こんにちは！島村楽器伊丹昆陽店ギターアクセサリー担当の板敷です！

意外と知らない!?シールドの豆知識をご紹介いたします！

そもそもシールドってなに？

もっともシンプルに言うと楽器をアンプと繋ぐための線ですね！

ではなぜ楽器用ケーブルという名称では無く、シールドと呼ばれるのが一般的になっているのでしょうか？

こちらの画像のシールドと書かれた部分。エレキギターやベースからでる信号は基本的には外部からの影響をとても受けやすくなっているのでシールド（盾）で守ってあげているんです。これがシールドと呼ばれる所以ですね！

基本的にシールドの構造は大差ありません。ですが音質の差というのは確かに存在します。それがこのシールド部分の目の細かさ、芯線の導体の質、ハンダの伝導率など様々な要因で音質の劣化がおこるのです。

音が良くなるケーブル!?

ケーブルはその性質上、音質を良くするという効果は持ち合わせていません。
ギターから出力される信号を100とした時にその100を110にすることはありません。ハイエンドモデルのシールドは100をアンプ到達までに99で抑えられるモデルのケーブルだという事です。ハイエンドモデルは音質が良いということを前提に各種特色を出します。ハイ抜けのするシールドは低音の減衰が強いなど減衰するポイントにより特性を操作します。

＊HistoryのPRO SERIESにもハイ抜け・立ち上がりの早さを重視したREGULARと中・低域がFATなWETの2種があります。

シールドには向きがある!!

これは知らない方も多いのではないでしょうか？

メーカー名や型番が書いてある通りの向きで繋ぐのがいいとされています。実際にメーカーさんによっては矢印を書いており、その通り繋ぐことを推奨しているものもあります。

品質の違うシールドの繋ぎ順は？

エフェクターなどを間に繋ぐ際に、シールドが2本以上必要になることがありますね。その時理想としては全てが高品位なものを使う事ですが、現実的には様々な問題で用意できない場合もあるかもしれません。そんな時に高品位なシールドと安価なシールドではどちらをギター側に繋ぐのがいいのでしょうか？
実際にこういったケースの場合、繋ぎ順をあまり気にしない方が大半だと思いますが、実はこの問題、答えがあります。

高品位なシールドがギターからエフェクターです。

というのもギターから出る信号はハイインピーダンスと言ってノイズが乗りやすい状態です。エフェクターの後段はローインピーダンスといってノイズに強い状態です。なのでノイズがのりやすい状態のエフェクターまでをいいシールドで守ってあげる必要があります。（トゥルーバイパスのエフェクターはこの限りではありません。トゥルーバイパスを最大限生かしたい方はぜひ高品位なシールドを2本用意してあげてください(笑)）

伊丹昆陽店ギター担当　オススメシールド！

HISTORY　PRO　SERIES

REGULAR

メーカー	品番	販売価格	コメント
HISTORY	HPS-3R/SS	￥6,372(税込)	長さ3m、プラグS-S
HISTORY	HPS-3R/SL	￥7,020(税込)	長さ3m、プラグS-L
HISTORY	HPS-5R/SS	￥7,452(税込)	長さ5m、プラグS-S
HISTORY	HPS-5R/SL	￥8,100(税込)	長さ5m、プラグS-L

WET

メーカー	品番	販売価格	コメント
HISTORY	HPS-3W/SS	￥6,372(税込)	長さ3m、プラグS-S
HISTORY	HPS-3W/SL	￥7,020(税込)	長さ3m、プラグS-L
HISTORY	HPS-5W/SS	￥7,452(税込)	長さ5m、プラグS-S
HISTORY	HPS-5W/SL	￥8,100(税込)	長さ5m、プラグS-L

ORB　J7-Phone Pro

メーカー	品番	販売価格	コメント
ORB	J7-PhoneProS-S/3m	￥16,200(税込)	長さ3m、プラグS-S
ORB	J7-PhoneProS-S/5m	￥18,360(税込)	長さ5m、プラグS-S

いかがでしたでしょうか？豆知識というほどのものでもないかもしれませんが・・・知っていたらお話のネタにはなるかもしれません(笑)

島村楽器伊丹昆陽店でもさまざまなシールドを展示しておりますので一度ぜひ足を運んでみてください！お問い合わせはこちら↓

お問い合わせ

店舗名	島村楽器 イオンモール伊丹昆陽店
電話番号	072-787-8840
担当	板敷（いたしき）