皆さんお久しぶりです。
入社からもう半年以上が経ち、リペア業務お店にも馴染んできました。
リペアマン兼デュエリストの長谷川です。
遊戯王の方はルール変更や新しいカテゴリーのカードが増え環境が変わりましたね!
そして今月はエクストラパック2017が発売して海外組のカードが上陸して環境をにぎわしてますねWW
遊戯王のネタは程々に本題に入りましょう。
さて、今回は楽器店、修理店などにギターをリペアに出した時の基本調整についてお話ししていきます。
皆さんがギターをリペアに出した時に基本調整という言葉を聞いたことがあるかと思います。
基本調整と聞いてそれが何かをご存知の方も勿論いらっしゃるかと思いますが、今回のブログでは「基本調整って何をしてるの?」という方に向けてご説明していきます。
基本調整とは楽器をそれぞれ演奏するセッティングに調整するという事です。
はい、これだけ聞いても良く分からないですよねW
では実際に基本調整を行った事例を紹介致します。
基本調整
今回調整をした楽器はストラトタイプのエレキギターです。
自主製作ギターの為ノンブランドの楽器です。
①ネック調整
ネックが順反り状態の為戻します。
※ネックの反りが分かりやすいように画像に赤線を入れております。
トラスロッドを回してネックを戻します。これでほぼ真っすぐな状態になりました。
②弦高調整(フローティング調整)
ブリッジがフローティングしているので後ろのスプリングを締めて調整します。
フローティングが直ったら弦高調整です。弦高が高かったので低くしていきます。
オクターブ調整
サドルの位置を調節してオクターブを合わせます。
ピックアップ調整(ピックアップ高さ、その他ポット・ジャック洗浄含む)
ピックアップの高さを調節して音量バランスなどを取ります。ジャックやポットに塵などが原因のガリがある場合は接点復活材なども併用しながら洗浄します。
クリーニング
ボディ、ネック全体的にクリーニングをします。
フレットも綺麗にします。※今回はクリーニングのみ、フレット磨きは別途対応になります。
写真の撮り方がヘタで違いが分かりにくいかもしれませんが、手元に届いた時には皆さん驚かれますよWW
まとめ
いかがでしたか。
基本調整といっても最低でもこれだけの内容が詰め込まれています。
今回は楽器自体の状態が比較的良かった事もありましたが、ナット溝の調整やブリッジ・サドルの加工調整が必要な場合もあります。
弦高や音量バランスなどご指定が御座いましたら予め伝えて頂く事でお好みの調整が出来ます。
これから文化祭、ハロウィン、少し経つとクリスマスなどイベント前に是非調整に出してみてはいかがでしょうか。
以上基本調整についてでした。
今回の修理内容
基本調整、弦交換(弦代込み)
合計金額 | ¥6,330(税込み) |
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*修理費用は同じ症例でも楽器の種類や形状・仕様によって異なる場合があります。
ご不明な点はお近くの島村楽器にぜひともご相談ください。
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