![さて、芸術の秋はゆっくりとギターでも弾いて過ごしたいものですね。 島村楽器柏店にはアコースティックギターの王様といわれる、Martinギターを多数展示しております!今回は当店のMartinギターをご紹介いたします! *Martinとは? 1838年にドイツから移住してきたChristian Fred […]](https://www.shimamura.co.jp/shop/ario-kashiwa/wp-content/uploads/sites/174/2021/09/20210917-d452.jpg)
さて、芸術の秋はゆっくりとギターでも弾いて過ごしたいものですね。
島村楽器柏店にはアコースティックギターの王様といわれる、Martinギターを多数展示しております!今回は当店のMartinギターをご紹介いたします!
Martinとは?
1838年にドイツから移住してきたChristian Frederick Martinがアメリカ・ナザレスにて創業しました。当初はガットギターの製作が中心でしたが、当時大流行していたカントリー音楽のバンジョー奏者が持ち替えて弾けるよう、ガット弦の代わりにバンジョーと同じスチール弦が張れるよう自社のギターを設計変更。表板の補強にXブレイシングなどの工夫を用い、フラットトップギターの一大ブランドとして名を馳せ、ハンク・ウイリアムス、エルヴィス・プレスリー、ポール・サイモン、エリック・クラプトン、ボブ・ディラン、ジミー・ペイジ、クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング、ニール・ヤングなど世界の一流ミュージシャンの愛用するギターとして、Gibsonと並んで最も有名なアコースティックギターメーカーです。
D-12E KOA
Martinのラインナップの中では低価格帯に当たるロードシリーズ。その中での中堅モデルがD-12E。伝統的なドレッドノウトスタイルでありつつ、エレアコ仕様なのが特徴ですが、そのバリエイションモデルとしてサイドとバックにコア材を採用しているのがD-12E KOAです。コアを用いることで、大きめなボディのエレアコにありがちな、アンプに通した時のブーミーなサウンドにならず、スッキリとした低音が出るのが特徴です。
メーカー | 品番 | 販売価格 | 付属品 |
---|---|---|---|
Martin | D-12E KOA | ¥185,680 | ソフトシェルケース |
オーソドックスなドレッドノウトスタイル。サウンドホールはパール柄。黒いピックガードが精悍なイメージです。
Martinらしい風格にあふれたオールグロス仕上げ。
指板はリッチライト。ポジションマークもシンプルにドットデザインです。
バインディングは黒。ピックガードの色と相まって精悍なイメージ。
ペグも黒で統一。白いマーティンロゴが映えます。
美しくも特徴的なコア材を採用。
コアの木目も良い加減にシンメトリーとなっています。
ネックからヘッドへの曲線も非常にシンプル。ペグの黒さが際立ちます。
●トップ:シトカ・スプルース
●サイド&バック:コア・ファイン・ベニヤ
●ネック:セレクト・ハードウッド
●指板:FSCサーティファイド・リッチライト
●ブリッジ:FSCサーティファイド・リッチライト
●スケール:25.4インチ(645.2mm)
●ナット幅:1 3/4インチ(44.5mm)
●トップ・ブレイシング・パターン:X・ブレイシング・スキャロップト
●ピックアップ:フィッシュマンMX-T
SC-13E
Matinのラインナップの中では低価格帯に当たるロードシリーズ。その中でも独特なシェイプで異彩を放つSC-13E。左右非対称なボディ、仕込み角が調整できるヒールレスのネック・ジョイントを採用したまさに次世代のMartinです。
メーカー | 品番 | 販売価格 | 付属品 |
---|---|---|---|
Martin | SC-13E | ¥206,250 | ソフトシェルケース |
この独特なデザイン。保守的なファンからはそっぽをむかれそうですが、プレイアビリティは良好です。トップはシトカスプルース。
サウンドホール周りののロゼッタも独特のApertureデザイン。
高音側がスキャロップ、低音側がノン・スキャロップのXブレイシングですっきりとしたサウンド。
サウンドホール周り同様に、青と白を基調としたポジションマーク。
ペグはてになじむ形状のオープンギア。ヘッドプレートのエボニーに映えるシルバーのマーティンロゴ。
サイド&バックは光沢の美しいコア合板を採用。
ネックテーパーはハイパフォーマンステーパーで弾きやすさバツグン。
こちらが仕込み角が調整できるヒールレスのネック・ジョイントです。
●ボディ・トップ:シトカ・スプルース単板
●ボディ・サイド&バック:コア・ファイン・ベニア
●ネック:セレクト・ハードウッド
●指板:エボニー
●ブリッジ:エボニー
●ピックアップ:フィッシュマンMX-T
●コントロール:ボリューム、トーン、チューナー
D-18 Standard
1931年に発売されたマホガニー・ボディのドレッドノートはD-1という機種名だったが、間もなくD-18に変更。その後一時ローズウッドに変更した時期もあったが今はマホガニーに戻っている。マーティンといえば、ローズウッドのイメージが強いですが、マホガニー特有の素朴なサウンドが好きな愛好家も多いです。2012年にフォワードシフテッド・スキャロップド・X・ブレイシング、エボニー材のブリッジとフィンガーボードという戦前の仕様になりつつ、ネックは最新のパフォーミング・アーティスト・スタイルを採用して弾き心地も追及しました。
メーカー | 品番 | 販売価格 | 付属品 |
---|---|---|---|
Martin | D-18 Standard | ¥321,750 | プライハードシェルケース |
割とシンプルなオールドスタイルのサウンドホール周りのロゼッタデザイン。ピックガードは赤べっ甲柄。
ブリッジ・ピンはシンプルなブラック。トータス・ピックガードは2012年から採用。
ヘッドプレートはインディアンローズウッド。
バインディングは控えめな黒みの強いベッコウ柄。インレイはドットで、非常にオーソドックスな見た目。
D-18といえばマホガニーのサイド&バック。これが独特のD-18サウンドのポイントとなります。
ボディバックにも黒味の強いバインディングが施されています。
ペグもオープンタイプ変更。ネックの鳴りを極力妨げません。
シリアルNO.は#2094026です。
●トップ:シトカ・スプルース
●サイド&バック:マホガニー
●ネック:セレクト・ハードウッド
●指板:エボニー
●ブリッジ:エボニー
●スケール:25.4インチ(645.2mm)
●ナット幅:1 3/4インチ(44.5mm)
●トップ・ブレイシング・パターン:フォワードシフテッドXブレーシング
D-28 Standard
ハンク・ウィリアムズ、ビートルズ、ジョニー・キャッシュ、ニール・ヤング、ボブ・ディランなどの伝説的なミュージシャンたち定番の愛機として有名なMartinを代表するモデル。いわゆる”ディーニッパッチ”。様々なメーカーがこのモデルを元にしたギターを発売しており、正にアコースティックギターのスタンダードといえるでしょう。非常にバランスの良いギターです。
メーカー | 品番 | 販売価格 | 付属品 |
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Martin | D-28 Standard | ¥346,500 | プライハードシェルケース |
ピックガードは赤味を帯びたべっ甲柄です。
現モデルはエイジング・トナーカラーで、よりヴィンテージ感のある仕上げとなりました。
ポジションマークはシンプルなスモールドットタイプです。
やっぱりこのゴールドロゴは映えますね。ナット幅は44.5mmと以前のモデルよりも幅広になったことでフィンガーピッカーにも弾きやすくなりました。
スタイル28仕様の白いバインディングとヒールキャップ、チェッカーのセンターストリップが渋い!
サイド&バックは当然ですが、ローズウッド。張りのある低音が良いです。
ビンテージの名残のボリュートとオープンタイプペグには威厳を感じます。
シリアルNO.は#2389473です。
●トップ:シトカ・スプルース
●サイド&バック:イースト・インディアン・ローズウッド
●ネック:セレクト・ハードウッド
●指板:エボニー
●ブリッジ:エボニー
●スケール:25.4インチ(645.2mm)
●ナット幅:1 3/4インチ(44.5mm)
●トップ・ブレイシング・パターン:フォワードシフテッドXブレーシング
D-41 Standard
豪華なインレイが印象的な40番台は、ラインナップ中、最上位のシリーズで、その中でもD-41は「D-45並みの豪華な装飾で、かつD-45よりも手頃なギター」というコンセプトで1969年に発売されたモデル。最もポピュラーなD-28とD-45の両方の特徴を併せ持つ機種です。
メーカー | 品番 | 販売価格 | 付属品 |
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Martin | D-41 Standard | ¥605,000 | プライハードシェルケース |
ボディのトップに施されたアバロンのインレイ(ただし指板周りを除く)が特徴です。
倍音の強いキラキラした音というよりも、質実剛健なサウンド。
ブレースはスキャロップド。ブリッジピンにもアバロン装飾。
D-45と同型だが、やや小ぶりなヘキサゴン・ポジションマーク。
縦に刻まれたMartinロゴと、ゴールドのオープンペグが高級感を醸し出しています。
ボディバックは勿論ローズウッド。
バックの見た目はほぼD-28ですね。
ビンテージの名残のボリュートとオープンタイプペグには威厳を感じます。
●トップ:シトカ・スプルース
●サイド&バック:イースト・インディアン・ローズウッド
●ネック:マホガニー
●指板:エボニー
●ブリッジ:エボニー
●スケール:25.4インチ(645.2mm)
●ナット幅:1 3/4インチ(44.5mm)
●トップ・ブレイシング・パターン:フォワードシフテッドXブレーシング
00042 Standard
マーティンの型番はもともと数字で表され、数字が小さい、あるいは0の数が多いほどボディのサイズは大きくなる。0は「ゼロ」ではなく、アルファベットの「オー」で呼びならわされていますが、000-42が最初に作られたのは1921年のこと(ただし当時は12フレット・ジョイント)ですが、なんといってもエリック・クラプトンが名盤『461オーシャン・ブールヴァード』やMTVアンプラグドで使用したのが印象深いモデルです。トリプルオータイプのレギュラー・モデル(現在のスタンダード・シリーズ)としてはこれが最高峰です。
メーカー | 品番 | 販売価格 | 付属品 |
---|---|---|---|
Martin | 000-42 Standard | ¥770,000 | プライハードシェルケース |
ボディ塗装はヴィンテージ感のあるエイジングトナー仕上げ。
やっぱりこのサイズ感は小柄な方にはしっくりきます。
45シリーズ同様の指板脇のバインディングまでアバロン装飾。
ブリッジピンもアバロン装飾。ピックガードは赤味のべっ甲柄。
スプルースの木目も美しいです。
ボディサイド&バックはもちろんローズウッド。メリハリのあるサウンドが楽しめます。
割とバックの装飾はシンプルです。
ポジションマークはスノーフレイク。ハイパフォーマンステーパーで弾きやすいです。
ヘッドのロゴももちろん縦ロゴ。
ペグはオープンタイプのゴールドロゴです。
●トップ:シトカ・スプルース
●サイド&バック:イースト・インディアン・ローズウッド
●ネック:マホガニー
●指板:エボニー
●ブリッジ:エボニー
●スケール:24.9インチ(632.5mm)
●ナット幅:1 3/4インチ(44.5mm)
●トップ・ブレイシング・パターン:スタンダードX・スキャロップト
D-45 Standard
CSN&Yが使用したということで、日本ではベテランのフォーク・シンガーたちがデビュー当時の1970年代に憧れて以来、垂涎の的であり続けているレギュラー・モデル(現在のスタンダード・シリーズ)の最高峰。最高グレードの材があるときだけ作られ、豪華な装飾をまとったD-45は、まさにギター界のKing of Kings。キラキラとした倍音は唯一無二です。
メーカー | 品番 | 販売価格 | 付属品 |
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Martin | D-45 Standard | ¥1210,000 | プライハードシェルケース |
ブレイシングはスキャロップド。塗装はエイジングトナーでヴィンテージ感を演出しています。
サウンドホール周りや指板周りにもアバロンインレイが施されています。
ブリッジピンにもアバロン装飾。
ピックガードもお約束の赤べっ甲柄です。
ポジションマークは大き目なヘキサゴン。当然アバロン装飾。
ヘッドにもバインディングが施され、縦ロゴのMartinがカッコいい。
ボディバックのローズウッドの木目も美しいです。
ボディバックのバインディングにもアバロン装飾。隙がありません。
オープンバックのゴールドペグ。
●トップ:シトカ・スプルース ●サイド&バック:イースト・インディアン・ローズウッド ●ネック:マホガニー ●指板:エボニー ●ブリッジ:エボニー ●スケール:25.4インチ(645.2mm)●ナット幅:1 3/4インチ(44.5mm))●トップ・ブレイシング・パターン:フォワードシフテッドXブレーシング
担当:田上(たがみ)
(タイミングによっては品切れになる場合もございますので、気になる機種がございましたら、あらかじめお問合せください:田上)
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