こんにちは、ギター・アクセサリー・沖縄三線担当の浅川です。

本日の記事は、モザイクモール港北店と同じ横浜市都筑区に拠点を置き、永きにわたり音楽で地域貢献し続けている素敵なバンドのご紹介です。

平成14年に結成したハッピーじゃむという、50歳～80歳以上の総勢21名によるシニアジャズバンドで、リーダーの藤井様とは当店で知り合いました。横浜市都筑区で15年以上にわたり、音楽のちからで地域貢献や活性化をなさっている素敵なバンドです。

同じ都筑区の楽器店として、地域貢献されているバンドをぜひ応援したいと思い、無理を言って練習風景を撮影に、いつもの練習場所である「かけはし都築」にお邪魔させていただきました。

今回の記事では普段ハッピーじゃむが、本番に向けて普段どのように練習されているかをご紹介させていただきます。今後また何かご協力させていただいたり、当店のライブイベントをお誘いしたりと、何かしらお力添えが出来ればなと考えております。

ハッピーじゃむのみなさま、どうもありがとうございました。

プロの講師の指導のもと、まずは「月の砂漠」を全員で演奏してウォーミングアップです。

最初に驚いたのは、プロの講師からしっかりとご指導されていること。この方はアメリカ・ボストン市のバークリー音楽大学出身のプロ講師で、ハッピージャム結成当初から熱心にご指導なされており、1人1人の成長やクセを知り尽くしているので、お互いの15年以上に渡る信頼関係が素晴らしいなと思いました。

まずは「月の砂漠」を全員で演奏してウォーミングアップです。

ウォーミングアップが終わり、講師から「それでは先週に続き、1人10秒ずつ、好きな曲での自由演奏で回していきましょう！」という言葉とともに、一気に会場に緊張感が走ります。「シーン…」と静まり返った空間で自分の音を仲間に聴いてもらう…。人前での演奏に慣れるために、以前もやっていたそうですが、先週からまた練習メニューに取り入れたそうです。自分の番が回るまでドキドキですね。

1人10秒間の発表後は、講師から的確なアドバイス

「10秒間の短い演奏だからこそ、その人のクセや短所がよく顕れる」という言葉とともに、講師は演奏だけでなく、音を出す直前の立ち振る舞い・演奏中の視線・表情など、練習の成果を堂々と演奏できているか、細部にわたり見てくれています。

全員の発表が終わると、1人につき1分以上、講師からの愛のあるダメ出し(笑)が続きます。本当に丁寧に的確にズバズバと気持ちの良いご指摘です。

ここから全体練習に移ります

みなさんの緊張が取れた(?)ところで、個人発表から全員での合わせに移ります。

まずは、横浜のバンドだからこそ味わい深い演奏になる、代表曲とも言える曲の練習です。

・”横浜たそがれ”をはじめ、横浜のタイトルや地名が出てくる歌謡曲を組み合わせた「横浜メドレー」

お馴染みの懐かしい曲や、わりと最近の曲まで並び、いろいろな世代の方に楽しんでいただける曲ですね。

それから、更に3曲ほど休みなく練習が続きます。

・”上を向いて歩こう”が曲の途中に入る「さすらい」

・お馴染みの「花」

・全員のコーラスが素敵な「里の秋」

ハーモニカは堂々と胸を張って、マイクの位置を2人で気にしながら…

3人歌姫の美しいハーモニーが響き渡ります。

ドラムとベースのリズム隊、キーボードにギターも全員が主役です。

講師が気になった所があれば、1つ1つ的確に修正していきます。「アタックはサンドバックを蹴るように力強く」、「本番の緊張感を見据えて、自宅の練習の時は、飼い犬でも良いからなるべく誰かに聴かせて」など、ユーモアと熱意に溢れたご指導が続きます。

みなさまでの合唱、とっても素敵です。

ハッピーじゃむは毎週月曜日の13時～16時30分に「かけはし都築」で練習されています。この日は私の都合で、14時30分までしが撮影できませんでしたが、この後小休憩に入り、15時過ぎから16時30分まで練習というのが日課だそうです。とても充実してますね。

上手く演奏出来た方も、練習通りの演奏が出来なかった人も、みなさま課題をもって週に1度の練習に励んでいます。地域貢献とともに、自分たちの励みにもなっているとのことで、みなさま笑顔が素敵でお若いです。ハッピーじゃむの地域の催し物での演奏や講演活動など、ご興味がございましたらこちらをご覧いただければと思います。

ハッピーじゃむのみなさま、代表の藤井様、この度は本当にありがとうございました。

横浜市都筑区の音楽を、一緒に盛り上げていきましょう。

今後とも宜しくお願い致します。