スタインウェイ＆サンズ から生まれた一流の輝きを放つ宝石たち
STEINWAY＆SONS 知れば知るほど素晴らしい楽器。4台の特別にデザインされたピアノが気品高く孤高に佇んでいて圧巻の存在感。見ていると、匠の素晴らしい創りにただただ息を呑む。惚れ惚れしたため息をつく。いつまでも眺めていられる素晴らしいピアノ達。
2016年8月20日から9月25日まで「スタインウェイ＆サンズ コレクションピアノフェアを開催し、特別なデザインで制作された世界に数台しかないピアノを展示しております。ここではその模様をご紹介いたします。
ピアノの詳細はスタインウェイ＆サンズ コレクションピアノフェア開催のページを御覧ください。
フランスのクリスタルメーカー「ラリック」のクリスタルが輝いているピアノ
''Heliconia '' ヘリコニア
ラリックのクリスタルが輝いています。
全部で、75個のクリスタルが散りばめられています。
実際数えてみました！ 1.2.3.・・・譜面台、天屋根の突き上げ棒、色々な所にクリスタルが輝いています。
ヘリコニアという花
デザインのモチーフになっている''ヘリコニア''という植物は、熱帯アメリカや南太平洋諸島に生息する多年草。英名では、花の形が蟹ににている事から''ロブスター・クロ―''と言われています。花言葉は「注目」「脚光」だそうです。 この花言葉がまさに、の素晴らしいピアノです。
ラリックのクリスタルの歴史
1888年創業以来、ラリックはクリスタル作品のノウハウを長年にわたって発展させ、世界的なクリスタルの巨匠、そしてフレンチ・ラグジュアリーのシンボル的存在として君臨しています。ラリックの作品はフランス・アルザス地方のウィンジャン＝シュル＝モデにある工房ですべてつくられています。そこでは、現代的なテクニックと伝統的なスキルをあわせ持つ職人たちが究極の技で複雑なクリスタルの製作にあたっています。
ラリックのアーカイブから代表的なモチーフを探し、ルネ・ラリックの孫娘であるマリー＝クロード・ラリック原作の“ヘリコニア”の花の装飾を選びました。それぞれのピアノを飾る75個のクリスタルは、すべてアルザスの工房でプレスされ、美しくカットされて形づくられ、磨きあげられました。そして、ハンブルクのスタインウェイの工場で、一台一台のピアノに丁寧に、はめ込まれました。ヘリコニアの花が、ピアノの天屋根、脚、そしてボディに、クリスタルとシルバーの輝かしい象嵌模様で装飾されています。
日本国内入荷台数
お店で展示しているのは黒ですが、白色もあります。
今春、スタインウェイジャパンの天王洲アイルにあるセレクションセンターに行った時に実際見てきました。黒とはまた違ったエレガントさがあります。白は1台。黒は3台。日本に入荷してきました。
クラウンジュエルコレクション スペシャルモデル
Glenadillo - グレナディージョ
日本に1台限定で入荷。
日本には、O-180サイズの1台だけ限定で入荷いたしました。このピアノが見られるのは、今は島村楽器グランフロント大阪店のみ。
そして、このピアノを所有できるのは、日本国内でたった一人・・・。この楽器から解き放たれる気品あふれる姿と優雅な音楽を独り占めできます。
木材
南米の湿地地帯に生息している木材を使用。南米の湿地帯といえば、アマゾン川が流れ自然も豊かで、多くの生き物が生息している場所で有名です。生命の楽園とも言われている場所で生きているグレナディージョの杢目からは、力強い生命力が伝わってきます。
クラウンジュエルコレクション
世界中から素晴らしい木材を見つけ使用されているピアノ。クラウンジュエルコレクションは、シリーズ化されているデザインもあれば、今回のグレナディージョのように特別に造られたピアノもあります。
鍵盤蓋には、ジュエリーの代名詞「ダイヤモンド」が埋め込まれています。キラッと光るダイヤがクラウンジュエルコレクションのピアノ達に更なる輝きを与えます。
クラウンジュエルコレクション スペシャルモデル
Maple - メイプル
日本に1台限定で入荷。
こちらも、グレナディージョ同様、日本に1台だけ限定で入荷いたしました。このピアノが見れるのは、今は島村楽器グランフロント大阪店のみ。
所有できるのは、日本国内でたった一人・・・。この楽器から解き放たれる気品あふれる姿と優雅な音楽を独り占めできます。
木材
ヨーロッパに生息するシカモア（カエデ）材を使用。中でも杢目が入っている物は、とっても希少な材だそうです。生息地域の気候・温湿度、数々の厳しい自然条件を満たして現れる綺麗な杢目。バイオリンのバック材にも使用されています。、実際、バック材の杢目がどうなっているのか目で見て確かめていただく為、グランフロント大阪店で販売展示しているバイオリンの中で一番綺麗な杢目が入っている2本の写真を撮ってみました。いかがでしょうか？ニスで色合いは違うものの、両方ともに立派なトラ杢が入っています。この綺麗な杢目はまさに芸術ですね。
こちらのメイプルのピアノは、バイオリンの杢目が好きな方にはたまらない1台ではないでしょうか？
クラウンジュエルコレクション
こちらも、グレナディージョと同じく、特別に造られたクラウンジュエルコレクションの一つ。鍵盤蓋には、キラッと光るジュエリーの代名詞、ダイアモンドが埋め込まれ輝きを放っています。
スタインウェイの神髄に迫る
システム － B211
使用材のこだわり。
スタインウェイピアノには、厳選されたいくつもの種類の材が使用されており、それぞれの特徴を活かす場所に配置されています。職人の手によって厳選され加工されたその材は、数あるパーツ・ピアニストと共に、何百年と末永く音楽を奏で続けます。このピアノは、スタインウェイの神髄に迫るべく、ピアノの服の役目を果たしている塗装や化粧板は施さず、使用材が皆さまに見ていただく為に特別、制作されました。
一体型成型リム
外リム・内リム、どのような木材で使用されているかが目で見てわかります。
このB-211 サイズのピアノには、何枚の板が重ねられているでしょうか？皆さん、ご来店の時にぜひ数えてみてください。
職人さんの手によってミルフィーユのように綺麗に何枚もの層に重ねられ、そして・・・グランドピアノのカーブは何人もの職人さんの手によって、最初に曲げられているのです。
天屋根の工夫
大きな屋根。反響板、グランドピアノの見た目の美しさを表現する大きな役割を果たす大切なパーツ。歪んだら大変なことに！そうならないように、厳選し厳選された木材の良い部分を贅沢に使用し、それぞれの木材の特徴を活かし重ね合わせてあります。そして強度ある天屋根が完成します。どのような材が重ねられているのか、こちらも目で見て確かめていただけます。
以上、スタインウェイコレクションフェアの模様を、ピアノ担当:髙宮がお伝え致しました！9月25日まで期間限定展示販売しております。そして連動企画コンサートを実施しています。このコンサートでは、コレクションピアノを使用します、コンサートはもちろん！この輝かしいピアノがどんな音色を解き放つのか、お楽しみください♪
皆さまのご来店を心よりお待ちいたしております。
お問い合わせ先
〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪 ショップ＆レストラン北館5F
グランフロント大阪店 TEL : 06-6359-2855 ピアノ・イベント担当:高宮
アクセス方法
JR大阪駅中央北口よりアトリウム広場を通り直結。デッキをそのまま通り、南館から北館へ。
阪急梅田駅2階中央口より出て、そのままグランフロントへ徒歩約3分
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