【防音室】防音についてのお悩み・ご相談は島村楽器 イオンモール宮崎店にお任せください!

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2021年09月30日

島村楽器 イオンモール宮崎店では、楽器・音響機器の販売&修理はもちろん、お客さまの音楽生活をより豊かにするためのお手伝いとして、お子さまから大人向けの音楽教室の運営も行っております。]]さらに、ご自宅での演奏時の音の悩みの解決,理想の音作りのための防音室・防音工事やリフォームのご相談も承っております […]

島村楽器 イオンモール宮崎店では、楽器・音響機器の販売&修理はもちろん、お客さまの音楽生活をより豊かにするためのお手伝いとして、お子さまから大人向けの音楽教室の運営も行っております。
さらに、ご自宅での演奏時の音の悩みの解決,理想の音作りのための防音室・防音工事やリフォームのご相談も承っております。防音室というと "何か特別なもの" と考えられてしまうかも知れませんが、近年ではオンラインでのレッスンや会議,テレワーク向けに様々なタイプのものが登場し、より身近な存在になっています。
当店防音アドバイザーがお客様の用途・ご予算に合わせた商品選びをサポートいたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。

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本ページ内目次

防音相談について

当店の防音アドバイザーがお客さまのご要望に沿った防音室のご提案をさせていただきます。安心してお任せください。
ご相談・お見積・下見は無料です。図面などお部屋のサイズがわかるものがありましたらお持ちください。
防音相談は下記の要領にて行います。

  1. ご相談
    • 使用目的、使用楽器、使用人数、建物の種類と構造、設置予定のお部屋の構造とサイズ、周囲の環境、利用時間帯、ご予算などをお伺いさせて頂きます。
  2. 必要な防音レベルを確認
    • ご使用の楽器、目的をお伺いし、資料を基にご提案します。
    • 防音の目標値を設定し、必要な防音レベルの目安をご提案します。
  3. ご自宅の確認
    • ご自宅にお伺いし、お部屋や周囲の状況を確認します。部屋の採寸も行います。
    • どの位置にどのように収まるのかをご希望に沿ってご提案します。
    • ※所要時間1~2時間、お伺いできない地域もあります
  4. 詳細プラン・お見積提出
    • 工事が伴う場合は詳細なプランをご提示します。仕様が決まったらお見積を提出します。

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防音に関する用語と基礎知識

デシベル(dB)

音の大きさを表す単位。数字が大きくなればなるほど音が大きくなります。
一般的に人が「うるさい!」と感じるレベルは65dBくらいからと言われます。

  • 理想的なdBの目安
    • 35dB:書斎、勉強部屋
    • 40dB:寝室、リビング
    • 45dB:ダイニング
    • 50dB:キッチン

周波数(Hz)

音の高さを表す単位です。周波数が高ければ「キーン」とした耳をつんざくような音に聴こえますし、逆に低ければ「ズーン」とお腹に響くように重く感じます。
また防音に関して言えば、高い音は吸音・遮音しやすく、低い音は吸音・遮音しにくいという特徴があります。

Dr等級

遮音(防音)性能を表す日本工業規格(JIS)の単位。数字が大きくなればなるほど遮音性能が高くなります。
例えば、子供がピアノを練習している部屋(90dB)を防音室にしたところ、隣の部屋ではうるさくない程度の50dBまで下げられたとしましょう。この場合、

計算式 90dB-50dB=40

となるため、この防音室の防音性能は「Dr-40」ということになります。

  • Dr等級の目安
    • Dr-30:壁を隔ててピアノの音が「小声」くらいに聞こえる。
    • Dr-40:壁を隔ててピアノの音が「ひそひそ声」くらいに聞こえる。
    • Dr-50:壁を隔ててピアノの音がほぼ聞こえない。
    • Dr-65以上:夜間まで楽器を演奏したい。
    • Dr-70以上:バンド演奏の為のスタジオを作りたい。
    • Dr-75以上:レコーディングスタジオを作りたい。

豆知識:耳に優しい防音には「遮音+吸音」

音を通さないことが防音だと考えられることが多いのですが、遮音性だけを高めると部屋中に反射音がびんびん響いてしまい不快に感じてしまいます。快適な防音のためには、音を跳ね返して通さない(遮音)性能だけでなく、吸収する(吸音)性能とのバランスが大切です。

取り扱い商品の紹介

当店では「ユニットタイプ」と「防音工事タイプ」の2種類の防音室を取り扱っております。それぞれにメリット・デメリットがございますので、詳細については当店防音アドバイザーにご相談ください。

  • ユニットタイプのボックス型防音室については、店頭展示がございません。予めご了承ください。

ユニットタイプ

今あるお部屋の中に、防音性能を持つ小さなお部屋を入れるというものになります。

定型のボックス型防音室

各メーカーが販売している定型のボックス型防音室をお部屋の中に置く方法です。
広さは0.8畳~4.9畳、遮音性能は「Dr-30」~「Dr-40」からお選び頂けます。

  • 工事タイプに比べると低コストで、中古もあります。
  • 簡単組立てで、引越も可能です。
  • 防音室の背の高さは標準モデルと、背の高いモデルを選ぶことができます。
  • コンセントやLANケーブルを引き込むことができます。
  • 床の防音を強化することができます。
  • 部屋内の響きを調整するパネルがあります。
  • エアコンの取り付けが可能です。
  • FIX(固定)窓の追加ができます。
  • カワイはユニットのサイズを11㎝間隔で変更できるモデルがあります(柱の形に沿って組立て可能)。
  • ヤマハはピアノをお部屋に置いたままでユニットを組立てることができます(対象外のモデル有り)。

お部屋の大きさに合わせて遮音パネルを組み上げるフリータイプ

メーカーが開発した遮音パネルを、部屋の大きさに合わせて組立てる方法です。梁や柱の形に沿って防音壁を作れるため、箱型のユニットタイプと較べると、無駄なスペースができません。今のお部屋の大きさをできるだけ活かしたい方にオススメです。

各楽器に最低限必要な防音室のサイズ

ご使用の楽器に対する最低限必要な防音室のサイズについて簡単に説明いたします。

  • 広さ・遮音性能共に実際に体験していただく事をお勧めします。
  • ボックス型防音室は開口部がドア1箇所仕様です。ベランダへの出入りや収納部の活用をご希望であれば、遮音パネルを組み合わせるフリータイプをお勧めします。
  • 低音部が強い楽器は防音性能「Dr-40」をお勧めします。
  • ボックス型防音室での管楽器使用で2名以上のアンサンブルをされる場合は一人1畳スペースでお考えください。

ピアノ・エレクトーン

ピアノ・エレクトーンは、演奏音に加えて打鍵やペダル操作時の音も考慮する必要があり、最低でも「Dr-35」から「Dr-40」ほどの遮音性能を持った防音室が必要になります。
またグランドピアノとアップライトピアノでは、音が発生する主な箇所が異なるので、レイアウトも遮音性能に影響します。

楽器名 最低限
必要な広さ
コメント
アップライトピアノ 2.0畳 レッスン・他楽器アンサンブル使用なら2.5畳
グランドピアノ
(YAMAHA C3クラス)
3.0畳 レッスン・他楽器アンサンブル使用なら3.7畳
グランドピアノ
(YAMAHA C5クラス)
3.5畳 レッスン・他楽器アンサンブル使用なら4.3畳
エレクトーン 2.0畳 レッスン・他楽器アンサンブル使用なら2.5畳

木管・金管楽器

中高音域がメインの楽器(フルート,クラリネット,ソプラノ/アルトサックス,トランペット)などは遮音しやすい楽器に分類されています。
反対にやや低音域に寄った楽器だとより遮音性能の高い防音室が必要になります。具体的には「Dr-35」~「Dr-40」程度の遮音性能が必要になります。またベルの向きや楽器の大きさ防音室に持ち込む用品(イス,譜面台,スタンドなど)の有無により、最低限必要な広さも変わりますので、事前により十分な検討が必要になります。

楽器名 最低限
必要な広さ
コメント
フルート 0.8畳 吸音パネルの無い壁面に向かっての演奏を好まれる方が多いです
クラリネット 0.8畳 楽器が下に向くので響きを強く感じられる場合があります
譜面台にクロス、又は楽器の先に布製の物を置くと
まろやかに聴こえます
サックス 0.8畳 吸音パネルに向かって演奏すると音がまろやかに聴こえます
オーボエ 0.8畳 基本的にはクラリネットと同様です
ファゴット 1.2畳 高さのある楽器なので天井の高いモデルをお勧めします
トランペット 0.8畳 長時間練習で耳疲れしない響きに調整されています
楽器の向きを変えると響きが変わります
トロンボーン 1.5畳 1.2畳でも入りますがスライドを伸ばすと
コーナーの壁が気になります
ホルン 1.2畳 0.8畳でも入りますがかなり狭く感じます
ユーフォニアム 1.2畳 椅子に座る事を考慮して譜面台のスペースを確認してください
チューバ 1.5畳 楽器の大きさによっては2.0畳をお勧めします
天井の高いモデルをお勧めします

弦楽器

バイオリン・ビオラは中高音域の楽器なので比較的遮音しやすいのですが、チェロ・コントラバスは低音域が豊かなので「Dr-40」程の遮音性能が必要になります。
加えて、これらの弦楽器は楽器本体の大きさに加えて、ボウイングのためにより広いスペースが演奏者の周囲,上方向に必要となりますので、少し大きめのスペースも考慮する必要があります。
ハープは少し特殊で、楽器のサイズがまちまちのためボックス型防音室に入らないこともあります。フリーシリーズを活用される方も多くいらっしゃいます。

楽器名 最低限
必要な広さ
コメント
バイオリン 1.5畳 天井の高いモデルをお勧めします
チェロ 1.5畳 天井の高いモデルをお勧めします
コントラバス 1.5畳 楽器のサイズによってはドアから出し入れ出来ない
場合があるので、天井の高いモデルをお勧めします
ハープ 2.0畳 楽器のサイズによってはドアから出し入れ出来ない
こともあり、フリータイプを選択される方も
多くいらっしゃいます。

ギター

アコースティックギターの場合、弾き語りをされる場合には高さのある防音室がオススメです。中高音域の楽器なので比較的遮音はし易いのですが、クラシックギターの場合だと低音域も豊かなのでチェロなどと同じ「Dr-40」程度が必要になります。
エレキギター/エレキベースの場合、アンプの大きさにより必要なスペースは大きく変わり、加えて床面への振動も大きいので、より遮音性能の高い防音室が必要になります。詳しくは当店防音アドバイザーまでお気軽にご相談ください。

楽器名 最低限
必要な広さ
コメント
アコースティックギター 1.2畳 0.8畳でも使用可能ですがとても狭く感じます
エレキギター 1.2畳~ 持ち込むアンプサイズにより大きく変わります。
エレキベース 1.2畳~ 持ち込むアンプサイズにより大きく変わります。

打楽器

ドラムの場合、キット全体になると楽器本来の音の大きさに加えて振動も大きいため、ボックス型防音室では大変に遮音が難しくなります。
「防音工事タイプ」による防音室を強くオススメいたします。

楽器名 最低限
必要な広さ
コメント
ドラム 3.0畳 スネアドラムのみ:0.8畳
コンパクトドラムセット:2.0畳
マリンバ 3.7畳 本体の大きさにより入らない場合もございます。

ヴォーカル

声量は日によっても大きく変わるので「Dr-35」以上の遮音性能が必要です。内壁の吸音性能が高いと却って大きく声をだし気味になり喉を痛めてしまうので、響きのよい内壁を選ぶ必要があります。
また高さも歌い心地に関係しますので高めの防音室がオススメです。
レコーディング用のマイク設置時のスペースも必要があれば考慮しましょう。

楽器名 最低限
必要な広さ
コメント
ヴォーカル 0.8畳 0.8畳から可能ですが、3.0畳が人気です
キーボード同時使用の場合は最低1.5畳必要です

防音工事タイプ

在来防音工事

ご自宅のお部屋をまるごと防音室にリフォームする方法です。ユニットタイプに比べるとコストはかかりますが、今あるお部屋の広さや間取りをそのまま活用することが出来ます。
収納部分も防音仕様に改造して部屋の一部にしたり、楽譜棚やスポットライトの設置、またフローリングや壁紙も豊富な種類から選択でき、思い通りの音楽空間が出来上がります。

音響工事(天井・壁)

音を部屋の外に漏らさないようにするのが防音工事ですが、部屋の中での音の聞こえ方を調整するのが音響工事です。
「楽器の音が響きすぎて演奏ができない」「オーディオの音が偏って聞こえ臨場感が楽しめない」「残響がほとんどなく、演奏していても気持ちよくない」といったお悩みを解決することが出来ます。

外部リンク

中古防音室のご紹介

「島村楽器中古防音室紹介サイト」では全国の島村楽器で展示・販売中の中古防音室の全てを観ることができます。ぜひチェックしてみてください。

防音室買取のご案内

ヤマハ「アビテックス」の高価買取も実施中です。下記リンクに詳しい情報をまとめてあります。
防音室が必要ではなくなったので売りたいとお考えの方、ぜひご覧ください。

防音について、よくある質問

Q1 壁に簡単に貼れる防音部材がほしい

吸音材で貼り付けるものはありますが、遮音材料で簡単に壁につけて遮音できるものはありません。

Q2 マンションの階下への音が気になる。床だけでも工事できないか?

足音や衝撃音などの固体伝搬音なら床工事も有効ですが、空気伝搬音については壁・天井すべてが必要。音を閉じ込めるのが基本です。

Q3 近所から苦情がきたので二重サッシにしたい

いちばん遮音の薄いガラス窓やドアなどの開口部を補強するのはある意味有効です。それでも遮音性能が足りない場合は、やはり部屋全体の工事が必要です。

Q4 ピアノのペダルを踏む音で苦情がきたので、壁だけでも厚くしたい

ペダルを踏んだきしみ音は固体伝搬音です。壁ではなく床の対策が重要です。

Q5 19:00~22:00くらいにピアノを弾きたいのですが、どのくらいの遮音が必要ですか?

遮音性能がDr-30ですと、ピアノの音が抑えた話し声くらいに聞こえます。昼間の周りの環境音があるうちは気にならない程度の音ですが、夜間となると周りの家庭でも様々な生活の時間帯ですので、できればDr-35かDr-40がおすすめです。

Q6 防音室だと暑くないですか?

音が逃げないということは熱も逃がしにくくなります。もちろん夏はエアコンが必要になります。防音室(ヤマハ・カワイ)は木軸の特殊合板パネルですので、つなぎ目をさければ簡単にエアコン用の穴があきます。一般の電器店でも簡単に取り付けができます。その際に穴の隙間を粘土パテで埋めていただければ音の問題はありません。ユニット防音室は1.2畳からエアコンがつけられます。

Q7 木造の2階にバンド用のスタジオをつくりたい

木造は荷重の問題があり、スタジオレベルの工事ですと強度が足りません。6畳の大きさで軽く1tを超える重さになります。スタジオ工事の場合は1階か地下をおすすめします。

Q8 防音をしたのに、部屋の中がうるさくて練習できない

防音工事をすると部屋の中はもちろん静かになります。結果的に室内で出す音量が以前より大きく聞こえてきます。さらに部屋の内装も新品に張り替えられて以前と音の反射状況が変わってきます。工事の際にそこまで考えられていれば問題ありませんが、特に四角い部屋の中で演奏する場合は、すべてが反射しやすい角度となりますので、楽器の場合は音場処理が必要です。

Q9 防音カーテンの効果はありますか?

生活音の防音に対しては有効な面もありますが、楽器防音に対しては十分ではありません。

Q10 ペットを防音室の中に入れてもいいですか?

可能ですが、吸音材などに臭いが残りやすくなります。また鳴き声も防音室の外では聞こえにくいので注意が必要です。

Q11 ユニット防音室の組立の際、ピアノの設置はどうすればいいですか?

ヤマハのアビテックスに関しては、ピアノ運搬業者が組立をしますので、あらかじめ指示をいただければ一度ですみます。その他のメーカーでも、当社で手配ができますのでご安心ください。

  • ※ピアノ設置は別途料金をいただきます。

Q12 グランドピアノの入るユニット防音室を2階に置きたいのですが?

木造住宅の場合は1階がおすすめです。2階の場合は住宅全体の強度補強が必要となり、膨大な費用がかかります。

お問い合わせ

店 舗 名 島村楽器 イオンモール宮崎店
電話番号 0985-61-7760
担 当  山下(やました) 

※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。