樹脂製リードって実際どうなの?じゃあ吹いてみよう!~Legere(レジェール)~

イオンモール名古屋茶屋店

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2017年07月26日

こんにちは、管楽器担当の中村です。]] こちらの記事では、近年愛用者が増え続けている樹脂製リードについてご紹介いたします! ]]イオンモール名古屋茶屋店 中村(なかむら) しかし私中村、見ての通り根っからの金管楽器奏者なのでございます・・・・ そこで、木管楽器歴の長い名古屋パルコ店の宇野(うの)と、 […]

こんにちは、管楽器担当の中村です。

こちらの記事では、近年愛用者が増え続けている樹脂製リードについてご紹介いたします!


イオンモール名古屋茶屋店 中村(なかむら)

しかし私中村、見ての通り根っからの金管楽器奏者なのでございます・・・・

そこで、木管楽器歴の長い名古屋パルコ店の宇野(うの)と、名古屋みなとアクルス店管楽器担当の久野(くの)にレビューしてもらいました!


名古屋パルコ店 宇野(うの)

名古屋みなと店 久野(くの)
名古屋みなとアクルス店 久野(くの)

外出をお控えされているお客様へ
 
当店では、現在除菌・消毒などを施し最善を尽くしております。
ですが、ご来店いただかなくても、お電話でのご相談(商品のご説明)も承っております。
担当中村までお電話いただければ、折り返しおかけ直しさせていただいた上で電話口でていねいに・分かりやすくご説明させていただきます。

また、お家での決済も可能です。お支払い方法につきましてはコチラをご覧くださいませ。

みなさまのご相談お待ちしております♪

電話をかける

樹脂製リードってみなさんご存知でしたでしょうか。
吹奏楽部の学生さんからプロの方までさまざまな方が使われているので、既にお持ちの方も多いかもしれませんね!
でもまだまだ「樹脂製ってどうなの?」「なんか変な音になりそう・・・」などなど疑心暗鬼になっている方も多いのではないでしょうか?

私宇野もそんな思いを持っていた一人でした。
「なんか固い音になりそうで吹奏楽ではつかえないだろうなぁ・・・」と思って長年ケーン(普通の)リードを使っていましたが、2年前にレジェールリードに出会ってから一変!今ではレジェールリードしか使ってないです。

ちなみに私久野はクラリネットのレジェールリードを持っています!
2年ほど前に興味本位で試奏し、購入したのですが、あまり使っていませんでした・・・。やっぱり普通のリードには勝てない!購入した番手が合っていないのか、しっくりこない・・・という点からしばらく使っていませんでした。

(久野)最近の噂ですと、樹脂リードも良くなっている!という噂も聞きますけど、どおなんですか?。
(宇野)僕も使うまではあまり良く思ってなかったけど、かなり良くなってますよ!
(久野)ふ~ん・・・そうなんですね~・・・

まだまだ疑心暗鬼な久野が今回レジェールの試奏・比較をしてみました!
樹脂製リード気になっている方は是非参考にしてみてくださいね。


比較①見た目 | 比較②試奏 | メリット・デメリット | ラインナップ | ジャンル別オススメリードのご紹介 | お問い合わせはこちらまで! |

ケーンリードとレジェールの比較をしてみました。

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リードの材料はケーン(葦)という植物から作られていますが、レジェールは樹脂製という事で見た目や吹奏感、音色なども変わってきます。今回はケーンリードとレジェールの比較をしてみました。

見た目の違い

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リードのカット、形はほぼ同じですが、レジェールは透明ですね。
しなり具合も同じくらいでした。

そして、通常のリードってまっすぐ繊維が入っているのに対して

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レジェールはこのように細かいクロスの模様が入っています。
これが通常のリードに近づける秘密なのかも・・・?


・・・とこのように比較している際に気付いたのですが
店頭にあるレジェールと久野の持っているレジェールの模様が違っていました!
ややこしいので現レジェール(お店)と旧レジェール(久野)としますね(笑)

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左が現レジェール、右が旧レジェールです。
ちょっと見辛いですが、違い分かりますか??旧レジェールの方が模様の入り方が細かいです。

細かい変化ですが、こういった改良を重ねて通常のケーンリードに近づけているのではないでしょうか。
しばらくレジェールで演奏したことはないのですが、こういった違いを見つけると『吹奏感・音色』の比較するのが楽しみですね~。


マウスピースに装着してみました。

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通常のケーンリード

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レジェール。いつものリードの色味に慣れている分、結構印象が変わりますね!
付けてみた感じは全く違和感なく、ぴったりです。

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試してみました。

今回はケーンリード・現レジェール・旧レジェールを吹いてみました。
※リードは3番で統一したかったのですが、私の持っているレジェールだけ番手が3.1/4になります。
この感想は久野の個人的な感想ですので、ご参考までにどうぞ♪

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ケーン(開けたばかりの新品・バンドレン3番)

【音色】音は一番柔らかい。
【吹奏感】開けたばかりなので、まだ完全に鳴りきっていない感じがある。

旧レジェール(シグネチャー3.1/4)

【音色】全体的に音の鳴りのバランスは良かった。中間の音が開くような気がした。
【吹奏感】程よい吹奏感でかなりケーンリードに近い。

現レジェール(シグネチャー3)

【音色】旧レジェールより音が柔らかい。
【吹奏感】一番抵抗感が強いように感じた。

試奏した感想 まとめ

久々にレジェールリード吹いてみましたが、『あれ?こんなに良かったっけ?』と最初に思いました!
今まで音が硬い等の理由で使っていませんでしたが、改めて試してみるとかなりケーンリードに近いです。あと試奏中、意外だったのが旧レジェール(3 1/4)より現レジェール(3番)の方が抵抗感が強く感じられたことです。

ちなみにレジェールは1/4刻みの硬さから選ぶことができ、購入した番手が合わなかった場合、一度だけ交換することができるんです!安心ですね~。
樹脂リードは通常のリードと比べてしまうと音色の違いや吹奏感は感じてしまいますが、いざという時に1本持っておくと心強いかもしれません!!

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樹脂製リードとケーンリードのメリットデメリット

最後に樹脂製リードとケーンリードのメリット・デメリットをまとめてみました。

★樹脂製リード

【メリット】 
いつも同じコンディションで演奏できる。
通常のリードより耐久性が良い。
水洗いが出来るので、衛生面は良い。

【デメリット】
ケーンリードの音色にはやや劣る。
リード一枚の価格が高め。

★ケーンリード

【メリット】
自分好みにリードを育てることができる。
木管特有の暖かい音色を出すことができる。

【デメリット】
吹奏感・音色面でリードを選ぶ際、当たり外れがある。

樹脂製リード レジュールの魅力をまとめてみました!

・水分、湿度に影響されず、いつも同じコンディションで演奏できる。
・1/4刻みで細かい番手から選ぶことができる。
・通常のリードより耐久性が高い。
・水洗いが出来るので衛生面も良い。

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レジェールリード ラインナップ

スタンダード

最も人気でジャンルを問わず使えるスタンダードタイプです。pp~ffまでしっかりと反応してくれます。強度が1/4刻みのレジェールの中でも、最も番手が豊富なシリーズになっています。角のない丸みのある音色が特徴です。

対応楽器 硬さ 価格(税込)
B♭クラリネット 2~5 ¥3,300
E♭クラリネット 2~5 ¥3,520
バスクラリネット 2~5 ¥3,630
ソプラノサックス 2~4.1/2 ¥3,300
アルトサックス 1.3/4~4.1/2 ¥3,300
テナーサックス 1.3/4~4.1/2 ¥3,520
バリトンサックス 1.3/4~5 ¥3,630
スタジオカット

ジャズプレイヤー向けに開発されたモデルで、音のレスポンスの良さとエッジの効いた音色が特徴です。ジャズはもちろん、ポップスやフュージョンなどを演奏されている方にもぜひ使っていただきたい1枚です!

対応楽器 硬さ 価格(税込)
アルトサックス 1.1/2~3.1/2 ¥3,300
テナーサックス 1.1/2~3.1/2 ¥3,520
シグネチャー

スタンダードタイプよりも、より丁寧に作られており、吹奏感が天然のケーンリードに極めて近くなっています。音の深み・暖かさ、そして反応の良さは抜群です!フラジオなどの特殊奏法にも対応でき、プロにも愛用者が最も多いモデルです。

対応楽器 硬さ 価格(税込)
B♭クラリネット 2~4.1/4 ¥4,400
ソプラノサックス 1.1/2~4.1/2 ¥4,400
アルトサックス 2~3.1/2 ¥4,400
テナーサックス 2~3.1/2 ¥4,730
バリトンサックス 2~3.1/2 ¥4,840
ジャーマン

エーラー式(ドイツ管)クラリネット専用のリードです。

対応楽器 硬さ 価格(税込)
B♭クラリネット 2~5 ¥3,300
ヨーロピアンカット

通常のシグネイチャーシリーズに比べカット部分が短く、幅広なデザインになっています。また、中央に厚みを持たせることで、高音域の安定感が増すとともに、よりケーンに近い自然な吹奏感が得られます。

対応楽器 硬さ 価格(税込)
B♭クラリネット 2.1/4~4.1/2 ¥4,950

リード硬さ比較表

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宇野(うの)的ジャンル別オススメリード!

吹奏楽・クラシック系の方には・・・

断然シグネチャーがオススメです!
因みに私も吹奏楽団で演奏するときはシグネチャーを使用しています(バリトンサックス シグネチャー 3.1/4)。
私の印象としては、スタンダードだと少し音が固くなってアンサンブルで他の楽器と音がブレンドしにくいと感じました。シグネチャーはその音の固さが取れ、よりケーンのリードに近い音色になっています。そのことによりアンサンブルも非常にやりやすいです。

因みに、クラリネットの方でVandoren(バンドレン)V12を使用している方にはヨーロピアンカットがオススメです。適度な硬さ加減はシグネチャーよりもヨーロピアンカットの方が似ていると感じやすいと思います。また、リード中央に厚みを持たせたカットにしていることもV12と似ており、重厚な響きを奏でられるようになっています。

ジャズ系の方には・・・

やっぱりスタジオカットですね!
リードのカットの仕方がそもそもスタンダードやシグネチャーと違います(アンファイルドカット)。いつもVandoren(バンドレン)のJAVA・V16・ZZやRico(リコ)JAZZSELECTをお使いの方には、リードの硬さ、タンギング時のコントロールのしやすさ、フラジオやサブトーンの出しやすさからもこちらがオススメです。

ポピュラー系・ロック系・フュージョン系の方には・・・

あえてのスタンダードをオススメします!
ポピュラーやロックなどでホーンズ(管楽器)が活躍する際は、エレキギターやエレキベース、ドラムセットのような大音量・音圧の楽器と対等に渡り合えなければ、いくらマイクを通していても負けてしまいます。
スタンダードはカットがVandoren(バンドレン)青箱(トラディショナル)と同じファイルドカットなので、ハート(リードの中心のふくらみ)がしっかりあり、芯のある音を出しやすいと感じます。でも、音色はケーンリードよりもかなりハッキリクリアな音になりますので、マイクを通しても比較的音がモゴモゴしにくく、ギター・ドラムと一緒に演奏してもしっかり張り合える音が出せます。

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店舗名 イオンモール名古屋茶屋店
電話番号 052-309-3560
営業時間 10:00~21:00
アクセス 地図
担当 中村(なかむら)

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