【リーフレック全種類試し吹き】それぞれの特徴を比べてみました!

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2018年11月22日

*管楽器奏者の救世主!【リーフレック】 近年じわじわと人気が上がっている【リーフレック】]]「実際効果はどうなのか?」「種類が多くてどれを選べばいいかわからない」など]]まだまだ謎に包まれている部分も多いと思います。]]そこで!皆様にもっとリーフレックを知って頂く為に、当店サックスインストラクターの […]

管楽器奏者の救世主!【リーフレック】

近年じわじわと人気が上がっている【リーフレック】
「実際効果はどうなのか?」「種類が多くてどれを選べばいいかわからない」など
まだまだ謎に包まれている部分も多いと思います。
そこで!皆様にもっとリーフレックを知って頂く為に、当店サックスインストラクターの峯脇がリーフレック全種類を試し吹きしてみました!
それぞれの吹奏感、音色の変化など、詳しく解説していきたいと思います!

そもそもリーフレックとは?

まずはリーフレックについて説明致します。
管楽器は構造上、マウスピース(吹き口)部分において空気の振動を生み出し、それが楽器本体へと響いて伝わっていきます。
しかし、マウスピースと本体の接続部(ジョイント部分)において、どうしても響きが少なくなってしまうのです。
アルトサックスの場合、ジョイント部分にコルクがある為、本来の響きが楽器に伝わりません。


その部分にリーフレックを取り付けることによって、楽器の響きの伝導が助けられます!


それにより、音量の増加、音程が合いやすくなるなどの効果が得られます。
また、管楽器はベルが前方についているものが多く、基本的に奏者の後ろで音を聞くと前方で聞くよりも小さく聞こえます。
ですが、リーフレックをつけることによって、後ろで聞いても、前で聞くときと同じくらいの音量に聞こえるのです!


それぞれの音色、吹奏感の違い

アルトサックスの場合

それでは早速試していきたいと思います!
使用する楽器は、ヤマハのYAS-875EX
マウスピースはセルマーのコンセプト
リガチャ―はBGのトラディションL12
リードはバンドレンのトラディショナル3半
こちらを使用しました。


チュートリアル

音が大きくなったのがはっきりとわかります!
音色は変えたくないけど音量は欲しい、という方にピッタリなのではないでしょうか?
吹奏感に大きな違いはありませんでした。

ブラス

音色がぱっと明るく、柔らかくなったのが印象的です。
吹奏楽など、周りの楽器と統一感を出したいときに良いかもしれません。
吹奏感はさほど変わりませんでした。

ヴィンテージ

吹いた感じは上記の【ブラス】に似ています。
それに加え、音色に力強さが出た様に感じました。
【ブラス】よりも力強さを出したいときにおすすめです。
ブラス同様、吹奏感はさほど変わりません。

レッドブラス

銅特有の柔らかく、温かみのある音色になりました。
吹奏感は少し重くなるように感じたため、しっかりと息を吹き込む方に合っているのではないでしょうか?

シルバープレート

音の輪郭がはっきりとクリアになりました。
音色はゴールド系の種類に比べ、少し暗めです。
吹奏感に変化はありません。

ソリッドシルバー

まず、音抜けが非常に良いです。
また、吹いた時の抵抗感が軽くなり、その分少ない息でより大きな音が出せます。
とてもパワフルな音になります。

ゴールドプレート

ソリッドシルバーの上に金メッキがかかっており、シルバーの時に感じた、輪郭がはっきりする感じと、ゴールドの華やかさが組み合わさっているように感じました。両方のいいとこどりですね!

ゴールドプレート+レッドブラス

非常に明るく華やかな音色が特徴です。
おそらくこの中で1番ではないかと思います。
上記のゴールドプレートより音は軽めで、吹いた時の抵抗感も軽くなります。

インストラクターイチオシ!

私のおすすめの種類第1位は、ゴールドプレートです!
私の使っている楽器が、ゴールドラッカーの為、ゴールド系の方が相性がいいのもあるかと思いますが、これが一番変化を感じることが出来ました。
ブラスやブラスヴィンテージも好みの音色でしたが、より舞台で映えるのはこちらかな、と思います...
レッドブラスの方のゴールドプレートは、抵抗感が軽くなりすぎてしまい、私の好みには合いませんでした...
私は抵抗感が強い方が好きなので、この辺りはそれぞれの好みですね...

組み合わせは無限大!リーフレック重ね掛け

とある雑誌でも取り上げられている、異なるリーフレックをを使った重ね掛けを、やってみたいと思います!
果たしてどのような音になるのか...
全く想像が出来ません...

チュートリアル+ゴールドプレート(レッドブラス)

チュートリアルの上にゴールドプレート(レッドブラス)を重ねてみました!
この組み合わせ、非常に吹きやすいです!ゴールドプレートのみの時は、とても音が華やかでしたが、チュートリアルを重ねることによって、それが少し抑えられ、落ち着いた音色になりました。
華やかになりすぎるのが苦手な方にお勧めです!
因みに、どちらが上になるか下になるかでも、音色、吹き心地が変わります。
下になる方(楽器に触れる方)の素材の特徴がより出やすくなすように感じました。
今回の組み合わせだと、チュートリアルが下になった方が、音色が落ち着いて、私の好みでした!

また違う組み合わせも試していきたいと思います!
近日中に追加したいと思いますので、楽しみにお待ちください!



いかがでしたでしょうか?
是非ご購入の際に参考にしてみて下さい!

今回リーフレックを試奏した、サックスインストラクター峯脇が講師を務める、大人のための音楽教室【サックスサロン】では、サロン会員様大募集中です!
是非お気軽にお問合せ下さい。
皆様にお会いできるのを楽しみにしています!

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