ラゾーナ川崎店 ハープ教室体験レッスンレポート

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2008年11月30日

体験レッスンレポート
   ~ハープ~

<はじめに>

第8回を迎えた体験レッスンコラム、今回は「楽器の女王」と称されるハープのお話です。

ハープにはどのようなイメージをお持ちですか?

繊細で優美な音色、美しい姿に憧れた経験をお持ちの方はたくさんいらっしゃると思います。

しかし、憧れはあるけれど、自分にはハープなんてさわれない…なんて思い込んでいませんか?実は、私もそんな思い込みを持っていました。あのたくさんの弦はどんな規則で並んでいるのか、最初は何から始めたらよいのか、どんな楽譜を使うのか、疑問点が次から次へとわいてきます。その疑問を解決すべく、体験レッスンに行ってまいりました。


<楽器について>

ハープには、アイリッシュハープとグランドハープがあります。

- アイリッシュハープ グランドハープ
高さ 約150cm 約180cm
重さ 10~16kg 30~45kg
弦の本数 30~40本 標準で47本
音域 約5オクターブ 約7オクターブ
半音変換 ペダルの代わりにレバーを使う 7つのペダルを足で上下に動かす
特徴 演奏の幅は限られるが
誰でも手軽に始められる
音域が広く華やかで
バラエティに富んだ演奏が可能



レッスンではアイリッシュハープを使います。

弦を間近で見てみると、所々に色が付いているのが分かります。赤がド、青がファの目印なのだそうです。

36本の弦のうち、ミ・ラ・シにもともとフラットがついています。

ミ・ラ・シの弦のレバー(フック)をあげると、すべてナチュラルになり、ハ長調になります。

レバーを使うことから、レバーハープとも呼ばれています。

弦の並びは、ピアノの鍵盤がそのまま縦になったようなイメージというと、想像しやすいかもしれません。

弦とレバーの拡大写真はこちらです↓

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<さっそく演奏>

楽器の説明を受けたあとは、さっそく実践です。

先生が用意してくださったプリントを見てみると、「さくらさくら」の楽譜でした。

「え?最初から曲が弾けるんですか?」と思わず聞いてしまいましたが、嬉しくてさっそくチャレンジしてみました。

楽譜はピアノの楽譜と一緒です。音符の近くに1から4の番号がふってありますが、これは指使いです。親指から薬指の順に、1から4です。

小指は使わずに、両手8本の指で演奏します。

楽譜が読める人なら、指使いを見ながら弦をはじいていくだけなので、すぐに弾けます。

赤と青の目印も付いているので、どの弦をはじけばよいかと迷ってしまうこともありません。

楽譜が読めない人も、はじめは先生が音符のそばにドレミを書いてくれるので、それを見ながら弾けば大丈夫です。

別紙で音階の表を作って渡してくださるので、それと照らし合わせながら少しずつ自分でドレミを書き込む練習をするうちに、ドレミが書いていなくても読めるようになっていきますのでご安心下さい。もちろん、1人1人のペースに合わせて先生がフォローしてくれますよ。

演奏時は、ハープを手前に傾け、右肩で支えるようにして構えます。

構えた姿勢はこちら↓

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水平に置いた状態⇒傾けて右肩で支えた時

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ところで、楽器に限らず何か新しいことにチャレンジする時、つい力が入ってしまうことがありますよね。

夢中になりすぎて気付かなかったのですが、ハープも頑張りすぎると腰にくることがあるようです。

楽しくてつい熱中してしまう気持ちも分かりますが、最初は少しずつ休みながら進めると体に負担をかけることなく楽しめると思います。レッスンでは、優しい先生が気遣ってくださり、適度に休みながら進めることができるので、もちろん心配いりませんよ。

最後に、ハープの特徴でもあるグリッサンドも追加して、「さくらさくら」が完成!

人差し指で奥から手前に弦をなぞるだけで、あのハープっぽい憧れの旋律を演奏することができました。


色々な曲を弾くためにしっかりと指を鍛えたい方には、他の楽器と同じように教則本があり、指練習もできます。

また、クラシックのイメージが強いですが、色々なジャンルの音楽を演奏することができます。

なんだか、意外と気軽にできるような気がしてきませんか?]
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声楽教室

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