話題の次世代ギターアンプ入荷!!
アンプ担当関澤です。お待たせ致しました!先日こちらの記事でご紹介しました、LINE6から発売のギターアンプ、AMPLIFi入荷致しました。それでは今回は写真多めで早速ご紹介したいと思います!
外観
松本店に入荷したのは75Wモデルです。小ぶりな印象です。前面は極めてシンプルかつスタイリッシュですね。
コントロール類は全て上についています。一般的なモデリングアンプと同様に、あらかじめ本体にプリセットされている4種類の音色を、このツマミで操作して演奏することができます。AMPLIFiの本領はiOSアプリによる遠隔操作で発揮されますので、本体のツマミはいたってシンプルです。ツマミ類の奥に不自然な溝がありますが、ここにiPadがスッポリはまります。持ち手は上部にはついていませんが、「AMPLIFi 75」と書いてある下あたりのくぼみに手を入れると楽々持ち運びできます。重量は9.3kgとのことですが、片手で軽く持てます!
裏も撮ってみました。ヘッドホン端子はこちらについています。
アンプを繋いで音を出してみると、往年のLINE6のガツンと厚い音がしっかり出てきました。A、B、C、Dというデフォルトの4種類のプリセットは、クランチ、ディストーション、クリーン2種類です。これだけでも十分しっかりしたアンプですが、AMPLIFiのウリはこんなものではありません、いよいよ・・・
iOSアプリ使ってみました!!
松本店のiPadに、専用アプリ"AMPLIFi Remote"をインストール。無料で、現時点ではアプリ内課金もありません。ので、現時点では完全無料です!
アプリ画面。本体とiPadはBluetoothを使って接続します。ちょっと見づらいですが、「AMPLIFi75」の下に「connected」と書いてあるのがお分かり頂けますでしょうか?右側にはBluetoothのマークが光っていますね。こうなれば設定は完了です。ペアリングという作業が必要になるのですが、「何じゃそりゃ?」という人もご安心ください。本体上部のBluetoothボタンを押して点滅させ、iPad側の「設定」でBluetoothをオンにすれば簡単にペアリングできます。機械オンチで方向オンチで運動オンチのアンプ担当関澤でもすぐに接続できました。
5ステレオスピーカーを搭載し、ギターサウンドだけでなくオーディオとしても期待されていたAMPLIFi。さっそくiPadの中に入っている音楽を再生してみます。迫力のある低音とキラキラした超広域までしっかり出力されています!ありきたりな表現ですみません、でもそれだけオーディオとしての実用性が高いということです。今までのギターアンプと比べると飛躍的に音質が良いです!よほどのオーディオマニアでなければ、本当にこれ1台で音楽鑑賞はOKなのではないでしょうか?ちなみに家庭用とされているAMPLIFi75ですが、家庭用としては十分すぎるほどの音量が出ます。
音質の良さにしばしウットリしていると、画面右側に何かが表示されました。そう、これがトーンマッチ機能です!!すでにクラウド上に7000種類ものパッチが登録されているとのことでしたが、この数はさらに増えていくことでしょう。ちょうど再生していたLED ZEPPELINの天国への階段のイントロのパッチもちゃんとありました。これをタップしてみると・・・
こんな画面になります。ちなみにパッチ名をタップした時点ですでにアンプの音は「天国への階段」のイントロの音になっています。その音の設定を見れるというわけですね。「ふんふん、ベースマンをドンシャリにして・・・なるほどー」と分析できるだけではもちろんありません。
iPadを操作して細かい設定ができます。iPadでのイコライジング、音量調整などはリアルタイムでアンプに反映されます。ほとんどアンプのツマミをいじっている感覚に近いです。これは本当に凄いですよ!!ここでは紹介しきれませんが、アンプモデリング、エフェクター、キャビネット、マイク・・・など様々な要素をアプリ上で設定することができます。無限に音の可能性が広がりますね。ここで作りこんだ音をアップして共有することもできます。AMPLIFiとiOSデバイス、そしてAMPLIFi Remoteがあれば、「アンプ、マルチエフェクター、オーディオ」が一まとめになる、という感じです!
チューナーも搭載。精度も高く、iPadだと非常に見やすいですね。ちなみにここまでiPadはアンプの上部に置いていますが、Bluetooth接続されていますのでもちろん膝の上でも机の上でも大丈夫です!
「便利なのはわかったけどiPad持ってない!」という方、iPhoneやiPod touchはお持ちではありませんか?iOS搭載デバイスであればAMPLIFi Remoteは使えますよ!試しに私、アンプ担当関澤のiPhone5で接続してみました。私のiPhoneに入っている音楽ももちろん問題なく再生できました!
iPhoneの音色エディット画面です。さすがにiPadと比べると少し小さいですが、問題なく操作できます。余談ですが、私が以前所属していたバンドの曲(レーベルからリリースなどはしていません)をiPhoneから流してみましたが、それらしいパッチは出てきませんでした(当たり前ですね!笑)しかし私自身がAMPLIFi Remoteで音色を作りこみ、パッチにバンドの名前をつけてクラウド上にアップすれば、誰かが検索した時に出てくるかもしれないということですね。夢が広がります!
メーカー | 品番 | 販売価格(税込み) |
---|---|---|
LINE 6 | AMPLiFi(150W) | ¥56,200 |
メーカー | 品番 | 販売価格(税込み) |
LINE 6 | AMPLiFi(75W) | ¥44,700 |
注意点
iPadやiPod touchでアプリを操作する場合、ネット環境がなくてもアンプの音をいじることはできます。が、クラウド上からパッチをダウンロードするためにはネットに接続されている必要があります。Wi-fi環境がある、もしくは回線を契約しているiPadなどをお持ちの方はAMPLIFiの魅力を最大限に活かすことができますね。そして、「iPadだけじゃなくてiPhoneでもいいのはわかった。でも俺Androidなんだけど」という方・・・ごめんなさい!現時点ではアプリはAndroidに対応しておらず、AMPLIFi Remoteをお使い頂くことはできません。しかしBluetooth接続によって高品質な音楽再生を楽しむことはできますので、気になる方は一度お試しにいらっしゃってください!
お問い合わせ
松本店ではiPad、Wi-fi環境完備しておりますので手ぶらでお越しくださっても結構ですが、iPhoneをお持ちの方がいらっしゃいましたらぜひお持ちください。お気に入りの曲を再生し、ピッタリなパッチが即座に見つかった時は感動しますよ!!
ギタセレでも特集されています。ぜひご覧ください。こちらをクリック
メーカーサイトはこちらをクリック
店舗名 | 島村楽器 松本店 |
---|---|
電話番号 | 0263-38-2260 |
担当 | 関澤 |
※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。