管楽器吹きのためのいろんな話 Vol.4

イオンモール秋田店

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2015年05月27日

皆様こんにちは!管楽器担当佐藤麻友です。
毎日暑いですね。当店は3階にあるので、働いているととっても暑いです・・・。今から水分きちんと取って、体調管理にはみなさん気をつけましょうね。

さて、第4回目はサックスについてです!サックスは管楽器の中でもとっても人気者の楽器ですよね。Vol.3では木管楽器と金管楽器の違いについて少しご説明しましたが、サックスも木管楽器の仲間です。(なぜかはVol.3の記事をご覧下さい♪)それではサックスの生い立ちと、選ぶときに役立つ豆知識を今回ご説明していきたいと思います!

サックスの生い立ち

サックスは、1840年ころ(日本では江戸時代末期)にベルギーの「アドルフ・サックス」さんによって設計され、発明された楽器です。アドルフ・サックスさんは楽器設計者で、当時はバスクラリネットの研究をしているときに発明されたと言われています。(木管楽器と金管楽器の良さが合体できないか?と考えていたという説もあります)サックスさんは色々な楽器を吹けたそうです!(うらやましいですね!)]
]発明されたサックスは、木管楽器ながらもパワーのある華やかな音色を持ち、金管楽器との相性もよかったため、軍隊の楽団などで広く吹かれるようになったそうです。
そして・・・みなさんサックスといえば「ジャズ」を思い浮かべる方が多いと思います。ヨーロッパで人気が広まったサックスは、アメリカへ渡り、1920年頃にはジャズの中心になっていたそうです。
設計された当時と、現在のサックスはほとんど形やキィのシステムが同じなのも驚きです!サックスさんの設計が完璧に近かったのでしょう・・・。
ベルギーにある「アドルフサックス通り」には、キレイなサックスのイルミネーションがあるそうです。(行ってみたい・・・!)

サックスの値段の違い

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さて、店頭でずらっとサックスが並んでいますが、見た目がほぼ同じ・・・。でもお値段が端と端では全然違う!なぜ!?と思われる方も多いと思います。こちらの違いは簡単にご説明すると・・・

①材質の違い

サックスの多くは真鍮(銅と亜鉛の合金)で出来ています。その比率が各メーカーによって違ったり、あと産地や質、加工の仕方で音色が変わってきます。それは企業秘密だそうですが・・。もちろん表面を銀にしたりするのもお値段が変わります。

②楽器の持つ仕様

楽器は、吹き心地を変えたり、指を押えやすくするためなどに、色々な工夫がなされます。抵抗感を出す為に楽器の支柱と呼ばれる金属を増やしたりなど・・。その工夫が多ければ手間やコスト掛かるので、お値段にも影響が出てきます。あとおしゃれな彫刻が入っていたり、キィを押さえる部分が貴重な貝で出来ていたりと見た目が華やかに見える工夫もあります。

③製造過程

機械で作るか職人さんが一つ一つ手造りする場合がもっとも大きな部分です。②であった、彫刻もレーザーで彫るか手彫りかでもありがたみが違いますよね。

④メーカーの違い

海外の有名メーカーですと、日本で買う場合にお値段が高くなります。ちなみにYAMAHAは日本のメーカーなので、セルマーより安く買うことができますが、海外に行くと、それがひっくり返ってしまいます!

以上のことで、音色も全く変わってきます。ちなみに私、吹奏楽でサックスを吹いていましたので、吹けない方でも音色の違いを直に聴いていただけます!是非お気軽に私をお呼びください♪

ちゃっかり宣伝コーナー

さて!もちろんサックスの宣伝です。本日入荷の・・・

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DeYu(デ・ユー) A500!!

初めて気軽にサックスを始めたい方向けの楽器です。中古をお考えの方が非常に多いですが、中古品よりは新品で調整がされている楽器の方が吹きやすいので、こちらはかなりおすすめです。是非店頭に見にいらしてくださいね。

メーカー 品番 販売価格(税込)
DeYu A500 ¥48,600(税込)

お問い合わせ

店舗名 イオンモール秋田店
電話番号 018-889-6681
担当 佐藤麻友

お支払方法

店頭でのお支払いは以下の方法をご利用頂けます。

  • 現金
  • クレジットカード
  • ショッピングクレジット

※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。