1. 【防音室】ヤマハ、カワイ徹底検証~室内の響きを比較してみました!

【防音室】ヤマハ、カワイ徹底検証~室内の響きを比較してみました!

「防音室内の響きはどうなの?」ヤマハ、カワイ両メーカーを徹底比較してみました!

皆様こんにちは!名古屋みなと店の店長の石川と申します。寒気が流れ込む冬真っ只中の店内にて、楽器を演奏する皆様を少しでもホットにできればと、防音室を実際に使用し比較検証してみる事にしました。

第一弾の今回は、ご検討時にお問い合わせが多い「室内の響き」にフォーカスをして比較を進めていこうと思います。

ちなみに今回このテーマを選んだ理由としては、ズバリ「よくご質問を頂く」からです!

何故なら、演奏をする上で、「良い音が出ているのか」は練習上でも聴覚上に於いても非常に重要です。防音室で練習をする事の1番の理由は「防音する」事ですが、防音する目的は「周りへの音を配慮し、気兼ねなく練習や演奏をしたい!!」から防音をできる方法を求め、ご自宅に導入を検討する事が多いと思います。

ですので、日常練習や演奏の主な時間を「防音する空間(防音室)」にて過ごすに辺り、適正な音の環境を作り上げなければいけません。その音の環境を作るには外からの防音性能だけでなく、練習する部屋の環境を整える事、必要な調音を通じて良い音場を作り上げる事が出来ます。適正な響き=良い音場を作り上げる事で、演奏される皆様の聴覚や身体にご負担なく、気兼ねなく練習が出来る様になります。

良い「音場」を整える事が、良い練習の第一歩です。

部屋の中で音を出すと、耳にはその直接音と共に、天井や壁から多くの反射音が、ほぼ同時に到達します。音の波は減衰しながら何度も反射を繰り返すうちに、室内に響き(物理的な残響)が生じてくるのです。私たちは日頃こうした反射音や残響音によって、いわば味つけされた音を聞いていると言っても過言ではありません。問題は、それが良い音であるかどうかです。一般的に良いと感じられる音には、次のような基本条件が備わっています。

1:直接音が適切な強さ(音量)で耳に届くこと。
2:反射音が音の明瞭度を損なわず伝わること。
3:残響が適度に拡散し、フラッターエコーやブーミングのように歪みをつくらないこと。

防音室を導入する上で一番大事なのは「防音性能」ですが、遮音性能だけを高めても、部屋内が必要以上に反射音や残響音が生じる事で、耳に苦痛を感じる様になり、満足いく練習環境が得られない可能性がございます。快適な練習環境を整えるには、音の反射と吸収性能のバランスが大切です。各お部屋の環境に合わせ、良い音場を作る為、不要なノイズ音やブーミングサウンドを吸音しバランスを整える事を「調音」といいます。

ヤマハ、カワイの防音室にはそれぞれ必要な部屋の大きさに合わせ、ヤマハには「調音パネル」、カワイには「吸音パネル」が付属されており、必要以上に音が回り過ぎず、良い環境で練習する事が可能となっております。

調音に関しての詳細はこちらのリンクもご覧ください。

ヤマハ、カワイ防音室を実際に比較してみました

前説が長くなってしまいましたが、早速比較をしてみたいと思います!使用する楽器は特にお問い合わせを頂く事が多い「管楽器」に焦点を当てて今回は進めて行きたいと考えております。という訳で、当店防音室担当かつサックスプレイヤーの「大久保」と、当店管楽器担当の「くのまゆ」こと「久野」に実際に体感して頂きレビューを掲載致しました。

※あくまで体験比較となります、ご参考程度に見て頂けると幸いです。

ヤマハセフィーネNS 1.5畳 Dr40タイプを試してみました!

主な仕様
外寸(mm) W1443xD2069xH2269 重量 508Kg
内寸(mm) W1325xD1766xH2164 遮音性 Dr40
本体価格
(税込)
¥1,263,600 エアコン 設置可能
組立費
(税込)
¥50,760 運送費
(税込)
¥30,240
基本料金

使用楽器:サックス、トランペット、クラリネット

試奏を終えて

大久保より

音にすごく芯があるように聞こえます。The・生音!というぐらい自分の耳にはっきり聞こえてくるので、ごまかしがきかないですね(笑)速いパッセージなどの練習時にはとてもいい環境だと思います。テナーサックスでは低音の響きが吹いてて気持ちよく、特にジャズを演奏される方には好まれそうです。室内に高さもあるので、圧迫感や耳が疲れるということもなく快適に練習出来そうです。

久野より

低音から高音までバランス良く、クリアーな響きでした。音がはっきり残る感じがしたので、良い意味で演奏上のミスも分かりやすいのかもしれません!ですが、響きはよく伸びてくれるので試奏していてとても心地良く感じました。明るめの音で跳ね返ってくるのでポップスやジャズをされる方などがお好きかもしれないですね。金管の高音はやや痛いような感じがしましたが、明るくはっきりした音で跳ね返ってきてくれるので吹きごたえはあると思います。クラリネットでは高音がキラキラと綺麗です。また私はホール会場で演奏する機会がある際に手拍子でどれくらい響くか試したりするのですが、ヤマハの防音室で手拍子をしてみたらとても響きが残りました。

KAWAI ナサール ユニット・ライトタイプ 2.0畳 Dr35タイプを試してみました!

※画像はイメージ図です。

主な仕様
外寸(mm) W1818xD1818xH2103 重量 383Kg
内寸(mm) W1702xD1702xH1973 遮音性 Dr35
本体価格
(税込)
¥913,680 エアコン 設置可能
組立費
(税込)
¥64,800 運送費
(税込)
¥48,600
基本料金

使用楽器:サックス、トランペット、クラリネット、トロンボーン

試奏を終えて

大久保より

とにかくお上品な響きです!自分の音がまろやかに聞こえ、管楽器担当の久野のコメントにもあるよう、クラシック奏者の方に好まれると思います。アルトサックスの低音もそうでしたが、テナーサックスではさらに音の輪郭がぼやけたので、低音楽器系はヤマハセフィーネがおすすめかもしれません。高音の伸びが弱く感じますが、360度どの方向で吹いても同じ聞こえ方で耳に届くので、長時間演奏しても苦にならないと思います。

久野より

音の響きはカワイの方がホール会場に近いように感じました。高音はすぐ音が吸い込まれていくイメージで、低音は程良く響いてくれます。音の輪郭が僅かにヤマハよりぼやけるのかな?と感じましたが、響きは落ち着いた音になります。クラシックを演奏される方は好きな響きかもしれませんね!金管は高音は少し落ち着き、低音は響きがしっかり残る様に感じました。クラリネットでは全体的に上品な落ち着いた響きです。こちらでも手拍子を試してみましたが、音がすぐに吸い込まれていく感じでした。

是非店頭でお試しください!石川より皆様へ

最後までご熟読頂き、誠にありがとうございます。今回の記事を通じ、普段何気なく感じている「何か音が響きにくいな…」「この部屋は凄く気持ちの良い音だな」等、練習する上で感覚的になっている部分を少しでも形にし、皆様の練習環境をよりよくするお手伝いができればと作成を致しました。今回の記事はあくまで主観で試し感じた事を記載しておりますので、最終的には店頭にてお試し頂く事で、ご自身に合った良い音場を確かめる事ができると思います。音にお悩みの方は、どの様な内容でも構いません、お気軽に当店までご相談ください。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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担当 石川寛泰

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