FAQ | よくあるご質問 |



Q. Bad Catについて教えてください。

A. Bad Catはエレクトリックギター・アンプのブランドで、真空管を用いたプロフェッショナル/エキスパート向け高級アンプを製造している会社です。2000年にジェームス・ヘイドリックとアンプデザイナーのマーク・サンプソンによってLA郊外のコロナに設立されました。

マーク・サンプソンは1989年にマッチレスを創設し、1990年代には世界的なマッチレス旋風を起しました。ハンドメイドのポイント・トゥ・ポイントワイヤリング、クラスA回路を復活させ、ハイエンド・ブティックアンプというカテゴリを作り出したギターアンプの世界では伝説的なデザイナーとして認知されています。

マーク・サンプソンはマッチレスを辞めた後、ジェームス・ヘイドリックの誘いによりBad Catの開発に加わりました。Bad Catはマッチレスに、より歪みのテイストを加えたロックなサウンドを生み出すハイエンド・ブティック・ブランドとして世界的に認知されています。
(Bad Catはマッチレスと同様「クラスA回路」「EL84パワーチューブ」が基本設計となっています。COUGARシリーズではCOUGAR 5、COUGAR 15がこの仕様にあたります)

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Q. COUGARシリーズのコンセプトは?

A. Bad Catは多くのギタリストから「世界最高峰」との評価を得ていますが、手作業による少量生産と高価なプライスのため、ほとんど目にすることがなく、試せる機会が少ないアンプと言われていました。そこでジェームス・ヘイドリックは多くの人にBad Catサウンドを試してほしいという想いを実現するために海外生産に着手。USAモデルと比較して1/2~1/4程度の市場価格を実現した、COUGARシリーズの開発に成功しました。回路設計や音作り等の開発はジェームス・ヘイドリックを中心としたBad Cat USAが行っています。

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Q. USA製とCOUGARシリーズの違いは何ですか?

A. 主な違いは下記4点です。
  • 1. 生産国:

    USA製はアメリカ生産に対して、COUGARシリーズは中国生産です。
  • 2. 回路:

    USA製はポイント・トゥ・ポイント・ワイヤリング*1を採用しているのに対して、COUGARシリーズはプリント基板*2を採用しています。
  • 3. パーツ:

    USA製は主にアメリカ製パーツを採用しているのに対して、COUGARシリーズは主に中国製パーツを採用しています。
  • 4. ロゴパネル:

    USA製はバックライトによりロゴパネルが光るモデルがありますが、COUGARシリーズは光りません。
以上により、生産コストを抑え今回の価格を実現しました。
  • *1:ポイント・トゥ・ポイント・ワイヤリング

    アンプやエフェクターの内部で電子部品や電気部品を配線する際、プリント基板を使わずに銅線や銀線等の配線材料のみを使用して結線する配線方法の事を言います。メリットは音質がよりクリアになり、音圧が高くミドル落ちやハイ落ちが少なくなる点です。デメリットは、全ての部品を配置し配線を手で持った状態でハンダ付けするため、作業時間が長くなり生産コストが大幅に上がることです。
  • *2:プリント基板

    基板の上にパーツを配置し、ソルダー・フローと呼ばれる熱せられたハンダの上にプリント基板(ハンダ付け面)を通すことで配線が一瞬で完了します。それにより生産コストを抑えることが可能です。市場では20万円以下のアンプのほとんどがプリント基板を採用しています。
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Q. 真空管の使用ブランドを教えてください。

A. 中国製では最高品質と言われるShuguang Electron Group Co., Ltd製のものを採用しています。COUGARシリーズには更にその中から最良のものを選定して使用しています。

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Q. 仕様電源の電圧(ボルト)を教えてください。

A. 日本国内に合わせ100V 50/60Hzの仕様になっています。

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Q. スプリングリバーブの使用ブランドを教えてください。

A. 定評のあるRuby Tubes製のスプリングリバーブを採用しています。

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Q. 真空管の交換に際しバイアス調整は必要ですか?

A. プリチューブ、パワーチューブ共に自己バイアス方式(セルフバイアス方式、オートバイアス方式、カソードバイアス方式ともいいます)のためバイアス調整は必要ありません。
プリチューブは差し替えるだけで大丈夫です。

パワーチューブの交換:

1本のCOUGAR 5はそのまま交換してください。
2本使用しているCOUGAR 15、COUGAR 50/50Hは必ず2本同時交換を行ってください。
この際、マッチングが取れていなくても問題なく動作しますが、マッチングの取れたもの(マッチング管)を使用すると、より高いパフォーマンスを発揮します。

注意:

交換の際には感電防止のため必ず電源を切り、電源コードをコンセントから抜いた状態で行ってください。また安全のため他の回路や回路内部には触れないように注意してください。
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Q. クラスA回路、クラスA/B回路の違いを教えてください。

A. クラスA回路、クラスA/B回路設計が現在のギターアンプのスタンダードです。
1940年代~1950年代にかけてはクラスA回路が主流で、当時のほとんどのアンプに使われていたと言われています。Fender Tweed、VOX AC30、Gibsonなど初期のアメリカ製のほとんどのアンプがこの回路です。
1950年代後期あたりから、より大きな音を出すためクラスAB回路が開発され、Marshall, Fender Brownface & Blackface, Hi-wattなどそれ以降のアンプのほとんどがクラスA/B回路にかわりました。現在ではクラスA/B回路が市場にある40W~300Wのアンプの標準回路です。
クラスA回路は、ギターを弾いていない時でも電源が入っている限り、パワーチューブが常にフルパワーの状態で100%のパワーを出しています。そのため常にパワーチューブに負荷がかかり発熱量も大きくなるため、ワット数の大きいクラスAアンプはほとんど存在しません。またクラスA/B回路と比較するとパワーチューブの寿命は短くなります。
クラスA/B回路は、パワーチューブは常に待機の状態にあり、ギターからの電気信号により働き出します。例えば激しくギターを弾けば、それに応じた働きをします。またギター自体のボリュームをフルにした時に真空管もフルの働きをします。
クラスA/B回路は常にフルパワーという状態ではないため、パワーチューブが激しく熱くなるということも少なく寿命も長くなります。

音質的な違い:

クラスA回路は真空管が常に働いている状態なので、弦に触れた時に直ぐに音になって出てくるためレスポンスが非常に鋭いと言われています。音色はヴィンテージ系と言われ、歪みの少ない高音質なトーンのままボリュームアップが可能です。
これに対しクラスA/B回路は真空管が常に待機状態にあり、弦に触れた時に初めて働き出し歪みの効果を生み出します。ギターからの信号によって真空管がドライブし、ギターを激しく弾くと真空管もドライブしたサウンドを生み出します。ギターのボリュームを下げていくと真空管のパワーも下がりソフトな音質に変わります。音色はモダンやハイゲインなどと言われ、歪みの強い大音量な音楽に向いていると言われています。
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Q. 真空管の寿命は?

A. 使用頻度や使用環境により違いが出るため一概には言えませんが、ノイズが増えた、歪みが増えた、音質が変わってきた、音圧がなくなってきた、音にパンチがなくなったなどが交換時期のサインです。そのまま使用するとアンプを痛める恐れがあるので、できるだけ早く交換ください。
島村楽器では
  • プリチューブに関しては約3年での交換を奨励しています。
  • パワーチューブに関しては約1年での交換を奨励しています。
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Q. 修理が必要な場合はどうすれば良いですか?

A. 修理は各販売店までお問い合わせください。
ノイズが増えた、歪みが増えた、音質が変わってきた、音圧がなくなってきた、音にパンチがなくなった、ヒューズが飛んだなどの症状の場合、真空管アンプではパワーチューブが原因の場合が非常に多いです。まずはパワーチューブの交換をお試しいただくようお勧めいたします。COUGARシリーズに関して、真空管の交換に際してはバイアス調整が必要ありませんので、まずはパワーチューブを交換していただいた上で様子を確認してください。(交換の際には感電防止のため必ず電源を切り、電源コードをコンセントから抜いた状態で行ってください。また回路内部や真空管以外のほかの部分に触れないように注意してください)

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Q. パーツの取り寄せは可能ですか?

A. 取り寄せ可能なパーツは下記リンクをご確認ください。 お取り寄せパーツリスト

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Q. Cougar50/50Hの真空管配置図を教えてください。

A. Cougar50/50Hのプリチューブは12AX7が3本、本体には12AX7チューブが4本取り付けられています。残りの一本の12AX7チューブはフェイズインバーター用のチューブです。プリアンプからの信号をパワーアンプに送る信号に変換する際に使われます。
Cougar50/50Hはプッシュプルタイプのアンプで、フェイズインバーターはプッ シュプルタイプのアンプにのみ使われる回路です。
フェイズインバーター用チューブは、劣化が理由によりプリチューブを交換する際には同時交換を奨励いたします。Cougar50/50Hの詳しい真空管配置図は下記リンクをご確認願います。
Cougar50/50Hの真空管配置図をダウンロード(PDF形式)

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