【YAMAHA】トランスアコースティック™ギター「LL-TA」入荷しました!!

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2016年11月16日

島村楽器 イオンモール宮崎店にYAMAHAの画期的なシステム「TransAcoustic™」を搭載した「LL-TA VINTAGE TINT」が入荷しました。 エレアコ出力にエフェクトを搭載したエレアコは、他メーカーからも多数発売されおりますが、この「LL-TA」がそれらのギターと根本的に違うのは、そのエフェクトをギターの生音に与えて、極めて自然な鳴りを実現しているところにあります。
具体的には、「LL-TA」に搭載されたリバーブ&コーラスは、エンドピンのジャック出力にも効果を与えることができるのですが、アンプに繋がないギター単体の鳴りだけでも、高品位なリバーブ&コーラスを楽しめます。 これらの効果音は、YAMAHA社 新開発の「アクチュエーター(加振器)」により、ボディ自身の振動変換され、結果としてギター本体の鳴りにエフェクトが掛かっているという今までのギターにはなかった新しい効果を生み出しています。
もちろん、エフェクト自身を無効にして、通常のアコースティックギターのようにボディ本来の鳴りだけを楽しむこともできます。
「LL-TA」は、練習、作曲、録音、ちょっとした演奏など、どんな環境でもあなたの演奏を心地良く響かせ、ギタリストの創造力に満ちた時間を共有させててくれます。 一度体験したら、もう他のギターに満足することはできないことでしょう。

メーカー 型式 メーカー希望価格 販売価格 コメント
YAMAHA LL-TA VINTAGE TINT ¥162,000(税込み) ¥137,700(税込み) ライトケース、
アルカリ単3乾電池付属
  • 胴型: オリジナルジャンボボディタイプ
  • 全長/弦長/指板幅(上駒部/胴接合部): 1,046mm / 650mm / 44mm
  • 胴長/胴幅(最大幅)/胴厚: 513mm / 415mm / 100-125mm
  • 表板: イングルマンスプルース単板(A.R.E.)
  • 裏板・側板: ローズウッド単板
  • : マホガニー+ローズウッド5 プライ
  • 指板・下駒: エボニー
  • 上駒・下駒枕: ユリア樹脂
  • 全体塗装/ネック仕上げ: グロス仕上げ / マット仕上げ
  • ピックアップシステム: SYSTEM70 トランスアコースティック
  • コントローラー: リバーブ / コーラス / トランスアコースティックスイッチ / ラインアウトボリューム
  • 接続端子: LINE OUT
  • : Elixir NANOWEB Light
  • 付属品: ライトケース、単3アルカリ乾電池

アクチュエーター

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デジタル技術を使った機能を持ちながら、発音はアコースティックの方式で行うヤマハ独自の技術「TransAcoustic™」を搭載しました。 電気信号に変換された弦振動は、エフェクトをかけた状態で、表板裏に設置されたアクチュエーター(加振器)に伝えられます。
トランスアコースティック™ギターの心臓部とも言えるアクチュエーターで、リバーブやコーラスといったエフェクト信号を振動に変換してギター全体に伝える構造を実現。アンプやスピーカーを繋がずに、ギター本体でエフェクター音を発することが可能になりました。

シンプル&コンパクト設計のコントロール部

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3つのシンプルなツマミにより、エフェクト及びラインアウトの音量レベルを調節できます。 操作ツマミは、小型化設計を施しボディ側板に装着しています。 音に影響を与えるボディ加工を最小限にとどめることで、ギター本体が持つ生鳴りを十分に引き出します。

  • 写真中、(A)がコーラス、(B)がリバーブ、(C)がTAスイッチ/ラインアウトボリュームのコントロールつまみになります。
  • TAスイッチ(C)を長押し(0.3秒間)することにより、TA機能を引き出せます。
  • LINE OUTジャック接続時には、本体のエフェクトとアウトプットのエフェクトのボリューム調整が同時に可能になります。
  • リバーブタイプは、ツマミ(B)の12時地点にて、Room → Hall に自動的に切り替わります。

高音質なギター本体の生音

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ギターのボディには、表裏側板全て単板仕様のLシリーズをベースに使用しました。 ノンスキャロップ・Xブレイシング構造を、最新の解析・モデリング技術と熟練のクラフトマンシップによりさらに改良した「Lシリーズ」の明るく、且つより深く豊潤な中低音を実現しております。
表板には、A.R.E.処理が施され、新品ながらも長年弾き込まれたような豊かな鳴りが得られます。 トランスアコースティック™ギターは心地よい自然なエフェクトで響かせるためにデザインされた究極のギターです。

A.R.E(Acoustic Resonance Enhancement) 処理とは

A.R.E. [Acoustic Resonance Enhancement]とは、ヤマハが独自に研究・開発した木材改質技術です。ギターのボディ材にこの技術を施すことで、長年弾き込まれたような豊かな鳴りを実現します。薬品類を一切使わず、温度、湿度、気圧を高精度に制御することにより、製材後長期間を経た木材の経年変化と同様の変化を短期間で生みだすことによって音の伝達と振動効率を上げ、中低音成分の伸びの促進と高音成分の立ち上がりの増大や減衰の高速化を実現します。このため、バランスが良く耳障りな倍音成分の少ない、熟成された温かみのあるサウンドが得られます。今回のモデルチェンジを機に、従来は手工モデルのみに採用していた「A.R.E.」を、全モデルに採用しました。

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掲載のグラフは、A.R.E.処理を施していないLシリーズと、A.R.E.搭載のNew Lシリーズを一定の条件下において発音させた、音響スペクトルの実測グラフィックデータです。A.R.E.搭載のギターにおいて、低域のサステインが増大し、高域のアタック感が良くなっていることが見てとれます。またアタックの後、耳障りな高域成分がより短時間で減衰していることも明らかです。A.R.E.で狙った音響特性変化が数値的にも裏付けられていると考えられます。実際の演奏においても、多くのミュージシャンから高い評価を得ています。その評価は総じて、長年弾き込まれたギターの良さに共通するものです。つまり、「落ち着いた」-「熟成された」-「暖かい」-「(箱)鳴りの良い」-「(音の)粒立ちが良い」といった評価を多く戴いています。

優れた演奏性

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「LL-TA」には、ローズウッドとマホガニーによる5層構造ネックを搭載しました。 弦間ピッチ、弦高、指板バインディングやネックテーパー等、細部にまでこだわったネック形状は、長時間演奏していてもギタリストにストレスを与えません。 ダブルアクショントラスロッドを装備し、ねじれが発生しにくく安定したネックコンディションを保ちます。

新デザイン電池ボックス

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新しくデザインされた電池ボックスは、シンプルな形状を施し、側板部では無くエンドピンジャック横に搭載しました。 これにより、ギターボディホール内への干渉を最小限に抑え、ギターの生音に与える影響を極限まで抑えています。
新開発の「SYSTEM70 トランスアコースティック」ピックアップシステムにより、アンプやPA機器に繋ぎエレクトリックアコースティックギターとして演奏ができる仕様となっています。

お問い合わせ

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今回は新技術「TransAcoustic™」を搭載したYAMAHA社の「LL-TA」をご紹介しました。
私も少し弾いてみたのですが、TAを使わないときは、同社の「LL16 ARE」そのまま、安心のヤマハアコギサウンドです。
しかし、TAのスイッチを入れて弾いてみると、ギター単体のみでエフェクトが掛かっている上に、それが別体のスピーカーで鳴らしているような不自然な響きではなく、ギター本体からエフェクト音が自然に溶け込んで奏でている感じがとても新鮮でした。 最も効果が分かりやすいのがコーラスですが、リバーブをかけた状態でミュートすると残響音だけが聞こえるのがとっても不思議な感覚です。アンプや特別な部屋を準備することなく、手軽にリッチなサウンドを楽しめるのはありがたいですね。 個人的には、リバーブのRoomタイプを薄く掛けた時のサウンドが、時間や仕事を忘れてずっと弾いていたい気にさせるのがとても良かったです。

ベースとなっているギターは、YAMAHA Lシリーズの「LL16 ARE」なのですが、「LL16 ARE」はオール単板、しかもトップはA.R.E. が施されたイングルマンスプルース単板ですから、音の方も保証付きです。 「LL16 ARE」は、本体の価格が10万未満(当店で2016年11月現在、税込み価格¥91,800円)ですから、初心者の方がステップアップするにもオススメです。 その「LL16 ARE」をもっと手軽によい音で楽しめる「LL-TA」は、もっとオススメなのですが、まずは試奏していただいて、この不思議な音場に感動して頂けたらなと思います。

島村楽器 イオンモール宮崎店では、今回ご紹介した「LL-TA VINTAGE TINT」以外にも色々なタイプのアコギを取り揃えております。 あなたの良きパートナーとなってくれるギターもきっと見つかります。
ぜひお気軽にご来店の上、お試しください♪

店舗名 島村楽器 イオンモール宮崎店
電話番号 0985-61-7760
担 当  富 窪(とみくぼ) 

お支払い方法

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