【徹底比較】弦 ~アコースティックギター(アコギ/フォークギター)入門編~

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2016年10月22日

弦の選び方!

ギターに必要な周辺アクセサリーを語るこのコーナー。
今回はアコギ用アクセサリーの基本中の基本「弦」の徹底比較!
ブランドによって何が違うの・・?太さによって何が違うの・・?高い弦はやっぱり音もいいの・・?!等・・
私、中川が熱く語っていきますので宜しくお願いします!

また、島村楽器イオンモール伊丹昆陽店はアコースティックギター(アコギ)、フォークギターにこだわって展示させて頂いております。島村楽器イオンモール伊丹昆陽店のギター展示一覧はアコギ特集ページへ
もちろん音楽教室も運営しています。ギターを習ってみたい・・という方は音楽教室紹介ページへ

弦の種類

今回はアコースティックギター(アコギ/フォークギター)の弦をご紹介させて頂きます。
アコギだけで考えると、スチール弦とナイロン弦の2種類ありますが、今回はフォークギターという枠組みで考えますので、スチール弦のご紹介になります。ん?まてよ。スチールってそもそも何?そうですよね。一つ一つ紹介していきます。焦らないでください。スチール弦とは鋼の弦のことで、簡単に言うと鉄の弦ということです。この鉄の弦、スチール弦の種類は大きく

①ブロンズ(Bronze)弦
②フォスファー・ブロンズ(Phosphor Bronze)弦

の2種類あるというところから始めたいと思います。

聞いたことありますか・・?

では実際の弦のパッケージも見てみましょう!!

画像画像

この丸く囲んだところを見てください。左がBronze弦で右がPhosphor Bronzeになります。

では次は音の違いを説明していきます!

①ブロンズ(Bronze)弦は3弦~6弦(太い方から数えて、4番目までです)は巻き弦になっていますが、この巻きの部分にブロンズ(銅)が使用されている弦のことです。もう少し細かく記載すると、このブロンズ弦は銅が80%、スズを20%含んでいるものになります。少し黄っぽい色をしています。

特徴としては
・中低音がバランスよく出る
・弦の主張が少なく、ギター本来の音が出てくれる

といったところです。癖が無く、どんなギターにも合うスタンダードな弦ということです。

②フォスファー・ブロンズ(Phosphor Bronze)弦は上記のBrinze弦に「リン」を含ませた弦のことです。少し赤みがかった褐色をしています。特徴としては
・高音がよく響き、煌びやかな音が出る。
・音の伸びも強い

Bronze弦より良いイメージがありますが、弦の主張が大きいのでお持ちのギターによってはBronze弦でフラットな音にしたい!と思う方もいると思います。

どちらがいいとは言い切れず、結局は好み・・ということになってしまいますが、違いは分かって頂けましたでしょうか。ちなみに私はフォスファー・ブロンズ(Phosphor Bronze)弦派です!

さて、スチール弦には大きく2種類の弦があることは分かって頂いたと思います。次は更に別視点で特殊な種類をご紹介させて頂きます!

コーティング弦について

さて、新しい名前が出てきました・・・コーティング??辞書をひくと、「物体の表面を、定着可能な物質・物体で覆うこと」らしいですが・・
そうです!弦にコーティングをしている特殊な弦が存在します!それがコーティング弦です。特徴としては

・通常の弦より、汚れや錆に強く、弦の寿命が長い!

とすばらしい弦なのです!だが、、

・通常の弦より、価格は高いです

そりゃそうでしょ!でもいいんです!有名なところだと「エリクサー」ですね。

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こちらがエリクサーの弦のパッケージで、フォスファー・ブロンズ(Phosphor Bronze)弦です。

ここまでの復習。弦を選ぶときは・・

①通常のスチール弦→安価
コーティング弦→少し高い

②ブロンズ(Bronze)弦→フラットな音
フォスファー・ブロンズ(Phosphor Bronze)弦→煌びやかな音)

です。では次は弦の太さについて語りたいと思います!

弦の太さ

さて、弦には様々な太さがあります。えっ?太さ違うとどうなるんでですか?!
はい。では今からご説明させて頂きます。まず細いもの、太いものと大きく二つに分けて考えると

①細い弦はやわらかい
②太い弦はかたい

ということになります。

①柔らかい弦のメリットとデメリットは

・メリット→太い弦と比べると、比較的弦が押さえやすい
・デメリット→太い弦と比べると、音は弱くなる

②硬い弦のメリットとデメリットは・・

・メリット→細い弦と比べると、音が鳴ります
・デメリット→細い弦と比べると指が押さえにくい(痛い)

ということになります。

ではどの太さの弦を買えばいいのか・・悩んでしまいますよね。ここで大事なことを覚えてください!弦にも標準の太さというものがあります。それが・・

Light弦です!

Light弦は一般的なアコギ弦の太さになります。

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はい。この丸をつけたところに注目してください。「Light Gauge」と記載されていますね。ライトゲージの弦ということです。なので、この弦はBronze弦のLightの太さの弦ということです。ちなみにLightゲージは一般的に

1弦が0.012、2弦が0.016、3弦が0.025、4弦が0.033、5弦が0.043、6弦が0.053

になります。サイズはインチサイズです。

太さの種類

さてそろそろ終盤になります。先ほどLight弦の紹介をしましたが、太さによる弦の特徴を紹介していきます!最後です!付いてきてください!

①Extra light gauge(エキストラライトゲージ)

弦の中では一番細いシリーズです。Light弦と比較してみましょう。

1弦が0.012(-0.004)、2弦が0.014(-0.002)、3弦が0.022(-0.003)、4弦が0.030(-0.003)、5弦が0.036(-0.007)、6弦が0.048(-0.005)

全体的に細くなっているのが分かると思います。

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この丸で囲んだところを見ると、Extra light gaugeと記載がありますね。だんだん見方が分かってきたのではないでしょうか・・
弦の特徴としては

・弦が細く柔らかい為、比較的押さえやすい
・Light弦と比べると音は細くなる

ソロギターを演奏する方が愛用されていることもあります!さて次は・・

②Light gauge(ライトゲージ)

先ほど紹介した一般的な太さです。
特徴としても一番フラットにあたります。

③Medium gauge(ミディアムゲージ)

弦の中では比較的太いタイプにあたる弦です。Light弦と比較してみましょう。

1弦が0.012(+-0)、2弦が0.016(+-0)、3弦が0.025(+-0)、4弦が0.034(+0.001)、5弦が0.044(+0.001)、6弦が0.054(+0.001)

太い弦が少し太くなっていますね。

画像

丸で囲んだところを見ると、Medium gaugeと記載があります。
弦の特徴としては

・弦が太く硬くなる為、少し押さえにくい(痛い)
・Light弦に比べ、音はしっかりと出、力強い音が出る!

さて、いかがでしたでしょうか。
次回はおすすめの弦の紹介をしたいと思います!では店頭にてお待ちしております!



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