ギタリストの紳士淑女の皆様、そうでない皆様もこんにちは!
島村楽器あべの店の花岡です。
いやぁ、最近のジメジメ具合ときたらもうたまったもんじゃないですね。
そろそろ梅雨かな?
洗濯物をうかつに干せない季節がやってきそうな予感。一人暮らしの僕には辛い話。
かといって部屋干しはしない主義の花岡です。
さぁさぁ、そんな湿気もジメジメもぶっ飛ばすぐらいのブレイクダウン!今回もかましていきます!!
さて、今回は3拍目。これからどんどん激しさが増していきそうです!(多分)
さて、、、今回は何を特集しようかな、、、、
はい!今回は僕が写真で持ってるこれ!
そう、今回も尖ってないギターです。尖ってないけどこいつは、、、やばいですよ!皆さん!
なんかやたらどや顔してるけどそこは気にしないでください。
HISTORY TH-LC
今回特集するのはこのレスポールカスタムタイプ!
レスポール、、、カスタム??普通のレスポールとどう違うねん、、、
と思われる方もいらっしゃると思います。
その辺も含めてこれから解説していきます。
まずこのレスポールカスタム、パーツがとにかく豪華な印象がありますね。
ペグ、ピックアップカバー、ブリッジ全部ゴールド!
ゴールド、、、
もうとにかくゴールド、、、
ブルジョワ
このセレブ感、好きです。
そしてゴールドのパーツにワインレッドのボディっていうところが、僕は好きです。
上品でしょ?でしょでしょ?
貴族の家にありそう。レスポールカスタムといえば白か黒!という印象が個人的にありますが、これはこれですごくいい味出してると思います。
僕が一番好きなのは黒なんですけどね。
毎回お約束の小並感連発ですいません。
なんで今回レスポールカスタムなんだよ、と思われている皆様!それにはちゃんと理由があります。
レスポールカスタムは豪華且つ派手な見た目からHR/HM系ギタリストに愛用される傾向のあるギターなんです!
ランディー・ローズ、ザック・ワイルドといったギタリストが使用している例があります。
あとTriviumのマシューもレスポールカスタムを使用していますよね!
*Epiphone公式より引用
レスポールにEMG。まさにメタル専用機。
そして男前。
ボディ材
このギターの魅力、それはボディにあると言っても過言ではないでしょう!
セレブ感満載のこのギターのボディ材は200年程前の木材なのです。
通称ヘリテイジウッド!ヘッド裏にその刻印が!!
200年前.....?ってなった方もいらっしゃると思います。もっと詳しく説明すると200年前に伐採され、
水の底に沈んでいた木です。
水の中
ここ超重要なポイントですよ皆さん。水の中で長期間沈んでいた木材......ただ沈んでいただけではありません。
沈んでいる間にバクテリアが木の中の不純物を分解していたのです。
なんや小難しいことを言っていますが要するにバクテリアは偉大です。そういうことにしときましょう。
山あり谷ありの200年を木材として送ってきたこのギター。
どんな過去を背負ってるのか想像するだけで僕はワクワクします。妄想がはかどりますね。
冗談はさておき、不純物の分解された木材なので鳴りが良く、倍音が豊か。とにかく一度弾いてみてください、としか言いようがないです。
鳴りの良さに度肝を抜かれて下さい。
普通のレスポールとどう違うの?
カスタムっていうのは分かったけど、普通のレスポールとどう違うのか、そこめっちゃ気になるポイントだと思います!
大きな違いとしてはまず指板材があげられるのではないでしょうか。伝統的なGibsonのレスポ―ルにはローズウッドが使用されていることが多いと思います。それに対しカスタムタイプは真っ黒なエボニーを使用しているんですね!
これ!その点も含め豪華なわけです。
あとはパーツ類のカラーリングにもかなり違いがありますよ!
*Gibson公式より引用
これがギブソンのレスポールトラディショナル。
レスポールカスタムに比べてパーツ類、木目にナチュラルさを感じますよね。
レスポールカスタムは先程紹介させて頂いたようにとにかくゴールド。
豪華さを取るか、ナチュラルさを取るか
さあ貴方はどちらのレスポール?って話になると思います。
違いを明確化させるため、店頭にあるレスポールトラディショナルとレスポールカスタムを弾き比べてみました。
前者は中高域がガガッと出ている感じですかね。
それに対し、後者は中低域がズッシリ出ている感じがあります。
アンプを同じ設定にして、同じリフを弾いてみても全く出音が違うんです。キャラの違いがはっきり分かって面白い!
レスポールトラディショナル「ガッ!ガッ!ガッ!ガッ!」
レスポールカスタム「ズン!ズン!ズン!ズン!ズン!ズン!」
何ギターに喋らせてんだ、と思われそうですけどほんとこんな感じ。
コイルタップ
そしてこのギターにもいつものお約束........
今回もやっときましょうか!
はい.........
カチャ......
これね。(2回目)
ぶっとい音が出るレスポールカスタムですが、粒立ちの良い繊細な音を出してみるのもいいと思います!
ギャップ萌え、ここにあり。
僕はフロントでコイルタップし、コーラスをかけた音が好きでした。
色っぽさ、繊細さを兼ね備えた音になります。
きれいな音も難無く出せますが、やはりイカついフレーズも弾きたいですよね!
そんな貴方に応えてくれるギターであること間違いなし。
弾いてみた感想
出音が太いなぁ、という印象。リアは立ち上がりの良いエッジのある音!
フロントはあま~~~~い音を出してくれます。
指板のエボニーが影響してか、立ち上がりのいい音が出ます。
メタルコア愛好家としてリアで刻みまくるのが好きな僕ですが、フロントでおしゃれなフレーズをつま弾くのも好きなお年頃です。
おっさん化してる感じが音楽の趣向にも日々表れ始めている花岡でございます。
今回、Gibsonのレスポールトラディショナルとじっくり弾き比べを行いましたが音の太さがまず違います!同じ設定で弾いた時の音圧の差に度肝を抜かれたとでも言っておきましょう。
前回特集したPRS CE24もなかなか良いドライブサウンドを出してくれるギターでしたが、このレスポールカスタムもPRSとは違ったドライブサウンドを出力してくれます。
見た目も出音もズッシリしたのが好きなあなたはレスポールカスタムでいくしかない!!
て な わ け で
メタルコア専用機に、このレスポールカスタムいかがですか?
メーカー | 品番 | 税込販売価格 | 付属品 |
---|---|---|---|
HISTORY | TH-LC | ¥237,600 | 専用ハードケース |
記事を書いてるのはこんな人・・・
はい!そんなわけで3拍目はここまで!メタルやってる人がレスポールカスタムを使用しているのをよく見かけますが、今回その理由が分かった気がします。ズッシリとした音を求めるならこのギターで間違いない!
そしてディストーションだけではなく、クリーンで甘い音を出してもよし!コイルタップで煌びやかな音を出してもよし!
このギターを使いこなせばランディ・ローズの再来と言われること間違いなし。
この写真の僕やたら決め顔してますね。てか目つき悪いな。
続く...
お問い合わせ
店舗名 | 島村楽器 あべのand店 |
---|---|
電話番号 | 06-6624-2511 |
担当 | 花岡 |
※記事中に販売価格、在庫状況が掲載されている場合、その情報は記事更新時点のものとなります。店頭での価格表記・税表記・在庫状況と異なる場合がございますので、ご注意下さい。