ベース弦の選び方・サウンドを徹底解説!!

岩田屋福岡店

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2020年08月29日

*エレキベース弦の種類、サウンドを徹底解説!! ベーシストの皆さん!こんにちは。いきなりですが、普段どんな弦を使っていますか? 『弦』はベースを演奏する上で無くてはならない重要な要素ですが、]]多くの方がベースにはこだわっても弦にはそこまでこだわりがないのも事実です。]] 弦の素材や、太さ(ゲージ) […]

岩田屋福岡店ではこちらのページに記載の商品のお取り扱いはございません。お取り寄せは可能です。

エレキベース弦の種類、サウンドを徹底解説!!

ベーシストの皆さん!こんにちは。いきなりですが、普段どんな弦を使っていますか?

『弦』はベースを演奏する上で無くてはならない重要な要素ですが、
多くの方がベースにはこだわっても弦にはそこまでこだわりがないのも事実です。

弦の素材や、太さ(ゲージ)、メーカー、構造により
今お持ちのベースのサウンドや弾き心地は劇的に変化します!
自分に合った『弦』とは何なのか?その疑問の解決に少しでもお役に立てるよう
弦選びに重要なポイントを絞ってレクチャーしていきたいと思います!

外出をお控えされているお客様へ
 
当店では、現在除菌・消毒などを施し最善を尽くしております。
ですが、ご来店いただかなくても、お電話でのご相談(商品のご説明)も承っております。
担当長沼までお電話いただければ、折り返しおかけ直しさせていただいた上で電話口でていねいに・分かりやすくご説明させていただきます。

また、お家での決済も可能です。お支払い方法につきましてはコチラをご覧くださいませ。

みなさまのご相談お待ちしております♪

この記事に関するご相談・お問合せはこちらから。

弦選びの重要なポイント



パッケージに書かれたゲージ(太さ)の見方

ベース弦のパッケージに弦の太さが記載されていますが、どこを確認したらいいかチェック!

上の写真の四角で囲まれている所がありますよね!ここに書いてある数字がズバリ!ゲージ(太さ)を表しています!
書いてある数字の小さい方が「一番細い弦(1弦)」、大きい方が「一番太い弦(4弦)」を表しています!
※ただ、ここに書いてある数字はインチ表記なので少しピンとこないかもしれません。。。

一般的な太さは…

一弦が0.45で4弦が.105のもの(ヨンゴー、イチマルゴと呼ばれています。)
もしくは一弦が0.45で4弦が.100のもの(ヨンゴー、イチマルマルと呼ばれています。)

…です!迷ったらこの太さを選べば大丈夫!

弦の太さ(ゲージ)と特徴

ベース弦では太さが違うとどのようにサウンドが変化するのでしょうか?
張り感 音質
弦の太さ(細い) 張りが弱いと押さえやすい 線の細い繊細なサウンド
弦の太さ(太い) 張りが強く、押弦に力が必要 音量・低音のあるパワフルな音

弦が太くなればなるほど音は中低音域が増え、どっしりとしたサウンドになります。
また弦の張りが強くなり、弾くときに力が必要になります。

逆に弦が細ければ細くなるほど、ベースサウンドの中の中低音域が減り、高音域が目立つギラギラしたサウンドになります。
弾き心地は弦の張りが弱くなり、弾くときに力が必要なく楽です。

自分に合ったものを選びましょう!

分からなかった場合は、お気軽に質問ください。


スケールの違いについて!

ロングスケールやエクストラロング、ショートスケール…何が違うのでしょうか?

これはベース弦の長さを表しています!

自分の持っているベースに合わせた長さをチョイスします。
もし長さが違う弦を張ってしまうと、チューニングが狂いやすくなったり、ビビりやすくなったり…最悪の場合、弦の長さが足りなくて張れないこともあります……

代表的なモデル&適合するベース弦

「どのスケールが自分のベースに合うのかわからない!」という方向けに、ざっくりですがモデルごとのスケールをあげていきます。

スーパーロングスケール弦 多弦ベースや裏通しという張り方が出来るタイプのベースに合うことが多いです。しかし、多弦でもロングスケールという場合もあるので要注意。
ロングスケール弦 ジャズベースやプレシジョンベースなどの一般的ベースに合います。基本的にはロングスケール弦が多いです
ミディアムスケールベース弦 SGシェイプなどのGibson系ベースに多いです。
ショートスケール弦 ムスタングベースなど小さめのベースに多いです。

…かなりざっくりではありますが、以上のようになります。
まれに普通のジャズベースタイプなのにスーパーロングスケールじゃなきゃ合わない!ということもあるので、
不安な方は楽器屋さんでどの弦が合うか尋ねてみることをオススメします。

弦の素材と特徴

弦の素材が変わるとどのような変化があるのでしょうか?

ベース弦は主に2種類の素材があります!『ニッケル』と『ステンレス(スティール)』ですね!
見分け方は簡単で各メーカーごとにパッケージに記載されています!

ニッケル(Nickel)

ニッケルはベース弦の素材としては最もポピュラーです。
多くのベースメーカーが出荷時の標準弦としています。
弾き心地がなめらかで中音域が出やすいのが特徴です。迷ったらニッケルの弦を買えば問題ないです!


ステンレス(Stainless)

ステンレス弦はニッケルに比べると少ないですが、ポピュラーな素材の一つです。
硬い素材でサビにも強くなります。また弾き心地が少し硬くザラザラする感じです。
サウンドは高音域がギラギラする印象でスラップ時のバキっと感が特徴的です。



ラウンド弦とフラットワウンド弦の特徴

ラウンド弦とフラットワウンド弦…これはベース弦の巻き方の違いです!

ベース弦は芯線という中心にある線に、巻線という細い線がぐるぐる巻きついている構造になっています。


ラウンドワウンド弦

断面が丸い巻線が巻いてある弦です。
表面がデコボコしているので触った感触がザラザラしています。
明るい音色で立ち上がりが早く、サスティンが長いのが特長です。
最も一般的なエレキベース弦です。


フラットワウンド弦

断面が四角い巻き線が巻いてある弦です。
表面が滑らかで触った感触がツルツルしています。
丸く落ち着いた音色でサスティンが短いのが特長です。
アコースティックベースやジャズ系のベースに張られることが多いです。


コーティング弦ってなんだろう?

コーティング弦とは文字通りベース弦の表面にコーティングが施された弦です!

通常のベース弦は金属で出来ているため、弾いているとだんだんサビていきます…
コーティング弦はサビを防ぐために弦の表面に特殊なコーティングをして弦の寿命を伸ばしているのです。

通常の弦に比べて約2~3倍ほど長持ちすると言われています。
しかしコーティングをしている分、値段が高くなってしまうというデメリットもあります。

弦選びのポイント5選!

①.弦の太さを決めて買うべし!
  • 一般的な太さは「.045-.105」くらいなので、「.045-.105」または「.045-.100」がおすすめ!
②.スケールを確認して買うべし!
  • 基本的にはロングスケール用を選べば大丈夫です!(※稀に違う場合があるので、店頭スタッフに聞くのがベスト!)
③.好みの弦の素材で決めるべし!
  • ベース弦はニッケルが一般的です♪ギラギラ感がお好みの方はステンレスもあり!
④弦の巻き方を決めるべし!
  • ラウンドワウンド弦が一般的!ジャズをするならフラットワウンドもあり!
⑤コーティング弦?
  • 張り替える頻度を減らしたいならコーティング弦を選択肢に入れてもよいかもしれません!

上記のポイントを押さえた上で、各弦メーカーが発売している様々な弦の個性が相まって、
今まで知りえなかったサウンドを生み出します。
一概に『この弦でいいや』と決めてしまうのではなく、今回は『この弦を試してみよう』
というお気持ちで自分に合った弦を探してみてはいかがですか?


弦交換の頻度は??

弦の交換頻度の目安は1ヶ月前後!

弦が錆びていなくてもチューニングが合いにくい、音が劣化してきたなどがあれば交換しましょう。

コーティング弦などは3~5ヶ月ぐらいが目安。弾いているうちにコーティングが剥がれてけばけばする前に交換するのがおススメ!!

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弦交換は福岡イムズ店にお任せ!
交換方法も変えるタイミングもレクチャーいたします!

ベースオススメ弦おすすめ3選!!

ダダリオ EXL165

D'Addario
EXL165
販売価格
¥3,157(税込)
弦の素材:ニッケル
太さ:.045~.105
スケール:ロングスケール

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特徴

一番定番と言っても過言ではないベース弦!ベースの工場出荷時にも張らていることが多くメーカーも推奨しています。
弦の張りが少し強めのおかげか音の輪郭がはっきりしている感じです。
ブライトすぎず、これぞベースの音!というサウンドです。クセが少なくベース本来の音をしっかりと出してくれているようなイメージですね!


アーニーボール 

ERNiE BALL
2833
販売価格
¥2,794 (税込)
弦の素材:ニッケル
太さ:.045~.105
スケール:ロングスケール

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特徴

こちらも大定番のアーニーボール!
弦の張りがダダリオよりも少し弱く、弾きやすく指に優しい感じがします。
音は少しブライトでバキっとしたサウンドも出しやすいです!


リチャードココ RC4GN

R COCCO
RC4G N
販売価格
¥3,773 (税込)
弦の素材:ニッケル
太さ:.045~.105
スケール:ロングスケール

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特徴

イタリアで手巻き製法と素材にこだわった弦を作っているリチャード・ココ。このHPを書いているスタッフやすしも愛用しています。
他のメーカーと比べると少し値段が張りますが、ぜひオススメしたい弦です。
弦の張りは強いのですが指で弾いた感じが柔らかくとても弾きやすいです。
タイトな高音が特徴なのですがギラギラした感じは少なく扱いやすい音です。
また他のメーカーと比べて寿命が長く、「いい音」の状態が長く続きます!


各メーカーのオススメ弦 紹介

D'Addario(ダダリオ)

明るさ:★★★★☆
安定性:★★★★☆
弾きやすさ:★★★☆☆

D'Addario
EXL170
D'Addario
EXL165
販売価格
¥3,157 (税込)
販売価格
¥3,157(税込)

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D'Addario
EXL160
販売価格
¥3,157 (税込)

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セットパック

1セットに2パック入っているお得セット。

D'Addario
EXL170TP
D'Addario
EXL165TP
販売価格
¥4,466(税込)
販売価格
¥4,466(税込)

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フラットワウンド

繊細さ:★★★★☆
レトロさ:★★★★☆
弦の張り:★★★★★

D'Addario
ECB81
販売価格
¥6,094 (税込)

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多弦用

5弦ベース用。通常の物ととても似ているので、
お間違えのないようお気を付けください。

D'Addario
EXL170/5
D'Addario
EXL165
販売価格
¥4,070(税込)
販売価格
¥4,070(税込)

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ERNIEBALL(アーニーボール)

全体的に張り弱めで押弦しやすくなっております!!

弦の張り:★★☆☆☆
ブライトさ:★★★★☆
疲れにくさ:★★★★★

ERNIEBALL
2834
ERNIEBALL
2833
販売価格
¥2,794(税込)
販売価格
¥2,794(税込)

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ERNIEBALL
2832
ERNIEBALL
2831
販売価格
¥2,794(税込)
販売価格
¥2,794(税込)

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ERNiE BALL
2835
販売価格
¥ 2,794 (税込)

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多弦用

ERNiE BALL
2836
販売価格
¥3,927 (税込)

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ghs(ガス)

M3045Fはレッチリの『FLEA』のシグネチャーモデル。

音の抜け:★★★★★
パワフルさ:★★★★☆
ブライトさ:★★★★★

ghs
M3045F
販売価格
¥3,195 (税込)

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R COCCO(リチャードココ)

弦楽器本場イタリアにて、一本ずつ手巻きのハンドメイド弦。

安定感:★★★★★
チューニング制度:★★★★★
音の抜け:★★★★★

R COCCO
RC4G N
R COCCO
RC4F N
販売価格
¥3,773(税込)
販売価格
¥3,773(税込)

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ROTOSOUND(ロトサウンド)

1962年に世界初のラウンド・ワウンド・ベース弦を製品化したロトサウンド。

弦の張り:★☆☆☆☆
チューニング制度:★★★★★
パワフルさ:★★★★★

ROTOSOUND
ROT-RS66LD
販売価格
¥4,092 (税込)

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超絶長持ち!コーティング弦!!

ここからは、コーティング弦のご紹介。

エリクサーについてもっと知りたい方はコチラ

Elixir(エリクサー)

コーティングで弦の凹凸が目立たなくなるので、丸く柔らかい音に。

錆びにくさ:★★★★★
フィンガリング:★★★★★
ウォームさ:★★★★★

Elixir
14052
Elixir
14077
販売価格
¥5,830(税込)
販売価格
¥5,830(税込)

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Elixir
14087
販売価格
¥5,830(税込)

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DR(ディーアール)

レッドデビルズ。コーティングが赤い。緑のベースに最高。

錆びにくさ:★★★★★
独自性:★★★★★
ブライトさ:★★★★★

DR
DDT-50
DR
MH-45
販売価格
¥5,181(税込)
販売価格
¥4,730(税込)

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DR
MR-45
販売価格
¥4,730(税込)

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島村楽器 福岡イムズ店で弦交換承ります

弦交換は福岡イムズ店にお任せ!交換方法もレクチャーいたします!

ベースのリペアやメンテナンスも当店で!

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