電子ピアノ選びをお悩みのお母様・お父様はいらっしゃいませんか?~選び方解説します!~

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2019年09月05日

*電子ピアノ選びのお手伝いをさせていただきます!]] お子様の習い事として人気のピアノですが、ピアノは特に種類が多いため、楽器選びついてお悩みの方が多いと思います。こちらは、「何を基準にピアノを選べばいいか分からない・・・」というお母様、お父様のお悩みを解決するページになっています。ぜひ最後まで楽し […]

電子ピアノ選びのお手伝いをさせていただきます!

お子様の習い事として人気のピアノですが、ピアノは特に種類が多いため、楽器選びついてお悩みの方が多いと思います。こちらは、「何を基準にピアノを選べばいいか分からない・・・」というお母様、お父様のお悩みを解決するページになっています。ぜひ最後まで楽しんで下さい!

私がご案内いたします!

名前 種橋
ご挨拶 3歳よりピアノを始め、名古屋芸術大学音楽学部演奏学科ピアノコース卒業。
第24回日本クラシック音楽コンクール、ピアノ部門大学の部全国大会出場。
2012年2月、パリ・エコールノルマル音楽院にてギグラ・カツァラバ、ヴェロニック・ボンカーズの各氏によるレッスンを受講し、同音楽院にて修了演奏会に出演。
大学主催のピアノの夕べ、卒業演奏会等、多数の演奏会に出演。
また名芸大オーケストラと「コンチェルトの夕べ」にてベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番を共演。
在学中にファルヴァイ・シャーンドル、マインハルト・プリンツ、近藤嘉宏の各氏によるレッスンを受講、これまでに谷口龍博氏に師事。
大学卒業後、島村楽器鈴鹿店、名古屋茶屋店にてピアノを担当し、これまでに800台以上のピアノを販売。
東海地区で唯一の「ピアノシニアアドバイザー」認定。

もくじ

1.~はじめに~

1.電子ピアノ選び方の基本

2.お母様・お父様の疑問解決コーナー

3.~最後に~

1.~はじめに~

電子ピアノはアコースティックピアノ(=グランドピアノ・アップライトピアノ)を目指して作られたものです。電子ピアノを選ぶために、まずはじめにアコースティックピアノについて説明します。

➀ピアノってどんな楽器?

ピアノは、鍵盤をたたくとその奥にあるハンマーが
弦を打って、その音が楽器全体に響き、
音が作られる楽器です。

優しく鍵盤をたたけば、ふんわり柔らかな優しい音、
反対に、強くたたけば鋭く力強い音が出ます。

ピアノを弾く=楽譜に並んだ音を鳴らすという事ではなく、
★指先でいろんな音を弾き分けて
★表情豊かに音楽を創り上げていくという事です。

実際レッスンでは小さなお子様でも、
「この部分は小さく優しく弾いてみようね」
などと、表現を付ける練習が必ずあります。

➁電子ピアノ選びで1番大切なこと

上記を踏まえると、ピアノを上達させるためには、

「ご自宅のピアノが、色んな音色が出せるか」
「表現力のあるピアノか」

が重要です。

もちろん、アコースティックピアノがあれば理想的ですが、ご自宅の環境やスペース上、難しい場合もあります。

そのような方に向けて開発されたものが電子ピアノです。

アコースティックピアノとの違和感がない 
表現力のある電子ピアノ

を選びましょう!

1.電子ピアノ選び方の基本

さて本題です。では「表現力のある良い電子ピアノ」とは何でしようか?

表現力のある良い電子ピアノってどんなピアノ?

電子ピアノには、アコースティックピアノと違って、基本的にはアクションやハンマー、弦はありません。鍵盤を押すとセンサーが反応し、スピーカーから音が出るという仕組みになっています。
そのため、電子ピアノの表現力を左右する要素は以下の3つだと、わたしは考えます!

電子ピアノの表現力の要素その1~鍵盤~

電子ピアノの表現力を左右する要素の1つは【鍵盤】です!
ピアノの鍵盤は木製ですが、電子ピアノの場合、(1)樹脂で出来た鍵盤のモデルと、(2)木製鍵盤のモデルが、2パターン存在します。
もし、レッスンの練習用として電子ピアノをお探しの場合は、木製鍵盤のモデルをおすすめします。

「木製鍵盤=表現力の高いピアノ!」という事ではありませんがやはり木製鍵盤の方が、弾いた時に指先に伝わる感触がよりアコースティックピアノに近いです。
その微妙な感触を感じ取ることで、優しい音の表現の練習がぐっとしやすくなります。

★レッスンで使用しているピアノとのギャップを縮めるためにも、木製鍵盤をおすすめします。

電子ピアノの表現力の要素その2~スピーカー~

2つめは【スピーカー】です!
上述したように、鍵盤が木製鍵盤=表現力が高いピアノ!という訳ではありません。
そのピアノに搭載されているスピーカーによって、表現力の幅の広さは大きく左右されます。電子ピアノは2スピーカーのモデルから、多いものだと8スピーカーのモデルまで存在します。
スピーカーが多くなると、強弱表現がぐっと付けやすくなります。
つまり、優しい音から鋭い音まで、表現できる幅がぐんと広くなるという事です!
もし、レッスンの練習用で電子ピアノをお探しの場合は、4スピーカー以上搭載されているモデルがおすすめです。

★表現をつけて楽しくピアノを弾くためにも、4スピーカー以上搭載モデルをおすすめします。

電子ピアノの表現力の要素その3~音源~

最後、3つめは【音源】です!
電子ピアノも年々進化を遂げており、その音もまるで生ピアノのような響きをもったものに変わってきています。
音の減衰のスピードがリアルで、硬い音・柔らかい音まで細かく表現できるようになっている最新の音源を搭載したモデルをお選びください!

音の種類は「強い」「弱い」だけではありません。「優しくて繊細な音」「力強くて勇ましい音」など音で色々な表現ができます。

★お子様が出したい音が表現できるために、最新音源を搭載モデルをおすすめします。

まとめ

鍵盤・スピーカー・音源の3要素は、表現力の広さを決める大きなポイントになっている事が伝わりましたでしょうか…?

電子ピアノを選ばれる際はぜひ、上記3点に注目をし、弾き比べを是非してみてください!

★「自分でわかる気がしない・・・」という方は、ぜひスタッフまでお気軽にお声がけください!アクルス店自慢のピアノ専門スタッフが弾き比べをします♪

電子ピアノの価格帯について

電子ピアノをいざ選ぼう!と思ったときに、やはり気になるのは価格ではないでしょうか?
電子ピアノはお求めやすいモデルで5万円前後~ハイエンドモデルになると90万円台まで、ものすごく幅が広いです。
では、さきほどお話をした表現力のあるピアノは一体どのぐらいなのでしょうか?

レッスンの練習用ピアノで人気が高い価格帯は20万円台~30万円台です。

レッスン練習用の電子ピアノをお探しの方に、よくお問い合わせを頂くのは20万円台~30万円台のピアノです。
と言うのも、木製鍵盤かつ4スピーカー以上かつ最新音源のモデルとなると、おおよそ20万円台クラスからとなります。
習い始めてまもない頃は、まだそれほどピアノに本格的に触る機会も少ないから、とりあえずキーボードで・・・とお考えの方や先生もいらっしゃいます。
ですが、お子様の耳の成長のスピードは著しく、まだ幼い間に成長のピークを迎えます。
そのわずかな貴重な時間を、より良い響きのするピアノで過ごすかどうかが、お子様のピアノに対する興味を大きく左右します。

ぜひ、より良い練習環境でピアノに親しんで頂きたいと思います。

2.お母様・お父様の疑問解決コーナー

電子ピアノをご検討中の方より、よく頂くご質問とそのお答えをまとめてみました!
ぜひご参考にして頂ければと思います。

よくあるご質問 その1 「どのメーカーが1番良いですか?」

A.このメーカーが1番!というのは、特にありません!

今は各メーカーより本当に素晴らしい電子ピアノがたくさん発売されています。
わたしたちも全メーカーのピアノを日々弾き比べたり、勉強をしておりますが、「このメーカーが1番良い!」と絞るのは非常に難しいです。
また、同じメーカーであっても、価格帯やシリーズによって性能も様々です。
大切なのはデザインやメーカーで絞らずに、そのピアノがどれくらい表現力のあるピアノなのかをじっくり見て選ぶことだと思います!

よくあるご質問 その2 「鍵盤は重がい方がいいですか?」

A.重たければいいわけではありません。表現できる事が重要です。

電子ピアノを選ばれる際、やはり気になるのは鍵盤の質ではないでしょうか…?
「重たいものの方が良いのかな?」と鍵盤を押して比べてみられる方も多いですが、重たければ良いという事ではありません。自分の弾き方に合わせて、ちゃんと小さな音・やさしい音・大きな音・鋭い音などが表現できるかどうかを是非比べてみて下さい。
また、最近はピアノハンマーやアクション機構が搭載されたハイブリッドピアノも発売されています。

ハイブリッドピアノの詳しい説明はコチラ

通常電子ピアノには、アコースティックピアノにあるアクション機構やハンマーは搭載されていませんが、ハイブリッドピアノは電子ピアノでありながら、より近いタッチを追求するために、そういった機構を搭載しています。
どうしてもタッチは譲れない!という方は是非ご試弾下さい!ピアノの先生も驚かれるほどのリアルな感触です。

よくあるご質問 その3 「電子ピアノってどれくらいのスペースがあれば置けるの?」

A.だいたいのキャビネット型の電子ピアノであれば、「幅150㎝×奥行50㎝×高さ100㎝」ほどを見て頂ければ、設置可能です!

スタイリッシュモデルの場合、幅140㎝×奥行35㎝×高さ80㎝ほど見て頂ければ、充分設置出来ます!
よりコンパクトなものがいい・・・という方にはスタイリッシュモデルをおすすめしますが、キャビネット型の方がスピーカーもしっかりしたものが内蔵されている事が多く、表現力もより豊かになるため、置けるのであればキャビネット型をおすすめします!

よくあるご質問 その4 「音の大きさが心配です・・・」

A.消音対策としてはヘッドホンの着用&遮音カーペットを推奨します!

電子ピアノはメーカーや機種にもよりますが、グランドピアノに近い演奏感を得ようとすると、ボリューム設定は最低でも80以上が目安となります。
夜間など音量が出せない時間帯はヘッドホンを接続頂き、演奏されることをおすすめします。
ヘッドホンによってもかなり音質が左右されるので、ヘッドホンもたくさんお試しいただき、選んで頂くのが良いと思います!

また、マンションにお住まいの方は、下の階の方やお隣さんへの音漏れが心配ですよね。
スピーカーから出る音の他に、鍵盤をたたく「カタカタ」という打鍵音が意外にも、よそへ伝わりやすいです。
そのため、電子ピアノを置かれる際は予め遮音カーペットをご用意頂くとより安心です♪
当店でも取り扱いがございますので、お気軽にお問い合わせください!

よくあるご質問 その5 「配送費や運搬に関してが心配です・・・」

A.基本的には、最短1週間後にお届け可能で、基本配送設置費は無料です!(※一部例外あり)

電子ピアノの場合、在庫状況によって変動はありますが、基本的にはご契約日より最短で1週間後に納品が可能です。
配送費は、電子ピアノ納品時に階段作業・エレベーター作業を伴う場合、追加料金が発生致します。詳細は以下をご覧ください。

住宅環境 配送費
マンション1Fまたは一戸建て1Fに納品の場合 無料
エレベーター付マンションの2F以上に納品の場合 ¥3,300(込)
階段のみのマンション2Fまたは一戸建て2Fに納品の場合 ¥4,400(込)
階段のみのマンション3F~または一戸建て3F~に納品の場合 階段作業基本料¥4,400(込)
+ワンフロア毎に¥3,300(込)追加

よくあるご質問 その6 「もし壊れてしまったらどうしたらいいですか?」

A.電子ピアノ『もしもの安心保証』で、万が一の時もサポート致します!

電子ピアノのご購入にあたって、「保証ってついているのかな?」「どこまでサポートしてもらえるんだろう・・・」と不安に思われる方、多いのではないでしょうか?
島村楽器では新しく『もしもの安心保証』制度をスタートしました!
『もしもの安心保証』にご加入頂くと、5年間、自然故障から偶然の事故までサポート致します
小さなお子様やペットのいるご家庭でも安心してピアノの練習をして頂けます!
※音楽教室での使用・レンタルなどの営業目的、法人契約で使用するピアノは対象外となります。

よくあるご質問 その7 「買い替えたいけど今のピアノの処分はどうしよう・・・」

A.島村楽器ららぽーと名古屋みなとアクルス店では、「使わなくなった」「故障してしまった」ピアノお引き取り致します!

ご家庭で、使わなくなってしまったピアノ、故障してしまったピアノはございませんか?
「鍵盤の動きが悪くなってきたし、そろそろ買い替え時かな?」「今のピアノじゃ物足りなくなってきた・・・」そんなお客様はお気軽にご相談ください!
配送設置対象の電子ピアノをご購入頂くと、新しいピアノのお届けと同時に古いピアノを無料でお引き取り致します。
※メーカー・モデルによっては有料引取りになる場合もございます。
詳細につきましては、お気軽に当店までお問合せ下さい!お電話(052-659-1775)でのご相談を承っております!

~最後に~

この記事を最後まで読んで下さったお母様・お父様へ

最後まで読んで下さりありがとうございます。ピアノとは何だろう?という基本的なことから、選び方、皆様の疑問までお伝えさせて頂きました。この記事を読んで、少しでも「電子ピアノ」について理解が深まりましたら幸いです。

文章だけでは伝わりづらい部分もあるかと思います。もっと詳しく聞きたい、音出しをして一緒に選らんでほしい、という方は是非ららぽーと名古屋みなとアクルス店にいらっしゃってください。私をはじめ、ピアノ専門のスタッフでお手伝いさせていただきます。話だけ聞きにいきたい、という方も大歓迎です!

お問い合わせはこちら

電子ピアノ担当:種橋(たねはし)宛にお電話ください。

種橋不在時には、後日折り返しご連絡致します。事前にご来店希望日をお伝え頂ければ出勤時間の調整も可能です。下見での気軽なご来店も大歓迎です!遠方の方も、お近くの店舗をご案内いたしますのでお気軽にご相談ください。

TEL:052-659-1775


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