初めてピアノを選ぶときに気になる疑問にお答えします!

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2019年03月31日

**ピアノってどうやって選べばいいの? こんにちは。]]この度は当店HPをご覧いただき有難うございます。島村楽器ららぽーと甲子園店 ピアノ担当の上崎(うわさき)です。]]ピアノを選ぶ際に何を機にしたら良いのか、この選択は間違っていないのか沢山不安を感じる場面に遭遇するかと思います。]]外見は全く同じ […]

初めてのピアノ選び~疑問にお答えします~

ピアノってどうやって選べばいいの?

こんにちは。
この度は当店HPをご覧いただき有難うございます。島村楽器ららぽーと甲子園店 ピアノ担当の上崎(うわさき)です。
ピアノを選ぶ際に何を機にしたら良いのか、この選択は間違っていないのか沢山不安を感じる場面に遭遇するかと思います。
外見は全く同じに見えるピアノをどのようにして選べばよいのか、よくご質問頂く事や、気になることを簡単にではありますが、ご紹介しております。
ピアノ選びの参考に是非ご覧くださいませ。

電子ピアノとアコースティックピアノの違いは?

練習の為の楽器を選ぶ際にまず最初に決めなければならないのが、「電子ピアノ」「アップライトピアノ」「グランドピアノ」どれにするか、という事です。
まずは電子ピアノとアップライトピアノの違いをご説明します。
電子ピアノとアップライトピアノの違いは、大きく分けると「タッチ」と「音」の2点に分けられます。
※タッチとは、「鍵盤を弾いた際に指先に伝わる重さ・感覚」の事を指します。

タッチと音

アップライトピアノ 電子ピアノ
タッチ 多くの部品が複雑に絡み合い、弾き始めは重く途中から軽くなる、ピアノ特有の感覚が有る。 比較的シンプルな機構で、ピアノ鍵盤の重さを模している。
弦を「ハンマー」という部品で叩き、出た音を響板という大きな木の板で増幅させる。 鍵盤の押された強さをセンサーで計測し、録音されている音を強さに応じて再生する。

まとめると上記の様になります。
この中で「タッチ」に関しては、電子ピアノの中でも最近の上位モデルであれば非常にピアノに近い機種が有りますので、それらをお選び頂くと最初の1台として、そこまで遜色無く練習が可能です。
最大の違いは「音」です。簡単に言うと、音が「本物の音」なのか「録音された音」なのか。ここに大きな差が有ります。

アップライトピアノのメリット

  • 本物の音で、弾き手自身の表現が可能
  • 複雑な機構が絡み合った独特のタッチ感を持つ
  • 定期的な調律や部品の交換をすると長期にわたって使用可能
  • 寿命が長いため、資産価値としての側面を持つ

電子ピアノのメリット

  • 音量を調節して練習することが出来る
  • 比較的価格の手頃なモデルが有る
  • 定期的な調律が不要
  • 重量が軽く、機種によっては移動が自力で可能

表現力

ピアノ選びにおいて最重要事項と言っても過言ではないのが『音』です。
それはなぜかと言うと、ピアノは88の音で表現をする楽器だからです。
ピアノを習い始めると必ず言われることが、
「この曲は優しい音で弾いて」
「この部分は切ない気持ちで弾いて」等の表現に関する言葉。

ピアノの演奏技術や音楽の基礎知識を身に付けるというイメージが強いかもしれませんが、レッスンの中では「作曲家が曲に込めた意図や感情を88個の鍵盤で表す為の学び」にもかなり比重が置かれています。
だからこそ、表現力の高いピアノが必要になるのです、ピアノの音で感情を表現するためには、自分なりに「優しい」「切ない」等の気持ちを込めて演奏し、その結果出た音を聴き、
「こう弾いたらこんな音が出た」
「もっとこうしたらどんな音が出るだろう・・・」と試行錯誤して引き出しを増やしていく必要があります。

このような実験を練習の中で沢山行う為にも音の表現力にこだわって、ピアノ選びをして頂ければと思います。

中古ピアノと新品ピアノの違いは?

電子ピアノにするかアコースティックピアノにするかが決まると次は、新品・中古どちらにするかを決めなけらばいけません。

では、先ずそれぞれのメリットをご紹介します

中古ピアノのメリット

  • 高スペックの物を、手頃な価格で購入可能
  • 比較的価格の手頃な個体が有る(整備状態には要注意!)
  • 現在は手に入らないデザイン・特徴のモデルも購入可能

新品ピアノのメリット

  • ファーストオーナーとして、音を育てていく事が出来る
  • 前任者が居ない為、音色に癖が付いていない
  • カタログ等を見ながら、好みのデザインや音色のモデルを選択出来る

その他にデメリットとして「新品よりも使われている木の質が良いから、中古ピアノの方が良い」「前に使っていた人の癖が無いから、新品ピアノの方が良い」等など、多くの情報がネット上には溢れています。
ネットで下調べをしたお客様より「中古のピアノと新品のピアノはどちらがオススメですか?」という質問を頂戴します。
まず大前提として確認して頂きたいのが、『絶対にこちらの方が良いという選択は無い。』という事です。

それは弾かれる方が音楽と関わっている状況や、お客様自身の価値観等によって重要視されるポイント様々であるからです。
様々な条件がある中でより正解に近い選択をする為に我々専門スタッフが居りますので、是非楽器店へご相談頂く際は、「これは関係無いかも・・・」といった事まで、何でもお話し頂ければと思います。

背の高さ(奥行きの長さ)による違いは?

基本的に身長が高い(奥行きが長い)ピアノは響板面積や弦の長さを確保できる為、表現力豊かに演奏をお楽しみいただけるととらえて頂いて問題ありません。

アップライトピアノは背の高さが110cm弱から131cmくらいまで、グランドピアノは奥行きが150cm弱から274㎝くらいまで、ピアノは大きさも様々な楽器です。
アップライトピアノの背の高さ・グランドピアノの奥行きによる違いですが、背が高い・奥行きが大きいほど響板の面積が広くなり、弦の長さも長くなる=表現の幅が広くなる という違いです。

またグランドピアノに限り奥行きが大きいと、鍵盤の長さが長くなるのでコントロールしやすくなる というメリットも有ります。
ただ、背が高いと圧迫感が有りますし、奥行きが長いと場所を取ります。
重要なのは「大きいピアノに越した事は無いけれど、小さいピアノが悪いという訳ではない」という事です。
こちらも目的と置かれる環境に応じてお選び頂ければと思います。

防音対策はどれくらい必要?

アコースティックのピアノをご自宅に置くとなると気になるのが音漏れについて。
アップライトピアノは前後に、グランドピアノは上下にそれぞれ音が広がりやすい性質を持っています。
当店にてアコースティックピアノをご成約頂いたお客様の中でも、ほとんどの方が防音対策グッズを活用されています。
それぞれの音が伝わりやすい方向へ重点を置いて防音対策を取り入れると、気兼ねなく演奏を楽しんで頂けるかとおもいます。

消音機構を取り付ける

多くの機種には、消音機構というあとから取りつけが可能な商品がございます。
こちらは、スイッチを切り替えることで、スピーカー又はヘッドフォンからのみ音を出力する機構です。
夕方からしか練習できない場合には大活躍致します。

マフラーペダルを使用する

アップライトピアノの真ん中のペダルがマフラーペダルといい、弦とハンマーの間にフェルトを挟み込むことができます。
これにより、音が柔らかくなります。

※アップライトピアノに標準装備されている機能になります。大半のグランドピアノには搭載されておりません。

防音効果のあるインシュレーターを使用する

インシュレーターとはピアノの駒留の役割をする、受け皿のことです。
ピアノと床の接点となるインシュレーターを防音効果のあるものにすることで、床への音の伝わりを軽減することができます。

防音パネルを使用する

アップライトピアノの場合は、床に敷くタイプのものと壁とピアノの間に挟むタイプのものがあります。

  • 階下への音漏れが気になる場合は、床に敷くタイプがおすすめです。
  • 隣の部屋への音漏れが気になる場合は、壁とピアノの間に挟むタイプのものがおすすめです。

グランドピアノの場合は、床に敷くタイプのものと中に入れ込むタイプのものがあります。

  • ピアノの中に入れ込むものは、お部屋全体への音の響きと軽減させる効果があります。
  • 床に敷くタイプのものは、階下への音の振動を軽減させる効果があります。

どちらのものも防音のインシュレーターと併用することでより高い効果を得ることができます。

ご自宅の環境にあった防音グッズが何なのかわからない…!というお客様はお気軽にご相談ください。

置き場所について決まりはあるの?

防音対策の次によくご質問いただくのが、置き場所について。
ここでは、避けたほうがいいピアノの設置場所についてご紹介いたします。

・直射日光の当たる場所
・水回り近く
・空調の風が直接当たる場所
(・床暖房があるところ)

ピアノは約八割が木材で作られています。
そのため、加乾燥や加加湿に弱く不具合の原因になってしまいがちです。
なので、ご紹介させていたたか所からできるだけ離れた場所に設置することをお勧めいたします。
とはいえ、現実にはなかなか難しいこともあるかと思います。
絶対に上記の場所近くに置いてはダメ!!!!ということではないので、あまりこだわらなくても大丈夫です。
基本的に人間が過ごしていて不愉快に感じない気温と湿度であれば、問題ありませんのでご安心ください。

※カッコ書きで床暖房をご紹介いたしましたが、断熱効果のある床パネルを組み合わせて設置いただきますと、問題ございません。

調律・メンテナンスについてどうなるの?

先ほどご紹介しましたように、ピアノは約八割が木材でできています。
そのため、きちんとメンテナンスされているピアノをお選びいただけると、安心してお使い頂けます。
また、ご自宅でも最善の状態で演奏をお楽しみいただくためには、年に一回の調律が必要です。

調律とは

ピアノの88ある音を正しい音階にすること。
そのほかにも、調整や修理の必要性を同時に確認し長くピアノをお使いいただけるようにメンテナンスいたします。
当店にてご成約頂きましたピアノのメンテナンスは、当社の技術者が責任を持って行います。
ご購入後のメンテナンスについての疑問などがございましたらお気軽にご相談ください。

調律していないとどうなる…?

定期的に調律をしていない場合は様々な問題が発生致します。
例えば…
・音階が正しくないため、正しい音感が身につかない
・パーツの外れや欠けを起こしていたパーツにより他の箇所にまで、不具合が広がる
・タッチ感がまばらになるため、十分な練習効果が得られない     …等々
長く楽しくピアノを続けて頂くためには切っても切れないのが調律です。

ピアノの状態について気になる点がございましたらお気軽にご相談下さい。

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