音楽教室だより

感じる力と表現する力を育む！1歳半からのリトミックレッスン

感じる力と表現する力を育む　1歳半からのリトミックレッスン

4月になって保育園や幼稚園に入園したり、環境も変わってくる時期ですね。新しいお子さまの習い事を検討されている方も多いのではないでしょうか。お子様の習い事としても人気の音楽や楽器の習い事。

お子様向けのレッスンが充実している島村楽器でも、3・4歳からのレッスン開始が多いですが、もっともっと小さいうちから、音楽を体験できるコースがあるんです。

それが、1歳半からスタートできる「リトミック」のレッスンです。将来の楽器演奏の力、音楽の基盤をつくるだけでなく、色んな”いいこと”があるんです。今回はそんなリトミックについて、紐解いていきましょう。

リトミックって、どんなもの？

リトミックの発祥は19世紀。音楽とリズム運動を組み合わせたもので、スイスの音楽家エミール・ジャック＝ダルクローズによって提唱されました。「歌う」「踊る」「聴く」「演奏する」の全てを、身体全体で感じ取り表現することで音楽感覚や感受性を育てていくというプログラムです。

どんなレッスンをするの？

レッスンでは動物や、乗り物など、お子様に身近なものを題材にしていきます。講師の即興演奏を聞いて、イメージしながら体いっぱい表現したり、お子様が大好きな曲に合わせて鈴やタンバリンでリズム感を養ったり、音楽に合わせて絵を描いたり工作をしたり、様々な形で音楽に触れていきます。

また、1人ずつピアノに触れる時間を設け、音楽の基盤をつくると同時にピアノ演奏の導入も行います。

幼児期の成長には親御様と向き合う時間がとても大切。リトミックのレッスンを通じて、お母さまと一緒に楽しく音楽にふれられる時間を提供しています。

リトミックのレッスンでどんなチカラがつくの？

リトミックのレッスンでは音楽の基礎力だけでなく、表現する力や想像力・創造性も身に付くといいます。

リトミック科講師に詳しく聞いてみました。

リトミックのレッスンでは講師が生のピアノで奏でる即興演奏を主に、音楽をたくさんきくことができます。

音楽を「きく」ことで、育つこころのみみ＝感受性を豊かにします。

そして、この幼児期は”うれしさ” ”たのしさ”を体全体で表現できる時期。感じた音楽を表現する力は、後に演奏表現につながり、人とのコミュニケーション能力を豊かにしてくれます。

それらにあわせて音符の読み書きなども行い、音楽の基礎もしっかり身につけていきます。

楽しんでいるうちに全て吸収し、お子さまの総合的な力になります。

実際のレッスンの中身を紹介！

2歳からの「りとみっくらんど」のクラスの体験レッスンをご覧ください。

動作をつけながら歌をうたったり、ピアノのリズムに合わせて歩いたり、絵本の読み聞かせのあと、実際に体で表現したり…。こんな風に遊びながら身につけた音楽感やリズム感覚を、後から知識として学んで結びつけていくので、無理なく力がついていきます。

レッスンではわかりやすく学べる、オリジナル教材を使用しています。

島村楽器のレッスンのポイント

生のピアノを使ったレッスン

講師がその場で演奏をしているので、生徒さんが興味がある題材を取り入れたり、即興演奏で集中させたり、盛り上がらせたりリラックスさせたりと、その日の様子に合わせて良いレッスンができます。

また、この時期には耳の聴く力が育つ時期。生の楽器の音を聴くことも大切です。毎回生徒さん自身がピアノに触れる時間も設けており、リトミックで表現したリズムをピアノで弾くと、1歳の生徒さんでもリズム感のあるピアノを弾くことができます。音楽を感じたままに生き生きとピアノにふれる姿は、幼少期の中でも貴重なひとときです。そこからピアノの演奏につながります。