ボサノバのすすめ おしゃれなナイロン弦サウンドを楽しもう!おすすめギター紹介

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2018年08月10日

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ボサノバを弾きたい!どんなギターを選べばいいの?

まずはボサノバってどんな音楽かおさらい

ボサノバは1950年代の終わり頃に南米ブラジルのラサンバ等のテン音楽とアメリカのジャズが融合して生まれた音楽スタイルで、ゆったりとした雰囲気と素朴でありながら、ジャズの影響を受けたオシャレで少し複雑な響きのサウンドが魅力です。
そんなボサノバの基本の演奏スタイルはギター伴奏の弾き語り。
洗練されたニューヨークなどの都会派ミュージシャン達はピアノやサックス、ドラムセット等も使用したバンド演奏を行い、60年代以降のジャズミュージシャン達の欠かせないレパートリーの一部に数えられています。

どんなギターを使えば良いの?

ボサノバではナイロン弦を張ったギター、「ナイロン弦ギター」を使用します。
最も身近なナイロン弦ギターは「クラシックギター」ですが、実はあまりボサノバには向いているとは言えません。

クラシックギターでは絶対にダメ!とは言いませんが、クラシックギターは重厚で伸びやかな音色を出すことを身上としており、歯切れの良さや素朴な音色を求めるボサノバとは求めるものが違い、ベストマッチとは言えません。
では、ボサノバに合うナイロン弦ギターとはどの様な物があるのでしょうか?

軽く響きの短いフラメンコギターはボサノバ向き!

この画像のギターはフラメンコギターと言われるもので、ボディの側板と裏板に白い木材の「シープレス」や「アガチス」を使用したギターで、クラシックギターの側板・裏板に使用される「ローズウッド」と比較して歯切れがよく、少し明るい音色になります。
実はブラジルのナイロン弦ギターでもクラシックギターと同じローズウッドを使用するのですが、南米産のギターは日本の気候に合わず、ネックが反ったり板が割れたりと非常に管理が難しい上に、ほとんど流通しておらず、かなり割高です。
専用の設計なだけにローズウッドを使用しているのにも関わらず、ボサノバに良くマッチする音色なのですが、上級者やプロでもあえて使用を避けているケースがかなり多いのです。手に入りやすい中でもボサノバに合うギターを見渡した時、フラメンコギターがオススメの一つなんですね。

(フラメンコ・タイプのギターを見る)

本格クラシックギターとフラメンコギターの中間的サウンドでオールマイティー!

クラシックギターの中には側板や裏板に「マホガニー」と言う木材を使用している物があります。これは本来のローズウッドを使用したギターと比較しても比較的音が伸びずに歯切れの良い音色が特徴で、ボサノボに向きます。フラメンコギターと比べるとメロディーを奏でるのにも向いており、正に中間的な特徴。クラシックギターの範囲内で選ぶなら、マホガニーを側板・裏板に使用した物を選ぶと良いでしょう。

(マホガニー使用のクラシックギターを見る)

薄い胴体が抱えやすく、初心者には特にオススメ!

胴体の厚みが薄いギターは響きが少なく、音の伸びが抑えられるので歯切れが良く、ボサノバ向きです。
この様なタイプのギターの殆どはボディの右側が切り取られた形状をしていて、更に内臓ピックアップマイク搭載の「エレガット」と呼ばれるタイプになります。コンサートに興味がない方は不要な機能ですので、無駄なコストに思えるでしょう。しかし、その形状ならではの高音域の弦の押さえやすさや洗練されたスタイル、「もしかしたら人前で演奏するかも・・・?」と言ったニーズから、今は不必要なマイクが搭載されていても気にせずに選ぶ方も多いです。私も「マイクが付いているギターは無駄に高いからおやめなさい」と思った事はございません。

(薄胴タイプのギターを見る)

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ボサノバ向きのナイロン弦ギターをご紹介♪

フラメンコ・ギター

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メーカー レイモンド
型名 160/Flamenco/C
ボディ表板 スプルース単板(松)
ボディ側裏 シープレス
ネック マホガニー
指板 ローズウッド
販売価格 ¥316,800(税込)
コメント トップクラスの厳選材使用した本格的なスペインフラメンコ。デザインもプロフェッショナル仕様。音の立ちが良く、ボサノバ以外にもPOPS、JAZZの様々なジャンルの音楽にも合います。

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側板・裏板にマホガニーのタイプ

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メーカー レイモンド(スペイン)
型名 118C
ボディ表板 シダー単板(米杉)
ボディ側裏 マホガニー
ネック マホガニー
指板 ローズウッド
販売価格 ¥81,400(税込)
コメント ナイロン弦ギターの本場スペインで製造される本格的なギターでありながら、かなりリーズナブルな価格となっています。側板・裏板に歯切れの良さを生むマホガニー材を使用。表板には初心者にも鳴らしやすく、温かみのある音色が魅力のシダー材を組み合わせたコストパフォーマンスモデルです。

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薄胴タイプ

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メーカー ジェームス
型名 J-500ACG
ボディ表板 スプルース単板(松)
ボディ側裏 オバンコール
ネック マホガニー
指板 エンジニアリングウッド
販売価格 ¥75,900(税込)
コメント 弾きやすさはダントツ!薄胴ボディで抱えた時に非常に弾きやすく、ネックも薄く、弦も押さえやすい様に低く調整されています。それらが合間って非常にボサノバに相性のいいギターとなっています。元々はフォークギターをベースに設計されているので、ナイロン弦ギターに慣れていない方でも安心、島村楽器だけのオリジナルモデルです。内臓ピックアップマイクも非常に質が高くコストパフォーマンス抜群の一本です!

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担当:瀬田より

ナイロン弦特有の優しい音色に癒される、という方も多いのではないでしょうか?暑い夏を吹き飛ばす爽やかなサウンドを奏でてみてはいかがでしょうか?普段はエレキギターを弾いている方もサウンドのバリエーションが増えると楽しいですよ!お気軽にお試しにいらして下さい。担当瀬田がばっちりサポートいたします!

この記事を書いたのはこんな人

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ギターアドバイザーの瀬田です。実は元ピアノ調律師です・・・がアコギ・エレキ・ベース・エフェクターなどなどピアノ以外も大好きです。同じような形に見えてそれぞれ魅力のあるギターたちの個性をお伝えできればと思います。お気軽にご相談ください!※社内資格ギターアドバイザー認定取得 簡単な調整や、お手入れ方法のご相談などメンテナンスに関してもお任せください。


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