島村楽器限定仕様のTYPE-R「MTR-1455-DH/BN-SC」および「MTR-1455-DH/CH-SC」が、こだわりの仕様を詰め込んで、さらに今回このモデルのためだけに開発された塗装をまとい入荷!
MTR-1455-DH/SC
☝郡山アティ店にはMTR-1455-DH/BN-SC(ブラックニッケルパーツ)が入荷
ブランド | TYPE-R |
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型名 | MTR-1455-DH/BN-SC(ブラックニッケルパーツ)、MTR-1455-DH/CH-SC(クロームパーツ) |
カラー | SCLQ (Shimamura Concrete Lacquer) |
定価 | オープンプライス |
販売価格(税込) | ¥81,000 (税抜 ¥73,637) |
こだわりのスペック
TYPE-R = ロックサウンドというイメージをさらに特化させ、ルックス面もサウンド面もパワフル方向に突き抜けた仕様を目指しました。
今回開発に携わった、島村楽器商品開発課の「My Drums」の記事を抜粋してご紹介致します。
コンクリート・ラッカー (Shimamura Concrete Lacquer)
TYPE-Rスネアに関して、店舗においてお客様からのご要望が最も多かったのは「サウンドは申し分ない。けどカラーがPOPすぎるのでもっと渋めの、もしくはロックなイメージで作って欲しい」という内容でした。
そんな声にお応えできるようCANOPUSと島村楽器で検討を重ね、「石みたいな外観はどうだろう」という事で今回の「コンクリート・ラッカー」にたどり着きました。
こだわったのは表面の凹凸。ただ石のようなグレーで塗装するだけでなく、表面の凹凸をつけることで見た目も手触りもコンクリートのような質感にすることに成功。
画像でもわかる通り、TYPE-Rロゴも凸凹しています。
そしてこの新開発のコンクリートラッカーは、音質面においても通常のTYPE-Rとは一線を画すことになりました。
TYPE-Rの特徴の一つは耳に痛いくらいの高音域ですが、その高音域が少々マイルドになっています。
それによってコントロールしやすいサウンドに昇華されました。
バックビート・スネアワイヤー[CPSS-BB14SNP30]
通常20本のバックビーート・スネアワイヤーが貼られているTYPE-R。
今回のMTR-1455-DH/BN-SC、MTR-1455-DH/CH-SCには30本仕様のCPSS-BB14SNP30を採用しました。
30本仕様にたどり着くまでに、20本仕様だけでなく42本仕様のCPSS-BB14SNPWも併せて検証。
アタック音を求めて42本を張ってみましたが、特徴的なサウンドが生まれるものの、さすがにチューニングの難易度やワイヤーが暴れすぎたりとコントロールに難を感じました。
そこで30本のワイヤーを試すと...
42本ほどの暴れる感覚は無く、しかしながら20本よりもアタック間の増した、独自のTYPE-Rサウンドを生み出すことに成功しました。
ブラックニッケル / クローム 2パターン
ロックでパワフルなサウンドの方向を目指しているので、フープはダイキャスト一択。
あとはフープも含めたパーツ類のカラーリング...
まずはクロームで組み上げてみたところ、個性的なコンクリート・ラッカーにも関わらず落ち着いた印象に。
これまでのTYPE-Rには無い、非常に個性的な見た目となりました!
ブラックニッケルはかなりロックなイメージが上昇しました。
TYPE-R共通仕様
TYPE-Rサウンドの核となるシェルは、音の輪郭をしっかり生み出すためにアメリカンメイプルの10plyを採用。
CANOPUSのレギュラーモデルよりもわずかに丸みを帯びたシェルエッジ。企業秘密というそのそのシェルエッジのデザインから生まれる、ガツンとしたロックサウンドがTYPE-Rの個性です。
TYPE-Rはあえてボルトタイトを装着していません。
それはボルトタイトによる音の丸みを排除し、高音域を強調するためです。
しかしだからと言ってボルトの緩みは避けたい。
そこでレッドロックをプレイヤー側に上下4か所装着という仕様に至っています。
aspr × CANOPUSによるブラックヘッド。
1ply (シングル)のコーテッドヘッドが採用されています。
黒いヘッドではありますが、コーティングは透明なものを吹き付けているため、スティックが黒くなることもありません。
サウンド and etc.
MTR-1455-DH/BN-SC、MTR-1455-DH/CH-SCの実際のサウンドや、ストリートドラマー・リエイさんの印象等々は、DRUMS SHOW 2021特別配信動画 (アーカイブ) からもご確認いただけます。
試奏予約承ります
試打・ご購入のご予約をお電話で承っております。
詳細は、ドラム担当「佐藤(さとう)」までお問い合わせ下さい。
この記事を書いた人
ドラムアドバイザー 佐藤(真)
ドラマーさんの機材話を聞くのが大好きです!
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