エキスポシティ店にも多くのドラムスティックを展示・販売しています。これからドラムを始める方はどれを買ったらいいのか分からないですよね。また、経験者の方でも実際に使っているスティックが自分に合っているのか分からなかったりしますよね。
そこで本記事では『あなたにピッタリのドラムスティックの選び方』について書いていますので、ぜひぜひご参考にしてみてください。
ドラムスティックってどれがいいの?
- 『基本的に「長く・太く」なるほど大音量が出しやすく、「細く・短く」なるほど繊細な音を出しやすくなる』と言われています。
とは言っても...と私は思いました!ですので、材質・チップの形・太さ・プレイスタイルなどを1つひとつ解説していきます。
ドラムスティックの木って、なに??
- よく使われる木材で、主にメイプル・ヒッコリー・オークという木材が使用されています。
珍しいものですと、カーボンや、グラスファイバー等もあります。
(スティックの写真にしようとしたのですが、思いのほか違いが出ず、今回の画像にしました。)
素材によってどんな音の違いがあるの?
- ヒッコリー:適度な柔らかさとしなりを持ち、オールジャンル使える最もポピュラーな素材です。
- オーク:比較的重めで耐久性は抜群。パワフルに叩くロックにオススメです。
- メイプル:最も軽量で、シンバルの美しい音色など繊細なサウンドを引き出すのに効果的です。
オールジャンルでお使いいただけるのでド定番はヒッコリーですが、出したい音などで木を選ぶ必要がありそうですね。
短いスティックと長いスティックはどんな違い?
- 長い程パワーが増し、短ければ短いほど扱いが容易になります。
太さはどう選んだら良いの?
プレイヤーの手の大きさやグリップ感でチョイスしましょう。手の小さめの方は、細めのスティックが握りやくおススメです。握ってみて、大きすぎないものを選びましょう。
- 短い(S) 重心がチップ側に行くため、音量が出しやすい
- 長い(L)重心がグリップ側に行くため、細やかなスティックワークが行いやすい
- 標準(M)
実はドラムスティックに厳密な太さの規格はありません。
ドラムスティック売場をよく見ると「5A」という単語が多くあります。これは「太さ・長さのサイズ」のことです。この「5A」はメーカーが標準としているサイズのことで、ドラムスティック共通の大きさを表す単位ではありません(径14mm~14.5mm / 長さ400mm前後)。
ちなみに「5A」を基準にした場合、5Aよりも少し太くて長い「5B」、5Aよりも細い「7A」などのタイプがあります。
スティックの先の形でどんな音が出るの?
- 卵型-標準的な形状でやや繊細なサウンドが出ます。
- 球型-粒立ちがよく安定したサウンドが出ます。
- 樽型-音量が出しやすいです。
- 涙型-繊細なサウンドでアタック音に変化をつけやすいです。
初心者の方にオススメは丸チップ
どの面で当たっても同じになるので、サウンドの変化が少なく、一定のパフォーマンスをキープすることが可能です。
エキスポシティ店のドラム科講師:櫻井ティモ先生のオススメはコレ!
VIC-FIRTH 7A
7Aは5Aより細いので、日本人の手に馴染みやすい太さです。また、細い分、重量も軽くなるので、長時間のライブや練習にもオススメです。
店頭ですべてお試しいただけます
もちろん今回ご紹介したスティック記事だけで判断出来ないという方、ぜひエキスポシティ店で試打してください!電子ドラムを実際に叩くことも可能ですし、練習パッドで試すことも可能です。実際に叩いてみて「これだ!」と思うスティックをぜひ見つけてください。
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店舗名 | 島村楽器エキスポシティ店 |
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