こんにちは!管楽器担当の田中です。
今回は諸外国にて大絶賛の新作、日本上陸のご報告、ご案内になります!
“YDS-150 デジタルサックス”と銘打たれ、現在のAKAIのウィンドシンセEWIシリーズやRolandのエアロフォン(AE)シリーズと近いカテゴリーとなる本商品。
近日まで国内での発表は無かったものの、コアなユーザーたちはいち早く情報をキャッチし歓喜に沸いています。
只今、ご予約受付中です!
メーカー | 品番 | 販売価格(税抜) |
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YAMAHA | YDS-150 | ¥95,700 |
YDS-150
主な特長
1.時間や場所を気にすることなく思いのままに演奏が可能
デジタル技術により15段階で音量を調節でき、夜間でもリビングルームでも思いのままにサクソフォンの演奏を楽しむことができます。またヘッドホン、イヤホンを接続すれば、外に音を漏らすことなく演奏することができ、これまで大きな音が理由でサクソフォン演奏をあきらめていた方も周囲を気にすることなく自分の演奏に没入することができます。
2.サクソフォンを体感できるオーセンティックなデザインと響き
アコースティックサクソフォンと同じキイ配列、マウスピース、サムフックを採用し、自然で滑らかな操作感を実現しました。また本体にアコースティックサクソフォンと同じイエローブラス製ベルを採用し、新開発した「ベル一体型アコースティック音響システム」によるオーセンティックで心地よい響きと振動が、まるでアコースティックサクソフォンを演奏しているかのような一体感を奏者にもたらします。
※オーセンティック……本物のような、信頼のおけるさま。
3.だれでもサクソフォンの表現ができる新しい演奏体験
吹き口はサクソフォンと同じスタイルのマウスピース・リードでありながら、初心者にとって最初のハードルであるアンブシュア(演奏時の口の形)を作らなくても美しい音を出すことができます。吹き込む息の強さによって音の大きさ、音色を変えることができ、また奏でる音色は日本を代表するサクソフォン奏者の協力のもと、時間をかけてソプラノ・アルト・テナー・バリトン各サクソフォンのすべての音を丁寧にレコーディングしたものです。サクソフォン系の56音色に加え、シンセサイザー系の音色も合わせて全73音色を搭載し、この一本だけでサクソフォンを中心とするさまざまな音色による音楽表現ができます。
4.専用アプリで簡単にカスタマイズが可能
新開発のiOS/Android対応アプリ「YDS Controller」(無料)をスマートフォン/タブレットとBluetooth接続することで、音色の変更、エフェクトの調整、運指のカスタマイズ、息の抵抗感・レスポンスといった吹き心地の調整などを簡単に行うことができます。
本体サイズ
スペックシートから本体のサイズ感を競合他社製品と比較してみました!
正確な測量をしたわけではありませんが概ねヤマハのソプラノサックスと同じくらいの大きさの様です。
ちなみに同じく今話題のAKAIのNEWウィンドシンセ『EWI SOLO』と比較するとこんな感じ。
やはりEWI SOLOはやや大きめですね。
しかし、重量自体はAKAI EWI SOLOが0.8kgに対しYAMAHA YDS-150が1.0kgとやや重めなんです。
これはYDS-150がベル部分に真鍮素材を採用している点が大きいのかもしれません。
平均的なソプラノサックスも1kgあるので、この重みが逆にしっくりくるかもしれません。
独自の音響システム『Integrated Bell Acoustic System』で楽器本来の演奏感を実現!
このYDS-150の大きな特徴といえるのが、この新開発の音響システム『Integrated Bell Acoustic System(IBAS)』では無いかと。
スピーカーユニット、音響パイプ、本物の真ちゅう製のベルで構成されたこの音響システムは、演奏者の息の吹込みに反応しスピーカーを駆動する音をデジタル生成、ベルで共鳴させるようです。
そうすることにより楽器全体が共鳴し演奏者にその振動が戻りリアルな吹奏感覚を得られるというもの。
本来のリアル楽器を製作しているメーカーならではの発想ですね!
音色数は73音色、その内56音色がサックス?!
電子製品としてもやはりアルなサックスの音を一番出したいのが本音。
競合他社と同じく様々な音色を搭載しており色んな音を楽しめる…かと思いきや!なんと搭載されている73音色中56音色がソプラノ、アルト、テノール、バリトンのサックスボイスなんです!
ポップ、ジャズ、ロック、ファンクなどのジャンル別の各サックスサウンドは勿論、エフェクトが掛かったサックスの音など、デジタルサックスならではのサウンドを数多く搭載。
これ1台で事実上すべての音楽ジャンルのサックスサウンドを網羅できることになります。
真鍮製のベルはYAMAHAのサックスと同じ素材
YDS-150の特徴的な点の1つとして、このベル部分が挙げられるかと思います。AKAI EWIやROLANDのエアロフォンなどと違って、この先端のサックスらしいベルの部分は、なんと本物のYAMAHA製サックスと同じ真鍮を採用しています。
これもアコースティック楽器メーカーだからこそ出来る利点ですね!
上記のIBASによる演奏感覚の要ともいえる部分です。
キーレイアウトはサックス由来、でも変更可能
ヤマハのサックスをベースに設計されたキー部分は、最も自然な演奏性と滑らかな感触を実現!
初期セットはサックス配列との事ですが、iOS/Androidの専用アプリ『YDS Controller App』を使えば運指を変更、自分の好みにカスタマイズ出来るようです。
マウスピース部分も本物由来!
マウスピース部分もマウスピース、リガチャー、リードと独立しており本物のサックスさながらの構成!
Bluetoothで色々出来る!
本機種は通常のヘッドホン端子や外部入力端子はもちろん、Bluetooth Audioのレシーバーを内蔵している模様。
つまりワイアレスでスマホ・タブレットやパソコンから音源を流し込み、スピーカーやヘッドホンから演奏音と一緒に再生できるようです!
これは練習にもってこいですね!
更に音色や本体の設定などを専用のアプリ『YDS Controller』で、こちらもBluetoothワイアレスで行えるようです。
詳細
メーカー | ヤマハ |
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型名 | YDS-150 |
販売価格(税込) | ¥95,700 |
サイズ | 幅110 mm × 高さ699 mm × 奥行き103 mm |
重さ | 1kg(電池含まず) |
音色数 | 73音色(内サクソフォン系56音色) |
接続端子 | ヘッドホン:ステレオミニ端子 AUX IN:ステレオミニ端子 USB TO HOST:micro USB Type-B |
電源 | USB電源アダプター :5V/1A (micro USB Type-B) 電池:単4電池(アルカリ乾電池/充電式ニッケル水素電池) x 4 |
その他 | ケース付属 |
~管楽器 総合案内ページ~
スタッフ紹介
島村楽器イオンモール京都桂川店
管楽器アドバイザー 田中 舞衣(たなか まい)
皆様、こんにちは。 管楽器担当の田中です!
中学、高校と吹奏楽部に所属しテナーサックス、バリトンサックスを担当していました。
現在、地元の楽団で演奏活動を行いながら、島村楽器京都桂川店で勤務しております。
サックスに限らず、管楽器全般大好きです☆
管楽器の専門知識はもちろん豊富な知識でお客様の管楽器選びをしっかりサポートさせて頂きます!
又簡単なリペア相談も受付しておりますので、最近楽器の調子が悪い、吹きづらい等お困りの事があればお気軽にお問合せ下さいませ。
一緒にお気に入りの一本を見つけましょう♪
島村楽器イオンモール京都桂川店
サックスインストラクター 床分 翔貴(とこわけしょうき)
みなさんこんにちは!サックスインストラクターの床分です!
予約制の音楽教室“サックスサロン”とリードやマウスピースなどの管楽器周辺アクセサリーを担当させていただいてます。
音楽大学のジャズ専攻出身です!プレイヤーや先生目線で皆様の管楽器ライフをサポートさせていただきます!!
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