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KingSizeは、浜松を拠点に「元気の出る音楽」を発信し続ける、オリジナル・ブルーグラスバンドです。アメリカ発祥のブルーグラスですが、日本人である僕たちにしかできない表現というものを追及しています。そして、バンジョーを中心とした転がるようなスピード感を、ぜひ感じてください。

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ブルーブラスの王道スタイルで作った曲です。「元気の出る音楽」を目指すKingSizeの、シンボル的な曲です。スピード感最優先で録音しました。人間の作り出すビートを大切にしたかったので、クリックなしのフリーハンドでの録音です。機械的な音楽があふれる昨今、このような手作り感満載の楽曲も楽しいのではないかと思います。

使用機材

  • PreSonus Studio One
  • ソフト/Sound Engine Free
  • インターフェイス/M-AUDIO Fast Track Ultra
  • マイク/RODE NT-1A

審査員コメント

圧倒的なテクニックと、聴くものをワクワクさせる素敵なボーカル、スピード感のある歌詞の内容も素晴らしいです。楽曲はもちろんですが、サウンド面での完成度・クオリティも申し分ないレベルだと思います。クリックを使用せず、スピード感を最優先で制作されたとのことですが、クリックなんて本来必要ないものですし、これだけの完成度があれば全く問題ありません。

この作品はギターをレコーディングした後、ほかの楽器を重ねていったということですが、この手法にありがちなビートの寄せどころがはっきりしないサウンドになっていないところに、バンドの強さを感じます。メンバー全員が歌メロをしっかり意識できているということでしょう。

制作にあたりミックスに苦労なさったとのことですが、現状でもとてもよくまとまっていると思います。ただ、全体的に小さくまとめられている印象ですので、よりレンジを広くして行くにはどの帯域に何をメインとして聴かせるかを意識できるといいでしょう。例えば、ドラムレスなので、重心はベースをメインにし、ラインを聞かせたいときは若干ローカットさせます。ギターはボーカルの美味しい帯域と被りがちなので、あくまでもボーカルをメインにできるようEQでカットしていきます。バンジョーなどアタックの強い楽器はコンプである程度粒を揃え、少し後ろに定位させるなど、楽器の帯域と聞こえる方向を意識することでよりスッキリとまとまった音像に仕上がって行くと思います。

これからも素敵な音楽を作り続けてください。期待しています!(鈴木)

賞品

  • iZotope Music Production Suite 4
  • Marantz MPM-1000J