自己PR
2019年に活動を開始しました。ジャズ、プログレッシヴ、現代音楽、エレクトロニクス等をジャンルの中心に音楽を聴いてきた経験から、作品もそれらを応用させたかたちで制作・発表しております。 本名、上野悠河(うえの・ゆうが)は現代美術家として活動しております。
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打ち込み音楽(DTM)を始めて構想し取りかかった作品が本作『光風』です。平均律と微分音調律のウーリッツァー、マリンバ/ピアノ、アルトサックス、トランペット、ベース、ドラムス、パーカッションの想像上のセプテットと仮定する現代アヴァン・ジャズを標榜しました。
使用機材
- Apple Logic
- Apple Macbook Pro (Retina, 15-inch, Mid 2015)
- Apple Logic Pro DAW sequencer, plugins
- Adobe Audition DAW mastering
- RME FireFace800 I/O
- Apogee ensemble firewire AD/DA
- YAMAHA DX7 MIDI-Key.
- Meze 99 Classics headphone 1
- Beyerdynamic DT150 headphone 2
- TEAC A-BX10 / L&B FS-61 monitor set
審査員コメント
平均律でない音程に目を付けるあたり、さすが現代芸術家ですね。ともすればただのとっ散らかった即興音楽になってしまいがちな楽曲を、例えば2分前後のキメ、3分前後の全員でやるキメなど良い意味での予定調和の部分を作ってアクセントを付けているので、実は聴く人にとっては敷居が下がっています。そこら辺も上手いと思いますし、フレットレスやウッドベースを使いそうな所を敢えてフレッテッドのベース(の音源?)を使っているのも、そこが基準になって自由になり過ぎない作りになっていて非常にジャズ的で良いと思いました。まあでももしもっと「お茶の間感」を出したいのであれば何か印象的なテーマメロディを作ってしまって、それを何回か登場させても良かったのかもしれません。それと拘ったと言うマリンバ、特に後半はもっと活躍させてしまっても良かった気がします(単純にミックスの中で控えめ過ぎる気もします)。しかし全体的に非常に拘って丁寧に作品を作っている印象でした。これからもバンバン新作を作って、音楽活動の方も頑張って行って下さい。今後にも期待しております。(高橋竜)
賞品
- Ableton Live Suite
- audio technica ATH-M60x