【楽譜作成ソフト】Dorico(ドリコ)11/25日発売決定!!【予約受付中】

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2016年10月19日

Steinberg社「Dorico」2016/11/25発売予定。島村楽器イオンモール宮崎店にて予約受付中♪

楽譜作成ソフトウェアの大御所といえば、MakeMusic社の「Finale」とAVID社の「Sibelius」です。特に作曲家・編曲者向けのAVID社の「Sibelius」については、宮崎店のWebページでたびたびご紹介してきたので、十分ご承知の方もいらっしゃるでしょう。
一般的に既に完成されている楽譜をより美しく、そして演奏者に演奏しやすい楽譜として浄書メインで楽譜作成ソフトを選ぶなら「Finale」。そして、作曲・編曲家向けで曲想をあれこれスケッチしたり、様々なバージョンの楽譜を管理したり、楽曲そのものの構成が頻繁に変更される用途であれば、AVID社の「Sibelius」をオススメしておりましたが、この2大楽譜作成ソフトウェアに割ってはいる形で、Steinberg社の「Dorico(ドリコ)」が2016年11月25日に発売されます。

島村楽器イオンモール宮崎店では、ただいま「Dorico(ドリコ)」の予約を受け付けております。 クロスグレード版、アカデミック版のお申し込みも承っております。 詳細など電話でも結構ですので、お気軽にお問い合わせ下さい!!

メーカー 品 名 型 式 税込み販売価格
Steinberg Dorico 通常版 DORICO/R ¥62,640
Steinberg Dorico クロスグレード 通常版 DORICO CG/R ¥32,400
Steinberg Dorico アカデミック版 DORICO/E ¥37,800
Steinberg Dorico クロスグレード アカデミック版 DORICO CG/E ¥19,440
  • 各製品にはUSB-eLicenser が同梱されます。
    本製品はSoft-eLicenser でライセンスが管理されますが、USB-eLicenser にライセンスを転送することで、同一ユーザーが所有する最大3 台までのコンピューターにインストールでき、USB-eLicenserを接続した任意の1 台のコンピューターで起動して使用できます。
  • クロスグレードについて
    Finale またはSibelius またはNotion のフルリテール版の正規ユーザー様を対象とします。下位グレード版のFinale PrintMusic またはSibelius First、Sibelius Student ユーザー様は対象外です。
  • ユーザーサポートについて
    スタインバーグ・インフォメーションセンターでは操作に関するお問い合わせは、WEB フォームから賜ります。電話でのお問い合わせ窓口はございません。また、具体的な作品の表現方法につきましては、サポートの範囲外となります。インストールなどの初期設定についてのご疑問に関しましては、こちらのFAQ をご参照ください。

 

動作環境

  Mac Windows
対応OS Mac OS X 10.11、macOS Sierra ( 64bit ) Windows 10 ( 64bit )
CPU Intel デュアルコアプロセッサー Intel / AMD デュアルコアプロセッサー
必要メモリ 8GB以上(最小 4GB)
ディスプレイ 1,920×1,280ピクセル以上 - フルカラー(最小 1,366×768ピクセル)
その他 USB端子:USB-eLicenser接続用

注意すべき点としては、対称OSが限られており、特にWindows系では、Windows 10(64bit)でしか動作保証されておりません。ご購入の際には、十分ご注意下さい。

商品説明

「Dorico」は作曲者、演奏者のモチベーションを格段に高める、新時代の楽譜作成ソフトウェアです。 素早い音符入力や柔軟な編集機能は快適な作編曲作業を約束し、楽理に精通した「Dorico」の音楽的インテリジェンスは、まるで優秀なアシスタントがついてくれるかのようです。
そして手書き浄書の美しさに迫る楽譜出力は、奏者にとって読みやすく、出版社や浄書家の高度な要望にも応えます。
音楽の源となる美しくプロフェッショナルな楽譜を作成するために - 新時代の楽譜作成ソフトウェアが「Dorico」です。

無駄のないワークフロー

Steinberg「Dorico」無駄のないワークフロー

単一ディスプレイのノートパソコンで快適かつ効率的に使用できるように設計されています。インターフェースには、「設定」「記譜」「浄書」「再生」「印刷」という5つのモードがあり、ツールバーから1クリックでアクセスできます。
ウィンドウの左右と下部には折りたたみ式パネルがありますが、ディスプレイ上に大きく楽譜を表示したい時は、1クリック、またはキーボードショートカットでパネルを非表示にできます。 また、ウィンドウ設定がプロジェクトごとに記憶され、作業を再開するたびに復元されます。

高性能

64 ビットコンピューターを想定して一から構築されています。高性能 CPU のマルチコアを活かした完全なマルチスレッド化により、お使いのシステムの処理能力を余すところなく発揮できます。 大規模なオーケストラ用の長大な楽譜を入力するときも、単一の楽器用の楽譜を作成するのと同じようにすばやく入力でき、プロジェクトが大きくなってもパフォーマンスが低下しません。 画素密度の高い高解像度ディスプレイでも、非常になめらかに楽譜をスクロールできます。

プロジェクト管理機能

Steinberg「Dorico」プロジェクト管理機能

ソナタ、交響曲、歌集、ミュージカル、オペラなど、複数の楽章で構成される音楽を非常に簡単かつシンプルに編集できます。 各プロジェクトファイルには、独立した楽譜を必要なだけ含めることができます。 これをフローと呼びます。
各フローは、記譜、配置、および処理を個別に行えるため、どれほど複雑な楽譜でも安心して作成できます。一方で、複数のフローを使用した楽器パートの作成も簡単に行なえます。

柔軟な入力と編集

修飾キーを使わない単一のキーを使用してデュレーション、臨時記号、アーティキュレーション、および音符のピッチを設定できるほか、その他の項目についても Shift と文字キーで作成できるなど、簡単に覚えられるキーボードショートカットを使用することで、ほとんどすべての記譜をコンピューターのキーボードだけで入力できます。

優れたグラフィック

「Dorico」の中心となっている自動浄書エンジンは、世界で最も要求の厳しい楽譜出版社と仕事をしている経験豊富な浄書家の監修の元開発されており、少ない手間で、優雅で美しい楽譜を作成できます。 デフォルトの Bravura フォントの各記号の緻密なデザインから各記譜要素の正確な配置規則まで、楽譜の外観の隅々に細心の注意が払われています。

完璧な音符間隔

Steinberg「Dorico」完全な音符間隔

明瞭さや読みやすさを損なうことなく、常に美しい一貫性とバランスで間隔が設定されますので、他の楽譜作成プログラムよりも音符間隔を狭く設定できます。 また、ページ上の間隔が縦方向にも横方向にも美しく配置されるように、組段内の譜表間の距離とページ内の組段間の距離が自動的に調整されます。

強力なページレイアウト

Steinberg「Dorico」強力なページレイアウト

独自のページレイアウト機能によって、楽譜、テキスト、およびグラフィック用のフレームを、あらゆる種類のプロジェクトに合わせて好きなように配置できます。 フレームのプリセット配置をマスターページとして定義しておけば、複数のプロジェクトに繰り返し適用でき、ページサイズが異なる場合でも動的かつ自動的に調整されます。
演奏の指示、せりふ用の合図、校訂報告、追加の歌詞などを記入するためのテキストフレームを作成できます。 複雑なレイアウトをすべて 1 つのアプリケーションで作成できるツールを提供し、プロジェクトの初期設定とそのあとの改訂の両方について時間を節約することが可能となります。

ワールドクラスのオーディオエンジン

「Dorico」には Cubase や Nuendo と同じワールドクラスのオーディオエンジンが搭載されており、非常にクリアな 32 ビット浮動小数点解像度と 192kHz のサンプリングレート、VST 3 に準拠したすべてのバーチャルインストゥルメントとエフェクトをサポートしており、ハイエンドなコンプレッサーやブリックウォールリミッターを含む、HALion のサンプルエンジンとチャンネルストリップモジュールを搭載しています。 また、楽譜に記された演奏技法をバーチャルインストゥルメントの再生に簡単にマッピングできる VST Expression 2 と、ノートごとにエクスプレッションコントロールを行なえる VST Note Expression もサポートしています。
 再生モードでは、ピアノロールとオートメーションレーンを使用して、楽曲の MIDI 演奏を編集でき、ミキサーウィンドウでは、再生バランスの調節、チャンネルストリップエフェクトの追加、オーディオ信号のルーティングをコントロールできます。

充実したサウンドコンテンツ

Steinberg「Dorico」充実したサウンドコンテンツ

音楽制作にすぐに使用できる「HALion Sonic SE 2」のサウンドが 1,300 以上含まれているほか、「HALion Symphonic Orchestra (HSO)」ライブラリーも付属しています。HSO には、弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽器と数十種類の演奏技法を含む 100 以上のパッチとコンビネーションが用意されています。 また、チャンネルストリップエフェクト、ギターアンプモデリング、REVerence コンボリューションリバーブプロセッサーなどを含むエフェクトプラグインが 25 種類以上付属しています。

印刷とグラフィックの書き出し

印刷モードでは、お使いのプリンターでプロジェクトをすばやく簡単に印刷できます。また、楽譜を PDF、SVG、および TIFF 形式で書き出すことができます。 印刷会社や出版社に渡す楽譜を作成する場合は、ブラックを100% キー (ブラックインク) として指定する真のモノクロ PDF を作成できます。

読み込みと書き出し

Cubase、他の楽譜作成プログラム、および他の DAW から MusicXML ファイルや MIDI ファイルを読み込むことができます。 MusicXML ファイルを書き出すこともできるため、「Dorico」で開始したプロジェクトを他のアプリケーションに取り込むこともできます。

 

お問い合わせ

DAW(Digital Audio Workstation)ソフトウェアにおいて、Steinberg社の「Cubase」は当店でも非常に人気の高い商品です。 しかし、その「Cubase」の最上位グレード「Cubase Pro」に機能として実装されている楽譜作成機能に関しては、他社のDAWソフトに付属するそれと比較しても高機能な方だと思いますが、オペレーションマニュアルの20%近くを占めるほどの操作説明を読まないと十分に使いこなせません。 加えて、思い通りの演奏と美しい楽譜を両立させるには、楽譜作成のためのMIDIトラックと演奏のためのMIDIデータを別トラックとして管理し、相互の整合性に関しては、ユーザー自身が強い石を持って管理しないと直ぐにプロジェクト内のスコアが陳腐化してしまうという使い勝手の悪さがあります。

現状では、やはり楽譜作成はDAWの付属機能に頼るのではなく、専用ソフトウェアを使用した方が、編集も管理も容易で、綺麗な仕上がりも期待できます。 しかし、従来の楽譜作成ソフトウェアが想定しているユーザー層と、DAWソフトウェアを主に扱うユーザー層が微妙に異なるため、DAWソフトウェアのユーザーが従来の楽譜作成ソフトウェアを使用しようとすると、そのカルチャーの違いに戸惑いを感じた部分があったかと思います。

今回の「Dorico」は、AVID社の「Sibelius」の元エンジニアが開発に携わり、「Cubase」の開発元であるSteiberg社から発売されるということもあって、その使い勝手やワークフロー、ユーザーインターフェースなども「Cubase」ユーザーが使用しても違和感がないよう仕上がっていることが期待されます。

「Dorico」の公式ページにも記載されているとおり、初期リリースでは、あらゆる種類の楽譜を記述するために必要な機能が全て網羅されているわけではありませんが、数ヶ月間のうちのアップデートで順次対応されるそうです。
「Dorico」については、今後他の楽譜作成ソフトウェアと同様に、当店のこのWebページにて使い勝手を含めた紹介記事をアップしますので、どうぞお楽しみに♪

店舗名 島村楽器 イオンモール宮崎店
電話番号 0985-61-7760
担当  楠 浦(くすうら) 

お支払い方法

店頭でのお支払いは以下の方法をご利用頂けます。

  • 現金
  • クレジットカード
  • ショッピングクレジット
  • デビットカード

※ 各お支払方法の併用も可能です。詳しくはお問い合わせ下さい。

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