こんにちは。ピアノインストラクターの原田・浦﨑です。
1月21日(日)に島村楽器広島府中店にて行った第2回ピアノサロン特別レッスンの様子をレポートします。
前回はバロック・古典派時代についてお話ししましたが、今回はあのロマン派時代に活躍したショパン・シューマンについてお話ししました。
ピアノアドバイザー原田からショパン・シューマンが使用していたピアノについて
ショパンはイギリス式のピアノ、シューマンはウィーン式のピアノなど
彼らが好んで使用したピアノについてのお話がありました。
現在のピアノとの聞き比べもあり、ご参加の皆さまには音色の違いを肌で感じていただくことができたと思います。
インストラクター浦﨑からロマン派音楽について
今回取り上げた、ショパン・シューマンの活躍したロマン派時代についてお話ししました。
古典派に活躍したベートーヴェン達とは曲の作り方が変わっていることや、他にも活躍した作曲家についてお話ししました。
ロマン派時代には欠かせないショパンが作曲した「ノクターン第20番遺作」を演奏しました。
この曲は映画「戦場のピアニスト」で使用された曲です。
インストラクター原田からショパンについて
ショパンを演奏する時のポイントや腕・手首の使い方についてお話ししました。実際の演奏を交えて腕の使い方で音がどう変化するか感じていただきました。
ショパンの中でも有名な「ノクターンOp.9-2」「革命」の2曲を演奏しました。ノクターンはレッスンでも特に人気の高い曲です。
インストラクター浦﨑からシューマンについて
シューマンの生涯やピアノ作品、演奏のポイントについてお話ししました。
同年代のショパンとは生き方、作風も全く異なるということをお伝えしました。
最後はドラマ「のだめカンタービレ」で主人公がコンクールで演奏した、シューマン作曲「ピアノソナタ第2番第1楽章」の演奏をし、ショパンとは違う曲の雰囲気を感じていただきました。
イベントの最後はインストラクター二人による連弾を行いました。
今回のテーマ「ロマン派」にちなんでショパンメドレーの曲を演奏しました。
知っている曲も多く、聴きごたえもあり、ご来場いただいた皆様には好評いただけました。
お客様の声
・同じ時代のショパンとシューマンだが、こんなに生き方が違うんだと思った。
・当時使用されていた、ウィーン式ピアノ、イギリス式ピアノの違いがとても分かりやすかった。
・普段なかなか聞くことのできない音楽の話や時代の話、作曲家についてなど、とても新鮮で深いなと思った。
・作曲者の生い立ちやエピソードなどは何度聞いてもおもしろいんだなぁと思った。
・久しぶりに生演奏を聴くことができて、元気をもらえました。
・家では電子ピアノですが、ピアノの構造が知れて、改めてグランドピアノが欲しくなりました。
・先生方の演奏がとても素敵でした。連弾すごかったです!感動しました。連弾に是非挑戦してみたいなと思いました。
ご来場いただいた皆様ありがとうございました!
次回は2018年7月頃に、ブラームス・リストを中心に第3回目を行う予定です。
多くの方のご参加をお待ちしております♪
インストラクター紹介
原田知華
プロフィール
幼少の頃からクラシックピアノを勉強し、大学ではピアノの他にエレクトーンも受講。ピアノを廣澤 久美子、宮入 友子、北林 聖子、エレクトーンを岡川 玲子の各氏に師事
エリザベト音楽大学 音楽学部演奏学科ピアノ専攻卒業
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