初めてのピアノ選び、知っておくべきポイント!【福岡地区でのピアノ選び】

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2021年09月09日

*初めてのピアノを選ぶ時、どのような悩みをお持ちになりますか? 音色のこと、サイズのこと、防音のこと。]]あるいはもっと基本的な「どういったタイプのピアノを買ったらいいの?」という疑問にお答えします。]]少しでもお客様のピアノ選びの役に立てば何よりです。 ===z=== *Contents ・[#a […]

初めてのピアノを選ぶ時、どのような悩みをお持ちになりますか?

音色のこと、サイズのこと、防音のこと。
あるいはもっと基本的な「どういったタイプのピアノを買ったらいいの?」という疑問にお答えします。
少しでもお客様のピアノ選びの役に立てば何よりです。

Contents

初めてのピアノ選び、知っておくべきポイントは?
アコースティックピアノと電子ピアノの違いは?どちらが良いの?
グランドピアノとアップライトピアノの違いは?どちらが良いの?
高価なピアノと安価なピアノの違いは?
中古ピアノと新品ピアノの違いは?どちらが良いの?
ピアノは大きさによって何が違うの?
ピアノはデザインによって何が違うの?
ピアノの置き場所で気を付けた方が良い事は?
音が余り出せないけれど、何か対策が出来るの?
続くかどうか分からないけれど、本物のピアノの方が良いの?
「良いピアノ」って何ですか?

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初めてのピアノ選び、知っておくべきポイントは?

4つのポイントを参考に、ご自分にあった楽器を選んでみてください。

1:好みの音色

ご自身の好みとあわせ、気に入った音色の楽器を選んでください。

2:ピアノの高さ

ピアノは高さによって、響きが変わります。
高さが高いと、箱の容量が大きいのでより響きが大きくなります。
初心者の方も、スタッフの試弾で確認してください。

3:タッチ

軽快で弾きやすく、感情移入に必要な繊細な指先のタッチをしっかりと再現できる能力が必要です。

4:デザイン

ピアノはお部屋に常設され、長く付き合う楽器。
そのため好みにあったデザインも大切なポイントです。

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アコースティックピアノと電子ピアノの違いは?どちらが良いの?

★アコースティックピアノと電子ピアノの違い

アコースティックピアノと電子ピアノの違いは、「タッチ」「音」です。

タッチ
アコースティックピアノ 多くの部品が複雑に絡み合い、弾き始めは重く途中から軽くなる、ピアノ特有の感覚が有る。 弦を「ハンマー」という部品で叩き、出た音を響板という大きな木の板で増幅させる。
電子ピアノ 比較的シンプルな機構で、ピアノ鍵盤の重さを模している。 鍵盤の押された強さをセンサーで計測し、録音されている音を強さに応じて再生する。

アコースティックピアノは弾く事で、アクションという打鍵機構を介し、ハンマー(羊毛素材でできたパーツ)が弦を叩く、言わばアナログな発音をします。
そのため弾き方により、さまざまな表情の音色・音質で演奏することができます。

また、最大の違いは「音」です。簡単に言うと、音が「本物の音」なのか「録音された音」なのか。ここに大きな差が有ります。

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★「音」が違うと何が違うの?

「本物の音」のアコースティックピアノは、表現の幅が広いです。

アコースティックピアノは、鍵盤を押す(タッチ)と、ハンマーで弦を叩き、弦が振動して音が鳴ります。
そのタッチの強さで、音が大きく鳴ったり小さく鳴ったりします。これをダイナミクスレンジ(強弱の幅)といいます。
アコースティックピアノは、タッチの加減で強弱が変わる為ダイナミクスレンジ(強弱の幅)が広いです。
このダイナミクスレンジ(強弱の幅)が広いことにより、感情を乗せて演奏することができます。

「本物の音」で練習することにより、表現力を身につけることが出来るのです。

♦アコースティックピアノのメリット

・本物の音で、弾き手自身の表現が可能
・複雑な機構が絡み合った独特のタッチ感を持つ
・定期的な調律や部品の交換をすると長期にわたって使用可能
・寿命が長いため、資産価値としての側面を持つ

♦電子ピアノのメリット

・音量を調節して練習することが出来る
・比較的価格の手頃なモデルが有る
・定期的な調律が不要
・重量が軽く、機種によっては移動が自力で可能

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グランドピアノとアップライトピアノの違いは?どちらが良いの?

コンサートの際、ピアニストはグランドピアノを使用します。また、ピアノのレッスン場やコンサートホールには、多くの場合グランドピアノが備え付けられています。
前述のとおり、グランドピアノは「表現する楽器」として優れているため、アップライトピアノではなくグランドピアノを使用するのです。

グランドピアノとアップライトピアノの違いは、こちらも「タッチ」「音」が違います。
まずタッチですが、グランドピアノは構造上、「一度音を出した後、鍵盤を元の位置に完全に戻さなくとも次の一音を弾ける」という特徴が有ります。
その為、連打をする際はアップライトピアノは1秒間に7回ですが、グランドピアノは14回も出来ます。
色々な弾き方が出来る事で、より幅広い表現が可能です。

については、グランドピアノの方が表現出来る幅が広い事が多いです。
これはピアノの音を響かせる構造に理由が有ります。ピアノは中に張られた弦を「ハンマー」という部品で叩いて音を出しますが、その音を増幅させる役割を持つのが「響板(きょうばん)」です。グランドピアノは、水平方向に弦・響板を張りますので、アップライトピアノよりも大きくする事が可能です。
響板はスピーカーの様な役割を果たしますが、その大きさが小さいよりは大きいほうが、繊細な音から迫力の有る音までを再生出来るという事です。
※但し、グランドピアノのサイズによってはアップライトピアノの方が大きい場合も有りますので、注意が必要です。

以上の理由で、アップライトピアノとグランドピアノを比べると、グランドピアノの方が良いという結論に至ります。ただ、グランドピアノはどうしても場所を取ってしまうという弱点が有りますので、住環境に応じてお選び頂ければと思います。

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高価なピアノと安価なピアノの違いは?

手頃であれば30万円しない物から、高価な物は数千万円(!)と非常に幅が広いピアノですが、その違いがどこに有るのか、気になる方も多いと思います。価格による違いは、中古ピアノと新品ピアノで異なります。ここでは価格による違いをご説明します。

★中古ピアノの価格の違い

・製造された年(年式)
・当時のグレード・色(定価)
・整備の内容

★新品ピアノの価格の違い

・製品のグレード
・色
・ブランド

ここまでご覧になると、自動車やバイクに似ていると思われる方が居られると思いますが、まさにその通りです。但し、ピアノは寿命が非常に長いので、全く同じではないという点に注意が必要です。車で30年前の物はちょっと・・・となりますが、ピアノではまだまだ現役です。
では「グレード」とは何か。これは端的に「使われている素材の品質」=「表現の幅」となります。グレードの高いモデルほど、良い素材が使われているのでそのピアノが持つ表現の幅が広く、結果的に良い練習が出来ます。
中古ピアノの整備の内容ですが、こちらをお客様がご自身で判断されるのは難しいかもしれません。ただ、あまりにもお買い得なピアノは最低限の整備しかされていない場合が有りますので注意が必要です。
新品ピアノのブランドですが、当然有名ブランドのピアノは同じスペックであれば割高になってしまいます。その分ブランドとしての価値や信頼感も有りますので、一概にどちらが良いとは言えません。お客様が一番何を求めるかが大事なところです。

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中古ピアノと新品ピアノの違いは?どちらが良いの?

インターネットを見ていると、様々な情報が飛び交っています。「新品よりも使われている木の質が良いから、中古ピアノの方が良い」「前に使っていた人の癖が無いから、新品ピアノの方が良い」等など・・・。これらの情報がピアノ選びを複雑に、難しくしてしまっているのかもしれません。
まず大前提として、絶対にこちらの方が良いという選択は有りません。それは弾かれる方が音楽と関わっている状況や、お客様自身の価値観等によって様々であるからです。
その中でより正解に近い選択をする為に我々販売員が居りますので、是非楽器店へご相談頂く際は、「これは関係無いかも・・・」といった事まで、何でもお話し頂ければと思います。
それぞれのメリットをまとめますので、参考にして頂ければ幸いです。

♦中古ピアノのメリット

・高スペックの物を、手頃な価格で購入可能
・比較的価格の手頃な個体が有る(整備状態には要注意!)
・現在は手に入らないデザイン・特徴のモデルも購入可能

♦新品ピアノのメリット

・ファーストオーナーとして、音を育てていく事が出来る
・前任者が居ない為、音色に癖が付いていない
・カタログ等を見ながら、好みのデザインや音色のモデルを選択出来る

個人的には、お子様がレッスンで使用される場合は新品ピアノをお勧めしています。耳が最も育つ時期に「音を育てていく」「ピアノの音色と一緒に成長していく」という体験をさせて差し上げられる事は、何にも代えがたい価値が有ると思う事が理由です。
また、前述の「音のストックを増やす」という点でも、音が育つ過程で様々な音色を聴き取る事が出来ますので、有効だと考えています。

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ピアノは大きさによって何が違うの?

アップライトピアノは背の高さが110cm弱から131cmくらいまで、グランドピアノは奥行きが150cm弱から274㎝くらいまで、ピアノは大きさも様々な楽器です。ここではピアノの大きさによる違いをご説明します。
アップライトピアノの背の高さ・グランドピアノの奥行きによる違いですが、背が高い・奥行きが大きいほど響板の面積が広くなり、弦の長さも長くなる=表現の幅が広くなる という違いです。またグランドピアノに限り奥行きが大きいと、鍵盤の長さが長くなるのでコントロールしやすくなる というメリットも有ります。
ただ、背が高いと圧迫感が有りますし、奥行きが長いと場所を取ります。
重要なのは「大きいピアノに越した事は無いけれど、小さいピアノが悪いという訳ではない」という事です。こちらも目的と置かれる環境に応じてお選び頂ければと思います。

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ピアノは色によって何が違うの?

ピアノと言えば黒!というイメージをお持ちの方も居られると思いますが、実は黒いピアノがここまで普及しているのは日本特有で、ヨーロッパでは木目のピアノを多く目にします。最初に輸入されたピアノが黒かったから・日本には漆塗りという技術が有ったから・ピアノは高級品なので存在感を出す為に、等理由は諸説有ります。ここでは色による違いをご説明します。
実は、色の違いが音に与える影響は殆ど在りません。厳密に言うと違うのですが、殆ど解らない程度の違いです。では何が違うかと言うと、金額です。基本的には木目ピアノの方が・まっすぐな脚よりは猫脚の方が高額となります。何故かと言うと、黒いピアノは塗料を吹き付けるだけなのに対して、木目のピアノは化粧板という板を貼り付けるため、手間がかかる事が理由です。
こちらもお客様がスペックかデザインか、どちらを重視されるかに応じてお選び頂ければと思います。

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ピアノの置き場所で気を付けた方が良い事は?

ピアノは場所を取る楽器であるが故に、置き場所に悩まれる方も多く居られます。ここではピアノの置き場所で気を付けた方が良い点や、良く頂く質問に関してお答え致します。

★室温・湿度に関して

ピアノは木やフェルトを多く使用している楽器です。その為、室温や湿度にはある程度の注意が必要です。余りにも室温や湿度が高い・低いと動作の不良が出たり、場合によっては響板が割れてしまう事も有ります。
とは言え、神経質になり過ぎるとどこにも置けなくなってしまうので、基本的に「人が生活していて快適な環境」であればピアノにとっても快適だと思って頂いて大丈夫です。
気になるようでしたら加湿器・除湿器を活用いただいたり、ピアノ専用の湿度調整材や調整器もございますので、ご相談下さいませ。

★ピアノの重さに関して

お客様とお話していると、「床の補強が必要ですよね・・・」と仰る方が非常に多く居られます。確かに必要な場合も有りますが、必要ない場合が多いです。アップライトピアノの場合、およそ200~250kgほどになりますが、これは大人3~4人分です。という事は、弾き手を入れて大人4~5人居て大丈夫な家であれば大丈夫という事です。特に現在の建築基準法に準拠して建てられている物件の1階であれば、まず問題になる事は有りません。
ただ、築40年以上の木造住宅の場合や、2階に置かれる場合は、稀にドアの立て付けが悪くなったりする事がございますので、施工された工務店への問い合わせをお勧めします。
床への負担を減らすボードや工務店へ依頼しての調査もご提案させて頂きますので、お気軽にお問合せ下さいませ。

★リビングが良い?子供部屋が良い?

ピアノ選びで意外と重要なのが「どの部屋に置くか」。こちらは生活環境に併せて検討いただきたいのですが、個人的にお子様の練習用で検討されている場合、置けるのであればリビングをお勧めします。
ご家族の方が集まるリビングは、家事をしながら・家族団らんしながら・など練習している状況を確認出来ます。一人で練習する時間ももちろん重要ですが、他人に聴いてもらう事も非常に大切な練習です。

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音が余り出せないけれど、何か対策が出来るの?

ピアノを検討する上で、避けては通れないのが音の問題です。ご近所に対して・ご家族に対して、ピアノの音とどう付き合っていくか悩まれる方も居られます。基本的にアップライトピアノは音が弾き手から奥側に、グランドピアノは全方向に音が出ます。ここでは簡易な順に、音の対策をご説明します。

①(アップライトピアノの場合)マフラーペダルを使用する

アップライトピアノにはペダルが2本もしくは3本ございます。この3本ある場合の真ん中のペダルは「マフラーペダル」という名称で、ハンマーと弦の間にフェルトを入れ、音を1/3程度に抑える事が出来ます。音そのものがおさえられるので、常時ペダルを踏んだ状態は避けた方が良いですが、時間帯によって切り替える等の活用が可能です。

②遮音ボードを使用する

アップライトピアノはピアノの奥側に、グランドピアノは弦の上や下に入れる遮音材が販売されています。製品によりますが、弾き手に聞こえる音が多少は変わってしまいますが、マフラーペダルよりは違和感の無い練習が可能です。
但し、完全に音を止める訳ではないという点と、基本的に設置した場合は常時その状態で練習しなければならないという点に注意が必要です。

③消音ユニットを取り付ける

アップライトピアノ・グランドピアノ共に、殆どのモデルに消音ユニットという物を取り付け出来ます。これは、簡単に言うとピアノと電子ピアノを切り替えて使用できるというアイテムです。消音時は電子ピアノと同じく電子音になってしまう点に注意が必要です。
ちなみに、こちらは後付けが可能ですので「小さいうちは無しで、大きくなって練習する時間帯が遅くなった際に取り付ける」といった活用の仕方もございます。

④防音室を導入する

音を気にせず、いつでも好きなだけピアノが弾きたい!という方におすすめなのが防音室です。相応のコストは掛かりますが、いつでも練習出来るという環境は、音楽好きにとっては理想です。
防音室も新品・中古を含めて幅広い提案が可能ですので、是非ご相談下さいませ。

お客様のレッスン環境によって、音の問題対策は様々な選択肢がございます。最適な提案をさせて頂きますので、ピアノを検討の際は併せてお問合せ頂ければ、更に詳しくご説明させて頂きます。

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続くかどうか分からないけれど、本物のピアノの方が良いの?

「ピアノを買っても続くかどうか分からない」という悩みは、お客様と話している中で非常に多く伺います。確かに、続くかどうかはご本人様にも、お客様にも、先生にも、誰にも分からない問題です。ですので、特にお子様の為に初めてピアノを購入されるお客様は必ずと言って良い程気にされるポイントだと思います。
とは言え、せっかくピアノを習い始めたのですから、お客様としては勿論、私たち販売員としても末永く続けて頂き、ピアノの楽しさを感じて頂きたいと思っています。ここでポイントとなるなのが、「どうすれば続くのか」という事です。多くのお客様と関わっていて感じるのは、当たり前の事ですが「上達しなければ続かない」という事と、「続けるにはご家族の協力が必要」という事です。

★ピアノの上達とは

ピアノの上達の目安は色々と有ります。例えば、「曲が弾ける様になった」「楽譜がスラスラ読める様になった」「発表会で良い演奏が出来た」等です。
ただ、この目安はある程度レッスンが続いてからの話になります。
では、ピアノを始めたばかりのお子様にとっての上達とは何か。それは「レッスンが進んでいく」という事です。
ピアノは①(弾いている部分の少し先の)楽譜を読む→②読んだ楽譜を記憶する→③記憶した楽譜を指の動きに変換する→④指の動きによって奏でた音色を聴いて確認する→⑤同時に楽譜を読む・・・といった事の繰り返しです。
この一連の動きを覚える為に、様々な導入の為の教本が出版されており、先生によって教える順番や教え方は様々です。
様々なレッスンの中で共通しているのは、「ピアノのレッスンは宿題が出る」という事です。レッスンの中で「お家でここを練習して来てね」と言われ、ご自宅の楽器で練習します。そして次回のレッスンの際、「練習して来たところを弾いてみて」と言われ、演奏した結果先生の基準に達していれば合格、次のステップへ進みます。
ここで重要なのが、前述した通り「レッスン場はグランドピアノが有る事が多い」という事と、「進度が進むと表現を学んでいく」という事です。
レッスンは週に1~2回・30分~1時間という事が多いと思いますが、ご自宅での練習時間はそれよりも長くなります。つまり、自宅でのレッスン環境が上達に大きく影響するという事です。レッスン場の環境に近ければ近いほど、同じ時間練習をして得られる成果が大きく、結果上達が早くなる=続く可能性が上がります。
続くかどうか分からないという事は重々承知の上ですが、私としては「続ける為に良い楽器を」お求め頂きたいと思っております。

★家族の協力が必要?

少し余談になりますが、ご家族の協力に関してのお話をします。お客様とお話していると、「続くかどうかは本人次第」と思っておられる方が非常に多く居られます。
勿論、ご本人様によるところは大きいのですが、実はご家族によるところも大きいと思います。
何故かというと、ピアノの上達には自宅で練習する習慣を付けなければならない事が理由です。ピアノは素晴らしい楽器ですので練習も楽しくして頂きたいのですが、中にはどうしてもやる気が起きない練習が出て来る事も有るかもしれません。また、お友達やご家族の皆様が他の事をしている間に練習をしなければならず、時にはイヤになってしまう事も有るかもしれません。
そんな時、ご家族のフォローが必要になります。「演奏を聴き、ここまでの成果を褒めてあげる」「頑張ったらご褒美をあげる」「時には叱る」「コンサートに連れて行って、プロの演奏を聴いてモチベーションを上げる」など、形は様々だと思いますが、是非ピアノを続けて壁を越え、その先に有る素晴らしい世界が見える様に、フォローをして頂きたいと思います。
良い楽器を選ぶ事に加え、そういった環境づくりをして頂く事で、ピアノが続く可能性はグンと上がります。

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「良いピアノ」って何ですか?

全てお読み頂いた方はお解りだと思いますが、「○○というメーカーの○○という機種が良い」という意味での良いピアノを決めるのは非常に難しい事です。そのピアノがお客様にとって良いかは一概に言えないからです。ここまで書いた様々な情報を参考にして頂き、どの様なピアノが良いか是非ご検討頂ければ幸いです。
最後に、私なりの「良いピアノ」を記し、この文章を終えたいと思います。

♦良いピアノ

・優しく弾いた時は優しい音、強く弾いた時は強い音がしっかりと出るピアノ
・その表現の幅が出来る限り広く、滑らかに変化するピアノ
・良い素材が使われ、作りがしっかりしているピアノ
・(中古の場合)適正な整備がきちんとされているピアノ


「お子様・お客様にとっての良いピアノ」は、きっとどこかに存在し、弾いて貰い音を奏でる時を待っています。そんなピアノとの出会いは本当に運命と言うか、かけがえのないものだと思います。
そんな出会いのお手伝いをさせて頂きたく、私たち販売員はいつもお待ちしています。是非ピアノ選びを楽しんで頂ければと思います。
長文を最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。少しでも皆様の参考になれば幸いでございます。ご不明な点やもっと詳しく説明して欲しい事などがございましたら、店舗までお問合せ下さいませ。

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