり考えられる費用は以下の通りです。

費用の名目 費用についての説明 徴収頻度 費用
部費 部活を運営するために必要な費用。
学校備品楽器の修理代や校外講師のレッスン費用、遠征費等使途は学校によって様々。
学校により毎月徴収から1年分一括納付まで徴収方法が異なる。
毎月~年1回 数百円から数万円
演奏会費 演奏会を行う場合にかかる費用。
ホールレンタル代や楽器運搬費などに充てられる。
学校によっては部費で賄われることもある。
演奏会開催毎 数千円から3万円程度
合宿費 合宿を行う際にかかる費用。
旅費・校外講師報酬・楽器運搬費などに充てられる。
コンクールで毎年良い成績(地区大会金賞から上位)を収めている学校で実施することが多い。
合宿実施時
(多くは年1回、夏休み中)
3~5万円
遠征費 遠距離の会場で演奏を行う際にかかる費用。
旅費・楽器運搬費などに充てられる。
遠征実施時 数千円~2万円
消耗品費 楽器演奏に必要な消耗品(リード・オイル・お掃除用具など)の費用。
入部時にまとめて購入し、その後は無くなり次第購入。
学校によっては一部消耗品を部費で賄う事もある。
随時 700円~10,000円
楽器修理
・調整費
楽器の修理や定期メンテナンスにかかる費用。
学校備品の場合は部費で賄われる場合が多い。
随時 数千円~数万円
楽器購入費 自分の楽器を購入する場合にかかる費用。
学校から購入を強く勧められる場合もある。
随時 数十万円

この他学校によってはステージで着用する衣装(数万円程度)の購入や外部講師のレッスン料(1回数千円~)などが必要な場合もあります。

かかる費用は学校によってバラバラ

上の表を見てもらうと、どの項目も「数千円」などざっくりした金額ばかりですね・・・
これは、その部活の力の入れ方(コンクール等で良い成績を残すための努力)によってかかる費用もバラバラなのでこのような表記になってしまいます。

しかし、ほぼ共通しているのは、吹奏楽コンクールで良い成績を残している学校は費用がかかる傾向にあります。

これは吹奏楽部に限らず、他の部活でもいえる事ですね。
入部の際に費用が気になる場合は、お知り合いの方で同じ学校の吹奏楽部に所属している(いた)方がいらっしゃれば、その方に聞いてみると最も正確な情報が得られると思います。
もしそのような方がおられなくても、一度過去の吹奏楽コンクールの成績を見てみると参考になるでしょう。

参考にご覧ください♪
2018年吹奏楽コンクール結果
2018年度愛知県吹奏楽コンクール情報まとめ【管楽器担当のあるあるネタ特別編】
2018年度東海吹奏楽コンクール情報まとめ【管楽器担当のあるあるネタ特別編】
2018年度全日本吹奏楽コンクール結果情報(中学校の部)【管楽器担当のあるあるネタ特別編】
2018年度全日本吹奏楽コンクール結果情報(高等学校の部)【管楽器担当のあるあるネタ特別編】
2018年度全日本吹奏楽コンクール結果情報(大学の部)【管楽器担当のあるあるネタ特別編】
2018年度全日本吹奏楽コンクール結果情報(職場・一般の部)【管楽器担当のあるあるネタ特別編】

私はこれだけかかりました!
担当者宇野の経験談

参考として、私が学生時代所属していた吹奏楽部でかかっていた費用の例をご紹介します。参考にご覧ください。

中学校のとき・・・
部員数80名程度
在籍中コンクール最高成績:県大会銀賞(地区大会実施県)
過去に全国大会出場実績あり
費用の名目 徴収頻度 費用
部費 毎月 ¥3,000
演奏会費 - ¥0
合宿費 夏休みに1回
(2泊3日)
¥20,000
遠征費 県大会出場時 ¥5,000
消耗品費 入部時 ¥3,000
楽器修理
・調整費
- ¥0
楽器購入費 - ¥0

年間総額

最も費用がかかった年
(コンクール県大会出場)
¥61,000
最も費用がかからなかった年
(部費・合宿費のみ)
¥56,000

こちらの学校では、できるだけ部費で活動を賄おうという顧問の先生のご意向がありましたので、年間の費用は上記にようになっていました。

演奏会は年2回ほど自主企画で行われていましたが、すべて学校の体育館で実施されていましたので、追加の費用はありませんでした。
また、通年で実施される市内市民会館での演奏の際も、楽器運搬は保護者の方がお手伝いされるなどで極力経費がかからない努力をされていました。
消耗品については、こちらの学校ではリードなどの頻繁に購入しなければならない消耗品は部費で賄われていました。実費で購入したのは楽器のお掃除道具程度です。

唯一、コンクール県大会に出場した年は部費の他に遠征費の徴収がありましたが、この遠征費でバスチャーター・楽器運搬・ホール練習の費用を賄っていました。

楽器購入費は¥0としていますが、私の担当パートがバリトンサックスという大型の楽器で、学校の備品を使用していたためです。学校の備品であったため調整・修理費も部費で賄われていました。
話によると、フルート・クラリネット・アルトサックスのパートは顧問の先生からマイ楽器の購入を勧められていたようです。

高校のとき・・・
部員数80名程度
在籍中毎年県大会出場(地区大会実施県)
在籍中コンクール最高成績:地方大会銀賞
卒業後複数年連続で全国大会出場
費用の名目 徴収頻度 費用
部費 毎月 ¥3,000
演奏会費 定期演奏会実施時 ¥10,000
合宿費 夏休みに1回
(3泊4日)
¥30,000
遠征費 コンクール出場時 ¥10,000~¥20,000
消耗品費 随時
(ほぼ毎月1回)
¥4,000
楽器修理
・調整費
- ¥0
楽器購入費 - ¥0

年間総額

最も費用がかかった年
(コンクール地方大会出場
(宿泊を伴う遠征))
¥144,000
最も費用がかからなかった年 ¥134,000

こちらの学校は顧問の先生が非常に熱心で、コンクール全国大会出場を目指して活動を行っていました。

自主企画演奏会は年一回の定期演奏会のみでしたが、市民ホールを貸し切って行っていましたので演奏会費を別途支払っていました。
その他学校外での演奏の際は毎回運送業者に依頼して楽器運搬を行っていましたが、この費用は部費から賄われていました。
コンクール出場の際は、毎年県大会に出場しており毎回事前にホール練習を実施していましたので、ホール練習の会場費や毎回の楽器運搬費を賄うために別途遠征費を支払っていました。一度地方大会の会場が宿泊を伴わないと行けない場所だったときのみ、遠征費は通常よりも1万円高かったと記憶しています。

こちらでも楽器購入費は¥0ですが、これは中学の時と同じく私の担当パートがバリトンサックスで学校の備品を使用していたからです。ですので、この楽器の調整・修理費は部費から支払われていました。
こちらの学校の場合は、フルート・オーボエ・クラリネット・アルトサックス・テナーサックス・トランペット・トロンボーンパートはほぼ全員マイ楽器を使用しており、顧問の先生や外部から招聘していたレッスン講師からも楽器購入を勧められていたようです。また、それ以外の楽器(ファゴット・ホルン・ユーフォニアム・チューバ)でも音楽大学受験を目指している人はマイ楽器を使用していました。
(こちらの学校では特に音大志望の人が多かったです。)

他の部活と比べるとどうなんでしょう?

以上部活動でかかる金額を書いてまいりました。「思ったよりかかるなぁ・・・」「そうでもないなぁ・・・」等々ご感想は様々あるかと思います。
実際吹奏楽部の活動でかかる費用が高いのか安いのか、なかなか判断は難しい所ですが、ご参考に他の部活の場合と比較してみましょう。

部活名 3年間でかかる費用
吹奏楽部 ¥412,000(+楽器購入費・メンテ費用)
野球部 約¥600,000
サッカー部 約¥900,000
バスケットボール部 約¥600,000

どの部活も力の入れ方に差はありますのですべてがこれ位かかるというわけではありませんが、強豪校ではこれくらいはかかるみたいです。
比較をしてみると吹奏楽部が極端に費用がかかるというわけでもないようです。

マイ楽器を購入するならいくらの楽器を買えばいいの?

吹奏楽部の場合全員が楽器を買わなければならないわけではありません。担当パートによっても様々です。ですので極端な話、顧問の先生から楽器購入を勧められても学校の備品があればそれを使用しても良いかと個人的には思います。

ただしここで注意が一つ!学校の備品は殆どの場合楽器の状態がかなり悪いです。
上にも記載の通り、学校備品の修理・調整代はほぼ部費で賄われていますが、部費以外に活動費を徴収しなければならないほど学校部活の財政状況は厳しいです。ですので、頻繁に調整に出すことができないのはモチロン、壊れた箇所があってもなかなか修理に出せず泣く泣く壊れた楽器で練習しているということも珍しくありません。
「できるだけ良い環境で部活動をさせたい。」「やるなら長く楽器を演奏してほしい。」とお思いになる親御さんは少なくないかと思います。お子様により良い環境で部活動を送って頂くことを考えると、できればマイ楽器で練習頂くことを私はお勧めします。

ではいくらの楽器を買えばよいのでしょうか??早速見ていきましょう!

吹奏楽部での使用にオススメの楽器価格帯

楽器名 オススメの価格帯
フルート ¥150,000~
オーボエ ¥400,000~
クラリネット ¥180,000~
アルトサックス ¥200,000~
テナーサックス ¥270,000~
トランペット ¥150,000~
トロンボーン ¥200,000~
ホルン ¥350,000~
ユーフォニアム ¥350,000~
チューバ ¥500,000~

※当社販売価格でのオススメ価格帯です。

こちらに表記の価格は、吹奏楽部で使用するにあたり最低限必要な楽器の耐久力・性能などを備えている楽器です。これらの価格以上の楽器になると、更に楽器の寿命が長くより幅広い音楽表現が可能な楽器になってまいります。長く使用できる楽器を持つならより高価格な楽器がおすすめです。

でもいろいろあるからどれを選べばよいか分からない・・・
そんな方はこちらの記事もご覧ください♪

まとめ

吹奏楽は様々な人たちと一つの音楽を作り上げることができる本当に素晴らしいものです。吹奏楽を通じて生涯の友人を多く創ることができ、一生の趣味にすることができます。
是非一人でも多くの方に吹奏楽に触れて頂ければ幸いです。

その他吹奏楽部に関するギモンや上記の楽器以外の選び方など、何なりと担当の宇野までお問合せ下さい。
一緒に吹奏楽の話題で盛り上がりましょう!!

お問い合わせはお気軽に当店まで

管楽器に関するお問い合わせは担当宇野(うの)まで。お気軽にお問い合わせください!
お電話でのご相談も承っております!

店舗名 名古屋パルコ店
営業時間 10:00~21:00
電話番号 052-264-8316
担当 宇野(うの)

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