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2018年10月19日

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クラシックギター

4月から小学校、中学校、高校、大学入学の皆様、改めまして、ご入学おめでとうございます!学校の雰囲気にも少しずつ慣れて、いよいよ部活動も本格始動する時期ですね。早く先輩たちと同じように、いろいろな曲に挑戦したり、綺麗な音で演奏できるようになりたい!という気持ちが強くなる時期ではないでしょうか。頑張る学生の皆さんをサポートしたい!そんな気持ちをこめて、入門用クラシックギターをご紹介をさせていただきます。

クラシックギターの違い

木材による違い
価格による違い
おすすめブランド
担当より

木材による違い

主に使われるのは「松」と「杉」

手工ギターの表板として重宝されている高級材は、主にドイツ松(German Spruce)とカナダ杉(Canadian Cedar)です。それぞれ特性の違う松と杉の特徴を簡単に説明いたします。

松(スプルース)

クラシックギターで王道の表材といえば松です。ヤニ成分を持つ松材独特の「粘り」があるので大変良い響きを発揮できます。ですが、製材したてのものは水分やヤニを必要以上に多く含まれているため、除去する手間隙と経年乾燥が必要になります。それゆえ、松は最初あまり鳴りが良くないと一般的にはいわれており、長年弾き込んでいくごとに徐々に音量と音質が向上していき、最終的には非常に良好な鳴りと上質な音色へと成長していくのです。中でもドイツ松は高級手工クラシックギターなどで使われている王道中の王道の高級材として、大昔から今もなおギター職人達の製作意欲をかき立て続けています。

杉(シダー)

王道木材の松を凌ぐ勢いで人気の表面材が杉です。カナダは良質の杉が取れることでギター職人達に重宝されています。比較的柔らかい材質のため、音質は甘めのトーンとです。側裏材に硬い木材を組み合わせることで鳴りと音質を向上できるようです。ヤニ成分が少なく松材ほどには粘りがないですが、比較的早く木材として使えて加工もし易く、完成直後から即戦力になる大きな音の鳴りを発揮できるという利点があります。

その他の表板

松や杉以外では、例えばフラメンコギターなどでは『シープレス』などが表板でよく使われていますし、他には『マホガニー』『メイプル』『コア』などが見られます。

側板と裏板の材

側板や裏板には割と多種多様な木材が使われていますが、多いのは『ローズウッド』や『マホガニー』などで、他には希少材の『ハカランダ』や『ココボロ』など、一般材では『シープレス』『シカモア』『メイプル』『ナトー』『ブビンガ』『コア』『ワイルドチェリー』『ウォルナット』『バーチ』など多岐に渡り、これらもやはりそれぞれに音質の違いがあり、表板材と側裏板材の組み合わせ、さらにはギター職人各自による良材の選定と、ふるう加工技術、そして個体差などの違いが加わって、様々な個性のある音色のクラシックギターたちが生み出されるのです。

価格による違い

楽器は同じ楽器でも価格がたくさんあります。そんな価格の差はいったい何なのかを簡単にご説明致します!

1~2万円程度

この価格帯は合板といってギターの音の要となる木の板が2枚の板で合わさって出来たものです。
メリットは低価格でなおかつ頑丈ということです。
デメリットは板を合わせることでギターの響きを妨げ、ギターが綺麗に響いてくれなくなってしまいます。いわゆる弾いていて心地良いという音は比較的出にくいです。

2万~3万円程度

この価格帯はだいたいのモデルが表板のみ単板仕様になります。
ギターの1番響く表側の板を1枚の板にすることで響きを損なわず、先程の価格帯とは劇的に音が変化します。デメリットは耐久性が合板に比べて低くなることから扱いに注意が必要になってきます。

3万~5万円程度

この価格帯は単板の中でも木材が変化してきます。木材の違いは音にダイレクトに影響するので重要なポイントになってきます。
この価格帯ではギターの横と裏側の木がローズウッドを使われることが多く、見た目もサウンドも高級感が増します。

5万~10万円程度

この価格帯は上記の仕様にさらに高級感がでます。例えば指板にエボニーという高価な木材が使われたりすることで、見た目は手工品にぐっと近づきます。
さらに高価な松などが使われることもあり、より響きの良いクラシックギターになります。

10万~12万円程度

ここからはオール単板といわれるモデルが出てきます。上記でご説明した単板を、表や横裏にも全て採用しておりギター全体の響きが大きく変わります。手工品と構造上はほぼ同じになります。またメンテナンスを細かく行っていけばかなり長く使っていただくことができます。

12万~20万円程度

この価格はオール単板モデルや、あえて合板にするモデルなどがあります。
あえて合板仕様にして特殊な製作方法を取り入れることで大きな音量で演奏することが可能になり、ホールなどで演奏される方などに好んで使われることがあります。

20万~26万円程度

この価格になるとほぼすべてのモデルがオール単板になります。もちろん響きはよくなりますし使われている木材が高級材になってきます。弾き手の細かいニュアンスや経年による音質の変化などクラシックギターの醍醐味もダイレクトに感じて頂けるようになってきます。

26万~30万円程度

ここからは手工品と呼ばれる製作家が製作や監修をしているモデルが出てきます。
手工品は製作家によってこだわるポイントや癖などが大きく変わってきますので同じ木材や同じ構造でもサウンドが変わります。同じクラシックギターでも色んな顔がでてくるのがこの価格帯です。

30万~80万円程度

かなり広範囲ですがこの価格帯が国内外の個人製作家の手工品といわれるモデルが多く存在します。
木材選びから組み立て、人それぞれの構造や塗装1つ1つにもこだわり、いわば作品と呼べるような物が多く、ルックスもサウンドもかなり良いですしメンテナンスをしっかり行えば半永久的に使うこともできます。いわゆる職人のサウンド!ぜひこの価格のもので一生使いたいですね!

100万円前後

現役でかなり有名な海外の職人の楽器がこのあたりの価格帯になります。海外ならではの明るい倍音など、他では得られないサウンドを出すことが出来ます。また、国内で最高級材「ハカランダ」などを使用したモデルもこの価格帯が多いです。
1度弾いてみるとその魅力に惹きこまれます。

400万円以上

巨匠と呼ばれるような職人の楽器です。
この価格帯になるとハカランダかローズかは予算の問題ではなく、製作家の信念でしょう。また、希少価値が価格に乗っている場合もあります。いわゆるプレミア価格ですね。1度は触ってみたいものです。

新入生にオススメのクラシックギターをご紹介いたします!

コダイラギター

多くのブランドが海外生産にシフトする中でコダイラは国内生産にこだわり続け、一本一本慈しむ様に丹念に製作しています。クラシックギター専門の工房としての高度な技術は、創業以来日々蓄積されてきたものです。

今や学校等の指定機材にも選ばれるほどの人気の高いコダイラは、少数精鋭の職人達による仕事によって生み出されています。それゆえに生産本数もあまり多くなく、店頭で見かけることも少ないですが、島村楽器ビビット南船橋店ではコダイラ製品を多数取り揃えています。

なぜコダイラが人気なのか

クラシックギターの主な生産国として有名なのはドイツ、スペイン。そんれに加えてイタリア、フランス等ヨーロッパを中心に生産しているものが多いのですが、実は日本もそのひとつで、日本のギター製作技術は世界に引けを取らないほど高い水準にあります。
特に日本のチームビルド(分業手工品)ギターは世界でも評価されています。

また、クラシックギターは大きく分けて3つの生産ラインがあります。

工場量産品

工場で大量生産することによりコストを抑える事が可能です。量産ゆえに細かいところまでは手が回らないことも。価格は安いものだと2万程度からあり、中国製やインドネシア製が多く、アコースティックギターを作る工場で作られることが多いです。

分業手工品

数人~数十人の職人達が手作業でギターを制作。量産はできませんが、細かいところまで精度の高い製作が可能。価格は7万程度から。生産国は様々ですが、国内で見かけるのは日本もしくはスペイン製が多いです。

完全手工品

職人一人で全ての工程を行い製作。それゆえにブランド名はなく、その製作家の名前がブランド名となります。クラシックギターはこの完全手工品として製作されたものが一般的と言われています。全てにおいてハイクオリティーであるが、生産本数が少なく価格も30万程度からとなります。生産国は様々ではありますが、ドイツ、スペイン、イタリア等は多くの製作家がいます。

前述の通り、コダイラはクラシックギター専門工房としてギターを日本で作り続けています。上記の中だと分業手工品に当たり、職人による技術が詰め込まれています。
長野県諏訪市に工房を構えるコダイラは、ハイクオリティながらお求めやすいコストパフォーマンスの高さから、学校の部活やサークル等の推薦機材として選ばれており、日本屈指のギターメーカーとして髙い人気を誇っています。

展示ラインナップ

AST-70L

コダイラで最もお求めやすいモデルながら、クオリティは他機種と変わりません。学校推薦機材として最も選ばれていて、コダイラで最も生産されているモデルです。
表板は杉、横裏板はローズウッドの鳴らしやすいモデルで、暖かみのあるサウンドです。小柄な方でも安心の630mm弦長のモデルです。

ブランド名 型名 販売価格(税込)
コダイラ AST-70L ¥77,000(税込)
AST-85

コダイラのスタンダードモデル。AST-70と同じく表板は杉、横裏板はローズウッドですが、厳選した高グレードの木材を使用することでより豊かなサウンドを得られます。糸巻も高グレードの物を使用しているのでチューニングのしやすさ、安定感もあり、まさにスタンダードなモデルです。

ブランド名 型名 販売価格(税込)
コダイラ AST-85 ¥93,500(税込)
AST-100/S

こちらもコダイラのスタンダードモデル。お店では最も売れている人気機種です。
表板には松、横裏板ローズウッドを使用した本格的なモデルです。もちろんこのモデルに合った高グレードの木材を使用。輪郭のくっきりした華やかな音が、はっきりと遠くまで響き渡ります。

ブランド名 型名 販売価格(税込)
コダイラ AST-100/S ¥110,000(税込)
AST-100/S 640mm

AST-100/S 640mmはスケール(張ってある部分の弦の長さ)がやや短いモデル。
通常が650mmですので10mmしか変わらないのですが、抱えてみると違いが感じられます。
女性や体の小さな方にオススメです。

ブランド名 型名 販売価格(税込)
コダイラ AST-100/S 640mm ¥110,000(税込)

ギターケースも多数ご用意しております。

大事な楽器を運搬するケースもソフトケースやハードケースなど様々です。ビビット南船橋店では各種ケースを取り揃えておりますので、楽器に合わせてコーディネートさせて頂きます。お気軽にご相談くださいませ!

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クラシックギターをお探しのお客様、ぜひビビット南船橋店へお越し下さいませ。各メーカーの違いなど、スタッフがしっかりとご説明致します。お客様にぴったりの1本をご提案させていただきます。幅広いラインナップで皆様のお越しをお待ちいたしております。

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担当:瀬田より

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