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牧野 講平(ほぼ盲目の会社員)と田垣内健(奈良の靴下職人)の宅録グループ。
実態は牧野の独りバンドだが、疲れた時は田垣内氏に作詞を依頼することが多い。
年齢を重ねるに連れて、ジョージ・ハリスン愛が深まるほぼビートルマニア。
大まかなコンセプトは「自分で聴きたいものは自分で作る」。
カセットデッキ2台の多重録音から始まり早、30年。
飽きずに多録三昧の日々。
といったところでしょうか。
よろしくお願いいたします。
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サイケデリックな方面に振り切ってみました。
使用機材
- Apple Logic
- GEP MP73(HA)
- AKG P220(マイク)
- Brack Lion revolution (インターフェース)
- T-Racks、Waves各種プラグイン
審査員コメント
最高にイかしてます!冒頭ではC♯mをうまく織り込んでいるものの、その後の主要部分はE7とB7のツーコードのみ。それなのに全くもって必要にして充分。むしろ途中まで聴きながら(そのまま突き進んでおくれ、A7とか安易にいってくれるなよ!)というわがままな思いまで脳内に生成されました。ビートルズ中期〜後期にドップリ浸かった世代にとっては、ところどころに配置されたリバース再生のギターやサイケなアレンジがいちいち響いてきます。
途中、Cコードなど、いわゆるダイアトニック・コード系も登場しますが、回帰していく場面でG→F→Eという、Fコードの効かせ方が最高にクールでカッコ良かったです。決してただ甘く終わらせないセンス!
そして、何回か聴いてみて、歌詞がどんどんと沁み入ってくるようになりました。ビートルズに衝撃を受けた若き日から、気づけば月日ははるかに流れて今ここにいる、その物語が極めて情景的に綴られていて、思わずうるっときてしまいました。
ギターのブライトさがありつつも決して耳に痛くない素晴らしきクランチ・サウンド、マッカートニーライクなグリスで盛り上げるベース、あえていうとすれば、ドラムがけっこうタイトなので、もう若干うねる感じのビートで、かつ部屋鳴りが加わってもカッコ良いかもです(現状でも充分いい感じです)。これからもノスタルジックさ満点でありつつも新しく聴こえる作品を創っていって下さい。(宮脇)"
賞品
- audio-technica AT2040 + BX9/3.0 セット
- M-AUDIO AIR 192|4 VOCALSTUDIOPRO(ボーカルレコーディングパッケージ)
- YAMAHA MS101-4(モニタースピーカー)