【話題の新商品】「BOSS MS-3」入荷しました!!

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2017年06月12日

島村楽器 イオンモール宮崎店に発売前から口コミ、SNSで話題になっていた「BOSS MS-3」が入荷しました。どのような商品なのかBOSSの公式チャンネルのプロモ動画と、操作について説明されている「クイックスタート」動画を交えながらご紹介いたします。 

メーカー 型式 税込み販売価格 コメント
BOSS MS-3 ¥44,820 手持ちのエフェクターと組み合わせたコンパクトな
システムの構築をお考えのギタリストにオススメです。
  • プロフェッショナルなエフェクト・システムをコンパクトなサイズで実現する、今までになかった統合型ペダルボード・ソリューション
  • 同時使用6系統の内蔵エフェクトと3系統のエフェクト・ループをシームレスに組み合わせて多彩な音色作りが可能
  • ディレイ、リバーブ、モジュレーション、ピッチエフェクト、オーバードライブ、ディストーションなど、ギター/ベース用のエフェクトを合計112種類搭載
  • バックライト付きLCD、エフェクトOn/Offインジケーター、エディットつまみなどによる、高い視認性と直感的な操作を実現したユーザー・インターフェイス
  • コントロール・アサインや、ウェーブ・ペダルをはじめとする、多彩なリアルタイム・コントロール機能
  • 豊富な接続端子を搭載し、アンプのチャンネル切り替えやエフェクト・コントロールなど、システムの中枢として機能
  • MIDI OUT端子によりMIDI対応機器のコントロールを実現
  • チューナー、GLOBAL EQ、ノイズ・サプレッサーなど、充実したユーティリティ・ツール
  • 専用のエディター/ライブラリアンによるエディットやパッチのバックアップが可能(2017年7月中旬リリース予定)

商品の説明

「BOSS MS-3」について公式チャネルからクイックマニュアルが公開されていますので、まずはこちらをご覧ください。

外観&仕様など

見た目は、BOSSのマルチっぽくないというか、同社のスイッチャーESシリーズっぽくとてもクールで堅牢な感じです。

「BOSS MS-3」は小型でありながら、2系統のCTR-IN、1系統のCTL-OUT、MIDI OUT を持ち、お使いのギターシステムの中核に据えることができるプロセッサーです。

見た目は、以前発売されて話題となった同社のスイッチャーESシリーズのエントリーモデル「ES-5(税込み 47,520円)」を思わせるクールで堅牢な筐体を持ちますが、中身的にはモノラルのセンド・リターンを持ったマルチエフェクターで、2つの外部スイッチ/エクスプレッションペダルを接続でき、アンプのチャンネル切換やエフェクタへのタップ入力が行える1つのコントロール出力を持っています。さらにMIDI出力も持ち、外部MIDI機器へのプログラムチェンジやコントロールチェンジを送ることも可能です。

「BOSS MS-3」は、高機能でありながら、エフェクトボードの中に収まりがよいコンパクトサイズです。

サイズ的には非常にコンパクトで、BOSSのコンパクトエフェクターを3台並べた程度の横幅(246mm)と、本体のみで1.1kgの重量となります。

内蔵エフェクトなど

「BOSS MS-3」では、エフェクトチェーン内に8種のエフェクトモジュールを自由な位置に配置できます。

「BOSS MS-3」は一系統(直列)のエフェクトチェーンを持ち、FX1、FX2、MOD1、MOD2、DLY、REV、FV、NSという8つのモジュールを自由に配置して音作りを行います。FX1とFX2、MOD1とMOD2はそれぞれ同じモジュールで、その同じモジュールが2つずつあることを示しています。
FV、NS以外の6つのモジュールは、それぞれ使用するエフェクターを指定できます。例えば、FX1(FX2)には、コンプレッサーやワウ、ディストーション系のエフェクターから1つを選択でき、MOD1(MOD2)であれば、コーラスやフェイザー、フランジャーなど空間系のエフェクターから1つを選択できます。 DLYはディレイ系、REVはリバーブ系となります。FVだけは特殊で、「BOSS ME-3」のCTL入力に接続したエクスプレッションペダルによるボリュームペダルエフェクトとなります。

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またセンドリターンの位置は、各モジュールに対し先頭や後段、モジュール間など自由に配置することができます。ただし、「BOSS MS-3」のウリであるループIN/OUTは3ヶまで使用できるものの、それらのループ間に各モジュールを配置したり、3つのループの順番を変更することはできません。あくまでループは、1,2,3の順番で直列に接続され、そのブロックの前後にのみモジュールを配置できるという制限があります。3つのループは、それぞれON/OFFを指定できるのですが、この制約が特にスイッチャーが初めての方にはわかり辛いのでご注意下さい。

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上記のFX1、…、NSといった8つのモジュールと(L1-L2-L3)のセンドリターンでギタリストが設定したエフェクトチェーンの最終段にマスターセッティング(MST)、パッチレベル(PATCH LVL)、アウトプット(OUTPUT)、コントロールアサイン&MIDI設定(CTL)が配置されます。
MSTでは、MODモジュールでピッチシフターを選んだときの基準となるキー(調)やディレイの基準となるBPM、3バンドのEQ、ソロスイッチ時のブースト量などを細かく設定することができます。
PATCH LVLは、文字通りパッチの出力レベルを設定します。
OUTPUTは、エフェクトチェーンの出力をMONOにするかSTEREOにするかのなどの設定の他に、CTL-OUTに対しパッチ切り替え時にどのように動作するかを設定することができます。これによりパッチ切り替えと同時にCTL-OUTに接続したアンプのチャンネル切換やディレイ/ルーパーに対しタップ信号を送ることができます。
CTLは、「BOSS MS-3」上の各スイッチやCTRL-INに接続した2ヶのコントローラがどのように働くか機能の割り付けを行います。「BOSS MS-3」をご購入される方は、この部分をどのように使いこなして、お気に入りのアンプや外部エフェクターを含めたご自身のギターシステムを如何に使い易く構築していくかが最も重要な部分となるはずです。

パッチについて

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「BOSS MS-3」では、先ほど説明したエフェクトチェーンと各コントローラの機能割り付けを設定した情報をパッチとして分かりやすい名前をつけて本体に保存することができます。
パッチは4つを1バンクとして、50バンク登録できますので、本体に記憶できるのは50×4=200パッチまでとなります。「BOSS MS-3」の操作系は、本体右上のスイッチによりメモリーモードとマニュアルモードに切り替わります。 パッチ選択時には、メモリーモード(青点灯)にして、[1]-[2]同時押しでバンクダウン,[3]-[4]同時押しでバンクアップで目的のバンクに切り替えた後、[1],[2],[3],[4]のスイッチを押すことでパッチの切換を行うことができます。

マニュアルモードについて

バンクの選択、パッチの切換は青色インジケータ点灯時の【メモリーモード】にて行うのですが、希望するパッチを呼び出した後は、もう一度本体右上のスイッチを押すことでマニュアルモード(赤点灯)に切り替えることができます。これにより[1]~[4]のスイッチはパッチ選択ではなく、パッチのCTLモジュールで割り当てた動作を行うことが可能になります。[1]~[4]のスイッチにブーストON/OFFや、エフェクトチェーン上の個々のエフェクターのON/OFF、スイッチ&タップ操作など様々な役割を持たせることができます。

コンピュータと組み合わせたパッチ編集と管理

先ほどご紹介した公式チャンネルの「クイックガイド」動画にも登場しますが、「BOSS MS-3」のパッチ編集&管理に専用のエディタ/ライブラリアン・ソフトウェアを使うことで「BOSS MS-3」上の複雑な設定をコンピュータ上でスムーズに行うことができます。

お問い合わせ

島村楽器 イオンモール宮崎店で展示中の「BOSS MS-3」税込み44,820円

今回は先日発売になったばかりの「BOSS MS-3」をご紹介しました。
マルチエフェクターに簡易スイッチャーとMIDIコントロール機能を持たせた商品ですが、同社のESシリーズの流れを汲むデザインはとてもクールです。「マルチエフェクターも便利なんだけど、手持ちのエフェクターと組み合わせて使い辛い。アンプのチャンネル切り替えに別のフットコントローラを準備し踏み分けるのが面倒」という方にオススメの商品です。
過去にはtc electronicのG-SYSTEMや最近のLINE6のHelixあたりだと、もっと高度なシステムを構築することも可能ですが、何れも大規模なセットを想定しているため、持ち運びやセッティングのことを考えると「そこまで複雑なことをするつもりはない」とお考えの方に「BOSS MS-3」はピッタリの商品だと思います。
外部エフェクター向けの給電ポートや、近頃のマルチエフェクターには珍しくアンシミュを持たず、よってオーディオインターフェースとしての機能もなく、あくまでライブユース向けの頑丈な筐体と小型のパッケージングでまとめた「BOSS MS-3」は、男らしい割り切りを感じさせて個人的には好感度も高いですね。
よい意味でBOSSらしくないとも言えますが。

こちらの商品は、6月12日現在、島村楽器 イオンモール宮崎店に1ヶのみ入荷しています。もちろんお試しもできますが、前回のBOSS の新商品 GT-1 の発売直後のことを考えると、しばらく品薄状態が続くのではと予測されます。 お早めの入手をご希望の方は、いますぐ当店にてご予約くださいませ。

店 舗 名 島村楽器 イオンモール宮崎店
電話番号 0985-61-7760
担 当  時 枝(ときえだ) 

お支払い方法

店頭でのお支払いは以下の方法をご利用頂けます。

  • 現金
  • クレジットカード
  • ショッピングクレジット
  • デビットカード

※ 各お支払方法の併用も可能です。詳しくはお問い合わせ下さい。

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