最終審査会ノミネート

hyyden / Signs(オンラインエントリー)

審審査員アドバイスコメント

制作環境などの細かいデータが無いので、基本的にフレーズなどはサンプリングされたものを使用しているという推定になることを予めご了承下さい。Dmのほぼ一発モノという感じで全編いっていますが、各楽器の配置、シーケンスフレーズの盛り込み方、リズムセクションのバランスなど全てが絶妙に機能しています。低域も充分ありますが決してブーミーにならずタイトにミックスされています。たとえばこの楽曲が何かのファッションショーとしてバックに流れたとしたら満点だと思います。佐藤さんの目指されている方向性としては充分完成の域に達しているのではないでしょうか。

一点あるとするならば、この楽曲のようなデジタルファンクロック的な方向性は、派手な照明的ビジュアル等、視覚に訴える映像的なものとの合わせ技として成立することが多いのです。音楽単体で完結しているような歌モノ作品であるとか、そういうものと並んだとき、単体としてのパッケージ的に少し弱くなりがちな点は否めません。そこはこの音楽スタイルでいく限りついて回る問題とも思いますので、何かしらそこを打破するアイデアというものも同時に考えてみるのもアリだと思います。あくまで例としてですが、このサウンドに二胡などの極めてアンチ機械的な楽器がコラボすれば、お互いの不足要素を補完しあうような音楽があり得そうです。そういう、既知ではない何か。それを探し当てたときはきっと色々な展開も見えてくるような気がします。これからも活躍、とっても期待しています!(宮脇)

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